カープな毎日

カープファンのひとりごと。

シーソーゲームを制して3連勝

2011年08月18日 22時05分35秒 | 試合結果
広島 002 100 020 5
阪神 102 000 100 4
勝利投手:梅津2勝1敗
敗戦投手:小林宏1勝5敗
セーブ:サファテ1勝1敗31S
本塁打:[広島]栗原9号
    [阪神]金本7号

 先発のジオは変化球の切れが悪く、初回に平野に3塁打を打たれると、2死後に新井貴に適時内野安打を打たれて先制されてしまいました。
 打線は阪神先発の蕭に対して初回、2回と得点圏に走者を進めて、チャンスを作るものの、あと1本が出ませんでしたが、3回に敵失などで2死2塁とすると、栗原が2ランを放ち逆転に成功しました。
 ジオは、2回は配球を変えて抑えたものの、逆転した直後の3回に3連打で同点とされ、なおも1死1,3塁の場面でこの試合2回目のボークを犯して勝ち越し点を献上してしまいました。

 嫌なムードが漂い始めましたが、4回にバーデンの2塁打と嶋の四球で無死1,2塁として、石原がバント失敗で走者を進めることができませんでしが、2死後に東出が適時打を放って、試合を振り出しに戻しました。
 4回と5回は岸本がパーフェクトリリーフの好投を見せると、6回も豊田が三者凡退に抑えました。しかし、7回に金本に本塁打を打たれて勝ち越しを許すと、更に藤井彰に安打を打たれてしまい、梅津に交代しました。
 梅津は代打マートンを遊ゴロ併殺に打ち取り、追加点は与えませんでした。

 7回は1死からバーデンが安打を放ち出塁すると、代走赤松が盗塁を成功させると、嶋の遊ゴロを鳥谷が3塁へ悪送球してたため、赤松が生還して同点に追い付き、更に石原が適時2塁打を放って勝ち越しに成功しました。
 8回は青木が、9回はサファテが三者凡退に抑えて、阪神を三タテしました。これで阪神と入れ替わり3位に浮上しました。


 今日は本当にどうなるか分からない試合でした。3回に栗原が逆転2ランを放った時には、これでカープペースに試合になると思いましたが、その裏にジオがあっさり同点とされ、更にボークで勝ちされてしまう最悪の展開でした。
 直後の4回にチャンスで打席が回ってきた時に代打を送られましたが、これはジオの投球が良くなく、完全に試合の流れが阪神に傾く前に交代させたということでしょう。
 本来なら先発に1イニングでも多く投げさせて、中継ぎの負担を軽減させたいところでしょうが、勝ち越され方が悪く耐えきれなかったのでしょうね。
 この采配が的中して、同点に追いついたところで試合は落ち着きました。7回に阪神が長打で勝ち越すも、8回に阪神の失策により同点となったところで、カープに流れが傾きました。
 今日のような競った試合展開では、ミスをした方が負けるということでしょう。阪神は3回にも失策がきっかけで逆転されており、8回も失策が絡んでいました。
 一方のカープはジオのボークが2回あったものの、早めの継投で悪い流れを断ち切りました。
 今季は競った試合が多いから、ミスをしたチームが負けるのは当たり前ですね。カープも気を引き締めて、ミスのない試合をしていけば、上位に踏みとどまることができるはずです。
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苦手スタンリッジを攻略

2011年08月17日 23時32分34秒 | 試合結果
広島 000 131 000 5
阪神 020 000 200 4
勝利投手:梅津1勝1敗
セーブ:サファテ1勝1敗30S
敗戦投手:スタンリッジ8勝4敗
本塁打:[広島]栗原8号
    [阪神]金本6号

 先発福井は2回に無死1塁からボークを犯して走者を進めると、金本に2ランを打たれて先制を許してしまいました。更に四球とボークでピンチを作ってしまいましたが、ここは後続を打ち取り2失点で凌いだものの、この回で降板となりました。

 苦手スタンリッジに対して走者を出すものの得点できませんでしたが、4回に栗原のソロ本塁打で1点を返すと、続く5回には嶋の2塁打、倉の安打で無死1,3塁とすると、石井の適時2塁打で同点とし、更に東出と木村にも連続適時打が出て逆転に成功してスタンリッジをKOしました。
 6回にもバーデンと嶋の連続2塁打で1点を追加しました。

 3回からは梅津が2イニングを、5回は岸本、6回は豊田が無失点に抑えました。7回に今村が2安打1四球で満塁のピンチを作ると、犠飛と適時打で2点を返されたものの逆転は許さず、9回はサファテが三者凡退に抑えて阪神に連勝しました。

 借金は2となり、3位阪神とは0.5ゲーム差に迫りました。


 3回まで毎回安打を放ちながらも、後続が続かず無得点でスタンリッジへの苦手意識が感じられましたが、4回の栗原の一発が雰囲気を変えたと思います。
 5回は栗原が作った流れに乗ることができたから、3得点でスタンリッジを攻略できたのでしょう。
 これでスタンリッジへの苦手意識が無くなることを願いたいですね。
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前田智決勝2塁打

2011年08月16日 22時00分40秒 | 試合結果
広島 000 000 102 3
阪神 000 000 010 1
勝利投手:前田健7勝8敗
セーブ:サファテ1勝1敗29S
敗戦投手:藤川3勝2敗27S

 前田健と能見のエース対決となった試合は、予想どおりの投手戦となりました。前田健は立ち上がりから球のキレ、制球とも素晴らしく、阪神打線に全く寄せ付ける隙を与えず、7回まで3安打1四球の抑え、2塁さえ踏ませませんでした。
 
 一方のカープ打線は、能見対して6回まで2安打に抑えられました。しかし7回に丸の安打と盗塁、バーデンの四球で2死1,2塁とすると、石原が適時打を放って1点を先制し、均衡を破りました。
 8回にも2死から廣瀬の安打、栗原の四球、丸の安打で満塁として追加点のチャンスを作りましたが、赤松が三振に倒れてしまいました。

 好投を続けていた前田健でしたが、8回に1死から代打の関本と桧山に連打を打たれて1,3塁とされると、マートンにスクイズを決められて同点に追いつかれてしまいました。
 阪神は9回から藤川を投入しましたが、先頭のバーデンが四球を選び出塁するも、石原がバント失敗で送れませんでした。これで嫌な雰囲気を感じましたが、代打石井が2塁打を放って2,3塁の勝ち越し機を作ると、東出が粘って四球を選び満塁として、代打前田智が2点適時2塁打を放って勝ち越しに成功しました。しかし、続く2,3塁のチャンスでは中東がスクイズを空振りしてしまい、更なる追加点は奪えませんでした。
 9回は守護神サファテがマウンドに上がり、鳥谷、新井貴、ブラゼルの阪神クリーンアップを三者凡退に抑えて連敗を2で止めました。

 4位中日が敗れたため、カープが4位に浮上し、3位阪神とも1.5ゲーム差となりました。


 今日は打線が前田健の好投に応えようという強い気持ちが感じられました。7回の石原の適時打は能見のフォークに食らいついて左前に運びました。
 同点に追いつかれた直後の9回も、藤川から先頭のバーデンが粘って四球を選んで出塁すると、石井が石原のバント失敗を取り返す2塁打を放ちました。更に東出も粘って四球を選ぶと、代打前田智も藤川のフォークに食らいついて決勝の左翼線2塁打を放ち、8回まで1失点に抑えた前田健の好投に報いました。
 
 野手陣が前田健に白星を付けたいという思いが一つになった試合だったと思います。藤川の調子が良くなかったのは確かだと思いますが、藤川から2点を奪うことができたのは、気持ちが勝ったからだと思います。特にバーデンが粘って四球を選んで出塁したことが、藤川を攻略できるという雰囲気を流れを生み出した思います。
 今日のような試合が出来れば、まだまだ上位争いに残ることができるはずです。でも、なぜ巨人戦ではできないのでしょうかね。
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走塁ミスで流れが変わり連敗

2011年08月14日 20時40分13秒 | 試合結果
広島 000 110 000 2
巨人 000 033 00X 6
勝利投手:西村5勝
敗戦投手:バリントン11勝6敗
本塁打:[広島]天谷1号、石原2号
    [巨人]阿部13号

 先発バリントンは制球、球のキレ、テンポと全てがすばらしく、巨人打線に的を絞らせませんでした。3回に四球を与えた以外は、4回までパーフェクトに抑える好投でした。

 打線は苦手西村に対して、3番天谷、6番石井を起用する左打者を並べる打線で臨むと、2回に石井が安打で出塁し、嶋が2塁打を放ちましたが、石井が本塁憤死で先制できませんでした。
 しかし、4回に天谷が本塁打を放って先制すると、5回には石原も本塁打を放ち追加点を挙げると、1死後に東出と木村の連打で1,2塁とし、天谷が左前打を放つも、東出のスタートが遅れ本塁に戻れず満塁となりました。ここで栗原が三直併殺となり、西村攻略とはならず、試合の流れも変わってしまいました。

 直後の5回裏に高橋由、小笠原の連打で無死1,2塁とされると、阿部に逆転3ランを打たれてしまいました。更に続く6回は、長野とラミレスの安打などで無死1,3塁とされたところで青木に交代しましたが、青木が高橋由に適時打を浴び、1死後阿部に四球を与えて満塁とすると、代打高橋信に2点2塁打を打たれて、決定的な3点を奪われてしまいました。

 突き放されながらも打線は諦めず、代打松本の2塁打、木村の安打、天谷の四球で1死満塁として、反撃ムードが高まりましたが、栗原と丸が連続三振に倒れて反撃はなりませんでした。

4位中日も敗れたため、ゲーム差は0のまま変わらずですが、3位巨人とは2ゲーム差に開いてしまいました。


 前半は完全なカープペースで試合が進みましたが、一つのミスで流れが完全に変わってしまいました。5回に石原が本塁打を放つと、カープが押せ押せムードとなり、東出と木村が連打を放ち追加点のチャンスを作りました。ここで天谷が左前へ安打を放ちましたが、東出が打球が落ちるのを確認してからスタートしたため、3塁止まりとなりました。
 東出が3塁の緒方コーチを見てスタートを切れば、本塁に戻れたはずです。この小さな走塁ミスが試合の流れを変えてしまいました。満塁から栗原の打球は捕えていましたが、運悪く3塁古城のほぼ正面に飛んでしまい、2塁走者木村が戻れず併殺となり、追加点を挙げられませんでした。
 巨人のように長打で得点できないカープにとっては、走塁が得点の大きな鍵となります。そこでミスが出てしまっては勝つことができないですね。
 
 
 今日も勝てる試合を落としてしまい、巨人戦は1勝2敗と負け越してしまいました。前回の対戦に続き、今カードも一つ違えば3連勝出来た試合内容でした。今季の巨人戦はそんな試合が続いています。ミスで試合を落としていることから、チーム力に大きな差は無いと思います。次回対戦こそは、ミスのない野球でカードの勝ち越し、そして3タテをしてほしいですね
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継投失敗で逆転負け

2011年08月13日 21時56分31秒 | 試合結果
広島 100 010 000 2
巨人 000 020 03X 5
勝利投手:山口3勝1敗2S
セーブ:久保3勝1敗8S
敗戦投手:岸本3勝1敗
本塁打:[巨人]阿部12号

 昨日の良い流れそのままに、初回に東出の安打と犠打で2死2塁として、栗原の適時打で先制点を挙げました。
 2回から4回は東野に無安打に抑えられましたが、5回に嶋の2塁打、倉と東出の四球で1死満塁のチャンスを作ると、木村の犠飛で1点を追加しました。

 先発の篠田は初回に坂本の安打などで2死3塁のピンチを迎えるも、ラミレスを補邪飛に打ち取り無失点で切り抜けると、その後は適度な荒れ球で巨人打線を抑えて、4回まで2塁さえ踏ませませんでした。
 5回に1死1塁から阿部に2点本塁打を打たれて同点に追いつかれてしまいましたが、その後も崩れることなく、巨人打線に追加点を与えませんでした。

 打線は6回に1死から丸があわや本塁打という特大の3塁打を放ち、勝ち越し機を作るも、バーデンが三振、嶋が中飛に倒れてしまいました。
 8回には木村が安打で出塁し無死1塁とするも、廣瀬がバントを失敗して送れず、その後、盗塁と丸の死球で2死1,2塁と攻めるもバーデンがニゴロに倒れて勝ち越せませんでした。

 8回に篠田が1死を取ったところで、今日2安打の坂本に対して岸本に交代しましたが、2塁打を打たれ、藤村に四球、長野に前進守備の頭を越える2点3塁打を打たれてしまい、ラミレスにも犠飛を打たれて、決定的な3点を失ってしまいました。
 9回は久保に三者凡退に抑えられて巨人戦の連勝はなりませんでした。


 今日は勝てる試合を落としてしまいました。篠田は阿部に2ランを打たれた以外は、素晴らしい投球でした。しかし、打線が篠田に応えられませんでした。
 特に6番バーデンがブレーキとなりました。6回の1死3塁で三振して、絶好の勝ち越し機を逃してしまったのは痛かったです。
 そして、最大の敗因は8回の攻防でしょう。8回に無死1塁で廣瀬がバントを失敗して送れませんでしたが、木村が盗塁を決めて失敗を帳消しにしたところまでは良かったですが、その後2死1,2塁でバーデンをそのまま打たせました。前の打席ではチャンスで三振するなど、今日のバーデンは全く打てる気がしませんでした。あの場面は代打を送るべきだったと思います。
 投手が左の山口だったため、バーデンをそのまま打たせたのでしょう。ベンチには赤松、小窪、石原しか右打者がおらず、切り札的存在がいなかったことも、代打を送らなかった原因と思われます。こんな時に井生がいれば…と思ってしまいました。左右を気にせず、前田智を使うという手もあったと思うのですが、野村監督は左右を気にするので、その考えはないでしょうね。
 その裏に投手を岸本に代えた時、岸本の打順の兼ね合いもあり、バーデンを小窪に代えました。代えるつもりなら、尚のこと代打を送ってほしかったですね。

 継投についても、篠田を代えるタイミングが理解できませんでした。球数も97球と決して多い訳ではなく、球を捕えられ始めた訳でもないのに、いきなり交代となりました。
 坂本が2安打1四球と篠田に合っていたことから、岸本に代えたのでしょう。しかし、その後の藤村、長野、ラミレス、高橋由には全く打たれていないことを考えれば、坂本に本塁打を打たれない限りは、後続を抑えるて無失点で投げ切れたと思います。
 岸本の調子が下降気味であることを考えると、危険な継投だと思ったところで、案の定失点してしまいました。
 これから連戦が続き、中継ぎ投手が苦しくなる時期なので、先発が行けるとこまで投げさせて、少しで中継ぎ投手の負担を減らすことも重要になってきます。早めの継投が必ずしも良いとは限らないと思います。
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巨人戦の連敗止まる

2011年08月12日 22時24分39秒 | 試合結果
広島 030 000 100 4
巨人 000 000 000 0
勝利投手:ジオ2勝4敗
敗戦投手:澤村5勝9敗

 先発は篠田と思われましたが、ローテ順を変えてジオでした。ジオは初回に連打と四球で1死満塁のピンチを迎えましたが、高橋由を投ゴロ併殺打に打ち取り無失点で切り抜けると、2回以降は調子が上がり、テンポよくストライクを投げて巨人打線に凡打の山を築かせました。
 4回に2安打で2死1,2塁とされた以外は、無安打に抑えて2塁すら踏ませませんでした。

 打線は2回に制球が定まらない澤村を捕えて、栗原の四球と丸の安打で無死1,3塁とすると、バーデンが投手強襲内野安打で先制点を挙げ、1死後に石原の適時打で1点を追加し、更にジオの安打などで2死満塁としたところで、木村の押し出し死球によりもう1点を追加して、この回計3点を先制しました。
 3回以降は1安打に抑えられて、なかなか追加点を奪えませんでしたが、7回に東出が安打で出塁し、木村の犠打を澤村が悪送球して1死2,3塁のチャンスを貰うと、廣瀬が犠飛を放ち、待望の追加点を奪いました。

 絶対に勝ちたいカープは、8回から今村を投入して三者凡退に抑えると、9回はサファテが三連続三振に仕留めて、巨人を完封して巨人戦の連敗を7で止めました。

 3位巨人とはゲーム差が無くなり、首位ヤクルトとは5.5ゲームにまで縮まりました。徐々にヤクルトとのゲーム差が縮まり、徐々に視界に入ってきましたね。


 今日は巨人のミスを突いて得点を挙げて、投手陣が守り抜きました。
 2回は栗原が0-2から球を良く見て四球を選んだことがきっかけでした。これに丸が続きいて、バーデンの幸運な内野安打で先制しました。更に木村の死球で3点目を挙げました。
 余分な四死球が得点に繋がりやすいということを証明したようなイニングとなりました。
 7回も澤村の失策により得たチャンスで、廣瀬がキッチリと犠飛を打ち上げて、ほしかった追加点を挙げて、巨人にダメ押しをすることができました。
 相手のミスが出たところで、確実に得点を挙げることができると、相手に与えるダメージも大きくなりますね。

 ジオは立ち上がりに不安があるので、初回の1死満塁を無失点で凌いだことが好投に繋がりました。もし失点していたら、今日は全く違う展開になっていたことでしょう。
 2回からは投球のテンポも良くなり、攻撃へのリズムを作ったことが良かったですね。

 巨人戦での連敗中は好守共にミスが出て、勝ち試合をを落としていましたが、今日のような締った試合をすれば勝てるはずです。明日は前回ミスを連発した東京ドームでのデーゲームです。今日のような締ったプレーで悪い印象を払しょくしてほしいですね。
 
 
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土壇場で逆転勝利

2011年08月11日 22時01分39秒 | 試合結果
ヤクルト 1 0 2 0 0 0 0 0 0 3 7 0
広島 0 1 0 0 0 1 0 2 X 4 6 0
勝利投手: 今村2勝3敗
セーブ:サファテ1勝1敗28S
敗戦投手:バーネット1勝1敗
本塁打:[ヤクルト]畠山13号
    [広島]丸8号

 先発の福井は制球に苦しみました。初回に1死から連続短長打で2,3塁とされると、畠山のニゴロの間に先制点を奪われてしまいました。
 2回も安打と四球、暴投で1死2,3塁のピンチを作るも、館山と青木を抑えて無失点で凌ぎました。
 2回に丸がソロ本塁打を放って同点に追い付きましたが、直後の3回に四球を与えた後、畠山に本塁打を打たれて勝ち越しを許してしまいました。更に2安打と四球で1死満塁のピンチを迎えるも、相川と館山を打ち取り2失点で食い止めました。
 福井は4回にも2死球を与えるなど、立ち直る気配が感じられなかったため、4回で降板となってしまいました。
 5回からは豊田を投入し無失点に抑えると、7回は岸本、8回は今村が無失点に抑えて追加点を与えませんでした。

 打線は4回1死1塁で栗原が併殺打、5回無死1,2塁では1死後に重盗を仕掛けて失敗と拙攻を繰り返してしまいました。
 6回に代打石井の四球、東出の安打、廣瀬の死球で1死満塁として、栗原が犠飛を放って1点を返すと、8回には東出の四球と廣瀬の死球で1死1,2塁のチャンスを貰うと、栗原が適時打を放って同点に追い付き、更に丸にも適時打が飛び出して勝ち越しに成功しました。
 9回はサファテが三者凡退に抑えて、土壇場でヤクルトに逆転勝ちしました。


 福井はかなり調子が悪かったようですね。4回で86球を費やし、被安打6、与四死球5と大崩れしてもおかしくない数字でした。それでも奪三振6個と要所で三振を奪えたことが3失点で済んだ要因でしょう。また打順にも恵まれましたね。2回と3回のピンチではどちらも投手の館山が打席に入ったことで、福井は助られてと思います。
 できれば、5回まで投げさせたかったと思いますが、リズムの悪い投球では攻撃のリズムも良くならないという判断で交代させたのでしょうね。次回登板ではビシッと抑えてもらいたいです。


 打線は3回まで丸が本塁打を放ったものの、館山に翻弄されていました。ようやく捕え始めてきたと思った4回と5回は拙攻でチャンスを潰す嫌な流れでした。
 しかし、豊田以降のリリーフ陣が5回以降ヤクルト打線を1安打に抑える好投で、リズムを作ると、次第に流れもカープに傾き始めました。そして8回の逆転劇に繋がりました。
 主役はやはり丸でしょう。2回の同点弾に続き、8回には勝ち越し2塁打と2安打2打点の活躍でした。昨日はチャンスで打てず悔しい思いをしたと思いますが、直ぐに取り返すことができたのは素晴らしいです。やはり気持ちが強いのでしょうね。
 バーデンが慣れて5番を打つにはもうしばらく時間が掛かると思いますので、丸には5番打者として頑張ってもらうしかありません。
 今日のような強い気持ちを持って打席に入れば、きっと良い結果が付いてくるはずですね。:
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また七条を打てず

2011年08月10日 22時01分24秒 | 試合結果
ヤクルト 0 0 2 1 0 0 0 1 2 6 10 0
広島 0 0 0 0 0 0 0 1 0 1 10 0
勝利投手 [ ヤクルト ] 七條(4勝0敗0S)
敗戦投手 [ 広島 ] 前田健(6勝8敗0S)
本塁打 [ ヤクルト ] ホワイトセル 11号

 前田健は初回に2死から連続四球で1,2塁とするなど、制球に苦しみ、直球のキレも良くありませんでした。このピンチはバレンティンを三振に仕留めてきりぬけましたが、3回に1死1塁からホワイトセルに本塁打を打たれて2点を先制されると、3回には宮本の3塁打と川端の適時打で1点を追加されてしまいました。その後は辛抱強く投げて、走者を出しても得点は与えませんでした。

 ヤクルトの先発は前回対戦で抑えられた七条ということで、今回はリベンジを果たしてくれると思いましたが、チャンスであと1本で出ませんでした。
 4回は1死から栗原が2塁打を放つも、丸とバーデンが凡退していまい、6回にも木村と栗原の安打で2死1,3塁とするも、丸が三振に倒れて無得点に抑えられてしまいました。

 8回からは梅津が今季初登板を果たすも、先頭バレンティンへの四球をきっかけに1死2塁とされ、川端の2塁内野安打の間に痛恨の1点を失ってしまいました。
 沈黙していた打線は、8回に代わったバーネットに対して無死1塁とするも東出の併殺打でチャンスを潰したかと思われましたが、木村、廣瀬、栗原の3連打で1点を返し、更に久古から丸が安打を放ち2死満塁の大チャンスを作りました。ここでバーデンに代えて代打前田智を送り勝負に出ましたが、松岡に投ゴロに打ち取られてしまい、1点止まりでした。
 9回には青木と岸本を投入するも決定的な2点を失ってしまい、ヤクルトに完敗してしまいました。
 

 今日は5番丸がキーポイントとなりました。4回、6回とチャンスで打席に入り、中飛と三振に倒れてしまいました。今日は木村と廣瀬が2安打ずつで、栗原が3安打と当たっていましたが、丸がブレーキとなりました。
 やはり5番を打つ打者が打線のキーマンになりそうです。栗原が上向いて、廣瀬も徐々に当たりが出てきているので、あとは5番が打てば得点力は上がるはずです。バーデンが5番に入れる状態になってくれれば良いのですが、まだもう少し時間が掛かりそうです。丸以外には適任がいないこともあり、バーデンの調子が上がってくるまで、もうしばらく丸に頑張ってもらいましょう。

 8回の攻撃はもったいなかったですね。この回だけで4安打1死球ながら得点は1点のみ。東出の併殺打がもったいなかったです。せめて2塁封殺で済んでいれば…と思ってしまいます。
 ヤクルトと同じ10安打を放ちながら、たったの1点では勝てませんね。2試合連続1得点と打線が湿りがちです。明日こそは打線が奮起してほしいですね。

 打線以上に心配なのが中継ぎ投手です。特に岸本と青木は明らかに調子が落ちています。最近は出ると打たれて失点するか、ピンチを作って降板する感じです。
 今のリリーフ投手は今村とサファテ以外は、投げてみないと分からない状態で、今後の試合が心配になります。そろそろ、中継ぎ投手の入れ替えが必要な時期に来ていると思います。また昨季のように終盤にひっくり返される試合は見たくないですからね。

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バーデン初本塁打で連敗止まる

2011年08月09日 21時25分02秒 | 試合結果
ヤクルト 000 000 000 0
広 島 010 000 00X 1
勝利投手:バリントン11勝5敗
セーブ:サファテ1勝1敗27S
敗戦投手:石川6勝6敗
本塁打:[広島]バーデン1号

 バリントンが連敗ストップを託されてマウンドに上がり、期待通りの投球を披露してくれました。初回に安打と犠打で1死2塁とされるも、ホワイトセルと畠山を打ち取り無失点で切り抜けると、その後は制球が良く、走者を出しても連打は許さず、ヤクルト打線に凡打の山を築かせて、7回まで投げて散発4安打で3塁を踏ませない好投でした。

 打線は初回に東出の安打と犠打で1死2塁とするも、廣瀬と丸が倒れて無得点。2回も先頭赤松が安打で出塁しながら、牽制死するなど繋がりませんでした。しかし、ここでバーデンが左翼に本塁打を放って1点を先制しました。これで打線が活気づくかと思いましたが、5回はバーデンとバリントンの安打で1死1,2塁とするも、東出と木村が凡退して追加点を挙げられず、6回の無死1塁も栗原、丸、赤松が倒れてしまいました。
 8回には代わった久古から東出が2塁打を放ち、無死2塁の大チャンスでしたが、木村がバント失敗で送れず、代打前田智が中飛、栗原が三振に倒れてしまいました。

 8回からは今村がマウンドに上がりました。長野への死球の影響が心配されましたが、川端、相川、代打武内を打ち取るパーフェクトリリーフでサファテに繋ぎました。
 サファテは1人走者を出したものの無失点に抑えて、チームの連敗を3で止めました。

 巨人と阪神も勝ったため、順位に変動はありませんでしたが、首位ヤクルトとのゲーム差が6.5まで縮まっていました。微かながらツバメの尻尾が見えてきましたね。もしかすると、上位チームは大混戦になるかもしれません。この団子状態から置いていかれないようにしないといけませんね。


 5回も先頭打者を出しながら、1度も得点に結び付きませんでした。普通なら流れを失って負けていても仕方ない状態でしたが、バリントンがヤクルトに流れを渡さない好投で救ってくれました。
 そして、もう一人の主役はバーデンです。先週末の巨人戦では3試合無安打とまだ本来の打撃が見られませんでした。日本の野球に慣れるまでもう少し時間が掛かるかと思われました。しかし、第1打席でいきなり本塁打を放つと、第2打席でも安打を放ち、状態が上がってきたことを感じさせました。
 これからは投手に疲れが見え始める時期となり、打撃戦の増加が予想されるので、バーデンの状態が上がってきたことは、明るい材料ですね。
 今のところ丸を5番に起用していますが、少し役不足な感は否めません。バーデンの調子が上がり打ち始めてくれれば、打順を5番に挙げて、丸を6番に下げることができるので、面白い打線になりそうで楽しみですね。
 
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正念場の8月

2011年08月08日 22時03分25秒 | 日記
 巨人に2カード連続で3タテされてカード7連敗となり、完全に苦手意識が植え付いてしまいました。8月の巨人戦は6試合残っており、この苦手意識を払しょくしないと、上位に食い込むことが難しくなります。
 そのためにも、今週末にある巨人戦は何として勝ち越さないといけません。しかし、場所は東京ドームで、土日の試合はデーゲームと、前回の守乱が頭をよぎります。
 ただでさえ、巨人戦は投手陣が打ち込まれるケースが多いところに、守備にも不安を抱えてしまっては、苦しい戦いになることは必死でしょう。
 巨人とまともに打撃戦をしても勝てるはずがないので、ディフェンスをしっかりすることで勝機を見出すことができると思います。選手・首脳陣は前回の教訓を活かした対策をしていると思うので、その成果がでることを期待しましょう。

 昨日、今村の投球を頭部に受けた長野は、左ほお骨にひびが入っているとのことでした、出場選手登録は抹消しない明日からの横浜戦は欠場することになったようです。
 もちろん今村は反省をする必要はありますが、故意に投げた訳ではないので、必要以上に考えすぎないでほしいですね。
 これで今村が内角に投げられなくなってしまっては、本人にとっても、チームにとっても大きな損失になります。
 死球によるケガはプレーする以上は、起こり得ることです。昨季も栗原が死球で骨折して長期離脱しているのですから、それと同じことです。
 首脳陣は今村の心のケアをしっかりとしてあげて、明日からの試合でも元気に投げてくれることを願いたいですね。

 相澤が登録抹消となりました。代わりに中継ぎ投手を昇格させるのでしょうが、なぜ前日に大島の代わりに林を抹消したのか分かりません。林は結果を出していたので、中継ぎとして期待できると思ったのですが…。
 直ぐに相澤を抹消するのであれば、大島と林を入れ替えれば良かったのではと思ってしまいますね。
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