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カープな毎日

カープファンのひとりごと。

小松好投も援護なし

2009年07月19日 22時27分41秒 | 試合結果
ヤクルト 002 001 000 3
広 島 100 000 000 1
勝:石川8勝5敗
セ:林昌勇3勝1敗21S
敗:小松2勝2敗
本:[広島]フィリップス4号

 昨日は終盤の逆転劇で連敗を止めて、今日は初回にフィリップスのソロ本塁打で幸先良く先制したので、波に乗れたかもと思いましたが、そんなに甘くはありませんでした。
 先制したあとに連打で2死1,3塁として、今日もスタメンマスクを被った会澤が打席に入り、追加点を期待したのですが、結果は二ゴロで無得点。
 逆転された直後の3回1死1,2塁は栗原、マクレーンが凡退、4回は1死2塁で昨日大当たりだった末永でしたが三振に倒れてしまい、追いつくことができませんでした。5回以降は1安打に抑えられて2塁すら踏めず、石川の投球に翻弄されてしまいました。
 先発の小松は毎回のように走者を背負いながらも、粘り強く投げて7回を3失点にまとめましたが、味方の援護が無く2敗目を喫してしまいました。

 昨日で連敗を止めて、今日も勝って波に乗って、明日からのナゴヤドームでの中日戦に望みたかったのですが残念でした。
 中日はチーム状態が良いので、また3タテするのは難しいと思いますが、何とか2勝1敗で乗りきって、前半戦を締めくくりたいですね。何としても中日戦の連敗を止めて欲しいですね。 

 前半に何度か得点機がありながら、あと1本がでなかったですね。それも昨日の勝利の立役者となった会澤と末永が共にスタメン起用されて、チャンスで打順が回りながら、凡退して得点できなかったことは、何だか皮肉ですね。
 昨日の良い流れをそのまま繋げようとして、会澤と末永をスタメン起用した意図は分かりますが、会澤を6番、末永を8番に据える打順は理解に苦しみます。
 確かに会澤は当たっており、打順を上げたい気持ちは分かりますが、まだ1軍経験の浅い捕手ということを考えれば、打撃に過度な期待を持たせる打順より、楽に打てる下位打線に起用するべきだと思います。
 また、末永を8番に起用した理由は、ヤクルト先発の石川が左だからだと思いますが、それほど左対左を意識する必要があるのでしょうか。確かに今日の末永は無安打でしたが…。
 ただ、今までは相手先発が左投手の場合には、末永をスタメンから外していたことを考えると、ブラウン監督なりに考え方を改めたと思います。これからも末永は相手先発の左右に関係なく起用して欲しいですね。 
 
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スタメン会澤大当たり 連敗止める

2009年07月18日 22時54分43秒 | 試合結果
ヤクルト 010 200 010 4
広 島 010 000 25X 8
勝:永川2勝4敗22S
敗:五十嵐1勝2敗1S
本:[ヤクルト]デントナ17号

 今日も昨日に続き、先発青木高がデントナに先制本塁打を浴びましたが、会澤のプロ初打点となる左2塁打で同点に追いつきました。
 しかし、4回にまたしてもデントナに2点2塁打を浴びて勝ち越されてしまい、今日も諦めムードが漂い始めた7回に、2死無走者から会澤の安打を足がかりに4連打で同点に追いついたものの、8回に三度デントナに適時打を浴びて勝ち越されてしまい、完全に諦めモードになってしまいましたが、今日はここから打線が粘りました。1死1,2塁から梵の2塁打で同点に追いつき、さらに2死満塁から末永、東出の連続適時打が飛び出し、この回5点を奪って、ついに逆転に成功。9回は永川が締めて、7月8日以来の白星となりました。
 
 ようやく連敗が7で止まりました。6回までは完全に連敗中と同じで、安打は出るが繋がらない状態。今日もこのまま試合終了かと思われましたが、7回の攻撃で一気に流れが変わりましたね。
 会澤の安打から、代打嶋の幸運な安打、そして末永と東出の連続適時打が飛び出し、これで連敗中の暗い雰囲気が吹き飛びました。8回表に勝ち越されても、勝利への執念を感じる粘りを見せての逆転でした。何と言っても本塁打なしで8得点も挙げたのは久しぶりですね。
 
 この逆転劇には会澤の存在があったからだと思います。7連敗中と泥沼の状態で、2度目のスタメンマスクを被りました。前回は本盗を許してしまうなど、苦い経験をしましたが、今日は落ち着いており、3回には青木の盗塁を刺すなど成長の跡を感じました。打つ方でも、2回に同点打、7回も同点劇の口火をきる安打を放ち、8回は1死2,3塁で敬遠されるなど、3打数2安打1打点の活躍でした。この奮闘がチームに活気を与えたと思います。
 会澤や7回と8回に適時打を放った末永など、活躍する選手を見ていると、目の前の1つのプレーに集中しており、後先のことを難しく考えていないように思います。他の選手も難しく考えすぎないで、もっとシンプルにプレーすれば良いのではないでしょうか。特に栗原などは考えすぎて、打撃を崩していると思うので、もっとシンプルに考えれば、自然と安打は出ると思いますね。

 それにしても、デントナに打たれすぎですね。昨日は4安打3打点、今日は3安打4打点と打たれすぎですね。調子が良いのだと思いますが、もう少し対策を考えないといけませんね。特に同点に追いついた直後の8回2死3塁でなぜ勝負したのでしょうか。当たっているデントナよりも、無安打のガイエルと勝負するべきだったと思います。打線が逆転してくれたから良かったものの、あのまま負けていたら、完全な采配ミスだっと思います。
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泥沼7連敗

2009年07月17日 23時38分56秒 | 試合結果
ヤクルト 010 220 000 5
広島 000 200 000 2
勝:川島亮5勝4敗
セ:林昌勇3勝1敗20S
敗:前田健5勝9敗
本:[ヤクルト]デントナ15号、16号、[広島]フィリップス3号、マクレーン9号

 昨日は終盤に粘りを見せて、今日の試合に淡い期待をしましたが、それは序盤で吹き飛んでしまいました。
 前田健が2回にデントナに先制ソロを浴びると、4回にはデントナの安打を足がかりに1四球を挟んだ3連打で2点を追加されてしまいました。
 その裏、フィリップスとマクレーンの本塁打で2点を返して1点差にしましたが、その直後に、またしてもデントナに今度は痛恨の2ランを浴びてしまいました。
 6回以降は中継ぎ陣がヤクルト打線を無得点に抑えましたが、打線もヤクルト救援陣の前に2安打に抑えられて、反撃できませんでした。
 
 ついに連敗は7にまで延びて、借金も今季最多の8となってしまいました。3位ヤクルトとの差を気にするよりも、5位阪神とのゲーム差が2となってしまいました。このままではオールスター前に5位に転落する可能性すら出てきました。
 ここが踏ん張りどころだと思いますので、とにかく1勝がほしいですね。

 打線が全く繋がりません。3度先頭打者が出塁しながら、得点には一つも絡んでいません。特に痛かったのが5回です。先頭の石井が2塁打で出塁しながら、石原は三振、代打嶋は捕邪飛、赤松は遊飛で走者を3塁に進めることすらできませんでした。2ランを浴びて再び突き放された直後でしたから、ここで1点でも返しておけば、試合は分からなかったと思います。
 なぜ、石原に送らせなかったのでしょうか。石原が3割打者か、若しくは次の前田健を続投させるなら強攻策も理解できますが、今の石原の打率で、前田健に代打を送るつもりならば、3塁に走者を進めて、最低でも犠飛で1点を取りに行くべきだった思います。
 この逸機により、チームの士気も下がり、6回以降は淡白な攻撃になってしまったように感じますね。コツコツと1点ずつとっていくのが、カープの野球だったはずですが、それを忘れた采配に思えてしまいますね。監督がしっかりと目指すべき攻撃を思い出して、采配を振るって欲しいです。
 
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延長11回力尽き6連敗

2009年07月16日 23時39分18秒 | 試合結果
横浜 010 102 000 01 5
広島 000 100 201 00 4
勝:真田3勝2敗
敗:横山1勝4敗
本[広島]マクレーン8号、石井2号

 大竹は毎回ピンチの連続で、大量失点こそ免れましたが4点を失ってしまい、連敗中のチームには重いビハインドになってしまいました。しかし、中継ぎ陣が追加点を与えず、打線の反撃を待ちました。
 打線は序盤から安打は出るものの適時打不足は相変わらずで、なかなか得点を挙げられませんでした。4回にフィリップスの犠飛で1点を返すのが精一杯で、今日もダメかと思った7回にマクレーンと石井のソロ本塁打で1点差に詰め寄ると、9回は代打廣瀬のスクイズで追いつき延長戦に突入しました。
 流れがカープに傾きかけたと思ったのですが、10回の2死満塁を逃して掴み損ねると、11回に6番手横山が決勝点を奪われてしまいました。
 前カードの中日戦に続き、2カード連続の3タテを喰らってしまい、ついに6連敗となってしまいました。6連敗も痛いですが、最下位横浜に3タテされたことは痛すぎます。上位チームを気にするよりも、下位チームとのゲーム差が気になり始めてきました。これでは、以前のカープに逆戻りですね。
 
 ブラウン監督が迷走し始めたように思えるスタメンでした。昨日は機動力と守備力重視で、フィリップスをスタメンから外しましたが、今日はまたもフィリップスを6番左翼で起用しました。たぶん、昨日が4安打と貧打だったことから、打力アップを狙って元に戻したのでしょうね。方針転換からたった1試合で元に戻ってしまったということですね。
 低迷するチームにあって、監督までもがグラついてはチームは更に迷走してしまいます。負けが込んで、何かを変えたい気持ちは分かりますが、監督は方針をしっかりと決めて、采配を振るわないといけません。機動力と守備力重視で臨むなら、
その基本方針に沿った選手起用を続けていくべきだと思います。

 先発の大竹は本来の調子ではなく、序盤からピンチの連続で、6回を投げて8安打4四球で4失点でした。しかし、打たれた割には4失点と粘ったと思います。2回の無死満塁は新沼の遊ゴロ併殺の間に1点、4回1死1,3塁では下園の犠飛による1点、5回無死3塁は無失点と要所で適時打を打たれなかったことが大量失点を防ぎましたね。しかし、球数が100球となった6回に捕まり、1死満塁から佐伯に2点適時打を打たれてしまい、この回でマウンドを降りました。
 序盤は悪いなりに抑えており、ピンチでも落ち着いた投球が出来ていたと思います。6月の大竹なら間違いなく大炎上して序盤で試合を壊していたことでしょう。 終盤に打線が奮起して追いついたことで、黒星もつきませんでした。悪くても我慢強く投げれば、黒星が付かないということでしょうね。今日の投球であれば心配する必要はありませんね。
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方針転換も効果なく5連敗

2009年07月15日 23時09分38秒 | 試合結果
横浜 200 100 300 6
広島 000 000 001 1
勝:寺原2勝3敗
敗:齊藤5勝7敗
本:[横浜]村田18号、ジョンソン12号

 戦列を離れていた天谷を緊急昇格させ、会澤を昇格即スタメン起用するという大胆な荒療治を施しましたが、効果は全くありませんでした。
 先発齊藤は初回に四球で走者を出した後、村田に先制2ランを打たれる最悪のパターンで失点すれば、4回には若いバッテリーの隙をついてホームスチールを決められて追加点を奪われ、2番手の林も7回に代打ジョンソンにダメ押し3ランを打たれてしまいました。
 打線は1番に末永、3番に天谷を起用し、フィリップスをベンチに下げる機動力重視のオーダーを組みましたが、天敵寺原の前に8回まで3塁も踏めず、散発4安打で9回に天谷の二ゴロの間に1点を返して完封を免れるのがやっとの状態でした。
 ついに今季初の5連敗と喫してしまい、3位中日とのゲーム差が8にまで開いてしまいました。いくら残り試合がまだあるとはいえ、この数字はかなりきついですね。ただ、まだ追いつくことが無理な数字ではありませんから、確実に白星を重ねて徐々に差を縮めるしかありませんね。とは言っても、今のチーム状態ではこれ以上離されないようにするのが精一杯かもしれませんね。
 幸い?明日の広島は雨予報です。9連戦中ということもあり、雨天中止で気分を一新するのも良いかもしれません。明日は天の味方を願うばかりです。
 
 明るい材料としては、末永が2安打を放ち1番の起用に応えたこと、喜田剛が代打で2塁打を放ち、今日唯一の得点の機会を作ったこと、そして会澤がプロ初安打を放ったことでしょう。今までスタメンで起用されていなかった選手は負の連鎖を引きずっていないので、安打を放ち活躍することでチームの暗い雰囲気を変えてくれると思います。今日は残念ながら勝利には結びつきませんでしたが、今のような沈滞ムードの時には、ガムシャラにプレーする選手を積極的に起用して、現状を打破するきっかけにしてほしいですね。

 齊藤は6回を投げて6安打3失点の内容で、調子が悪いという訳ではありませんが、失点の仕方が良くないですね。
 初回に先頭の吉村に四球を与え、2死後に村田に先制2ランを被弾してしまいました。余計な四球が失点に繋がる典型的なパターンでした。ただでさえ、連敗中で貧打に苦しんでいる打線に、初回の2失点はかなり大きなダメージになりました。
 イニングの先頭打者に四球を与えると失点の確率が高いので、絶対に与えてはいけません。齊藤の場合はこのパターンでの失点が多いように思います。白星を先行させるためには、この失点パターンを無くしてほしいですね。
 そして、4回には2死2,3塁で打者寺原の場面でホームスチールを決められてしまいました。これは、打者が投手ということで気の緩みがあったと思います。若いバッテリー、しかも会澤はプロ初スタメンという点を付かれての失点でしたね。これは今後の糧にして、同じ失敗を繰り返さないようにしてほしいですね。
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ルイス突如乱れて4連敗

2009年07月14日 23時18分49秒 | 試合結果
横浜 000 004 010 5
広島 000 101 000 2
勝:ウォーランド4勝7敗
セ:山口3勝4敗11S
敗:ルイス5勝5敗
本:[横浜]村田17号

 ルイスは立ち上がりからテンポ良く横浜打線を5回まで2安打に抑えていましたが、6回に突如崩れて6連打で4点を失って降板してしまいました。
 打線はミスなどで序盤の好機を活かしきれず、4回に石原の適時打で1点を挙げただけでした。逆転された後は、6回に石原の犠飛で1点を返しましたが、7回以降は横浜の小刻みな継投に交わされて無安打に抑えられてしまいました。

 地元マツダスタジアムに戻り、ナゴヤドームでの3連敗を払拭するべく臨んだ一線でしたが、エースが乱れて、打線は繋がらず、負の波を引きずってしまいました。借金も5まで戻ってしまい、なかなか5割に復帰できません。何とかここで踏み留まらないと、8月戦線に望みを繋げなくなってしまいます。明日こそは勝って、負の連鎖を断ち切りたいですね。

 今日も序盤は拙攻の連続でした。初回は無死1塁で東出がバント失敗、2回は1死1,3塁で無得点、ようやく4回に1点を先制し、5回は東出の安打と盗塁で1死2塁としながら、フィリップス、栗原が凡退で追加点を奪えませんでした。
 逆転された直後の攻撃では1死2,3塁で石原の犠飛で1点を返すのが精一杯。7回以降は全く反撃の気配を感じませんでした。
 この攻撃のリズムの悪さが好投していたルイスの突如の乱調に繋がっていることは間違いないと思いますね。打撃陣の悪い流れが、好調な投手陣にも伝染してしまったというところでしょうか。投手陣にまで悪影響が出始めると、最悪の事態になってしまいます。ここらで絶ち切ってもらわないと困りますね。

 選手が完全に中日戦3連敗を引きずってしまい、自分自身にプレッシャーを掛けてしまっているように思います。打たなければいけないと思ってしまう原因は、ブラウン監督が打撃重視に方針を変えたからでしょう。もともと打てる打線ではないので、外国人を補強して打撃重視にしたからといって、簡単に変わるはずありません。選手までも監督のように考え方を変える必要はないと思います。今までどおり、機動力で貧打を補う考え方のままで試合に臨んでほしいです。
 
 この貧打の状態を打破するには、原点回帰で長打に頼らない攻撃だと思います。ブラウン監督に考え直してもらうためにも、選手には機動力と守備で好プレーをして、その重要性を監督に思い出させてほしいです。
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痛すぎる3連敗

2009年07月12日 22時29分59秒 | 試合結果
広島 000 000 000 0
中日 000 310 00X 4
勝:川井9勝
敗:小松2勝1敗

 中日に連敗して絶対に負けられない1戦でしたが、中日と同じ8安打を放つも、打線が繋がらず、機動力で相手を揺さぶる工夫もない淡白な攻撃で、川井にプロ初完封を献上してしまいました。
 先発の小松は、走者を背負いながらも、粘りの投球で中日打線を抑えていましたが、4回に先頭の荒木を安打で出塁させると、盗塁で揺さぶられて、無死1,2塁のピンチを招き、和田と藤井の適時打で3点を失って、プロ初黒星を喫してしまいました。

 これで中日戦は8連敗となり、3位中日とのゲーム差は今季最大の7にまで広がりました。まだシーズンは半分残っているとはいえ、この数字はかなり厳しいですね。カープが快進撃をみせるか、中日、ヤクルトが連敗して落ちてくることを願うしかありませんね。

 今日は序盤から点が取れる雰囲気を全く感じませんでした。序盤はカープが良い形で走者を進め、対する中日は併殺など拙攻だったので、流れ的にはカープに向いていたはずですが、それをグッと引き寄せる力を感じませんでした。
 それはベンチの無策が原因ではないかと思います。中日の投手陣に対して連打は難しいことは十分承知しているはずなのに、全く動く気配がありませんでした。
 2回無死1塁で廣瀬はバントではなく強行策で遊ゴロ。これは結果的に走者を2塁に進められましたが、ベンチは廣瀬が安打で続くことを期待していたのでしょうか。確立的にはかなり低い作戦であり、最悪の場合は併殺も考えられます。
 3回2死1塁で走者は東出、4回2死1塁で走者は廣瀬でしたが、ここでもベンチは全く動きませんでした。2死であることを考えると、たとえ次打者が続いても得点に繋がる可能性は低いので、盗塁で得点圏に走者を進めて、川井にプレッシャーを与えるべきだったと思います。実際に中日バッテリーは明らかに盗塁を警戒していたと思います。警戒されてやめたとも考えられますが、2死ですから盗塁失敗しても、次の回はフィリップス、赤松から始まるので、何の問題もありません。
 4回に荒木が盗塁を決めて、無死2塁として小松に揺さぶりをかけて、先制機を作った攻撃とはあまりにも対照的に見えました。
 
 ブラウン監督の試合後のコメントで、中日は長打がでたが、カープは単打ばかりだという趣旨の発言がありましたが、それは開幕前から十分承知していることで、機動力で単打を長打に変える攻撃が、カープの目指すべき攻撃スタイルだと思います。フィリップス、マクレーンの長距離砲の加入で、本来あるべきスタイルを見失っているように思います。ここはもう一度、初心に帰ってチームを立て直してほしいですね。見直すには今が最後のチャンスだと思います。これ以上離されると、取り返しがつかなくなります。
 

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前田健完投負け

2009年07月11日 23時43分21秒 | 試合結果
広島 001 000 000 1
中日 000 011 00X 2
勝:吉見9勝3敗
敗:前田健5勝8敗
セ:岩瀬1勝2敗24S
本:[中日]ブランコ25号

 前田健は序盤から緩急が冴えて中日打線を4回まで1安打に抑える好投。打線は苦手の吉見から3回に栗原の右前安打で先制しましたが、4回からは1安打に抑えられて追加点を奪えませんでした。
 あとは前田健の投球頼みでしたが、5回にまたしてもブランコにソロ本塁打を浴びて同点とされると、続く6回には井端、荒木、森野の3連打で勝ち越されてしまいました。その後の1死満塁では藤井、立浪を抑えて、今日は崩れずに耐えて打線の援護を待ちましたが、援護無く8敗目を喫してしまいました。
 
 3位中日に対して7連敗と完全にカモにされています。Aクラス入りのためには、中日は倒さないといけない相手です。2位ヤクルトも苦手にしており、この2チームに対して負け越しが嵩むと、上位進出は厳しいですね。勝ち越すことは難しいかもしれませんが、せめて負け越しを2,3くらいにしてほしいですね。

 中日先発の吉見は決して調子が良いとは言えない状態でした。しかし、奪った得点は相手の失策に乗じた1点のみ。今日も初回の1死2塁のチャンスでフィリップス、栗原が凡退して得点を奪えませんでした。初回のピンチを凌いだことで、吉見はカープ打線を抑えられると思ったことでしょう。初回に先制して、吉見に立ち直るきっかけを与えないようにしないといけませんでした。

 前田健は8回で7安打を浴びながらも、2失点に抑える好投でした。球のキレ、制球も良く、緩急をつけて中日打線を翻弄しましたが、天敵ブランコに痛恨の同点本塁打を浴びてしまいました。
 ブランコには5月7日にもナゴヤドームの天上に当たる認定本塁打を浴びており、またしてもやられてしまったといったところでしょうか。ブランコは4打数1安打なので抑えているのですが、その1本が本塁打というところが痛かったですね。抑えるためには、昨日の大竹のようにバットをへし折るくらいの気合が必要といこうとでしょうかね。
 前田健にはブランコ対策を十分して、次の対戦ではしっかりと抑えて欲しいですね。とは言っても、今日の投球内容であれば十分なんですがね。
 
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延長10回痛恨被弾

2009年07月10日 23時48分23秒 | 試合結果
広島 000 000 000 0 0
中日 000 000 000 3 3
勝:河原1勝
敗:林2敗
本:[中日]ブランコ24号

 今日の大竹は本調子ではなく、毎回走者を背負いましたが、ピンチでも落ち着いて後続を打ち取り、好調中日打線を無失点に抑えました。しかし、打線が元気なく、中日先発チェンを攻略できず、得点を奪うことができませんでした。
 終盤からは休養十分の中継ぎ陣を投入し、打線の援護を待ちましたが、延長10回に5番手林が1死1,2塁からブランコにサヨナラ本塁打を浴びてしまいました。

 目下の敵である中日との大事な3連戦の初戦でしたが、またしても終盤に競り負けてしまい、対中日戦6連敗となってしまいました。
 5割を逃したことよりも、また中日にあと一歩及ばずに負けてしまったことが残念です。ずっと惜しい負け方をしているだけに、悔しさが倍増してしまいます。
 初戦を落としてしまったので、残りの2試合は絶対に勝たなければいけません。これ以上中日戦の連敗が伸ばす訳にはいきません。明日先発予定の前田健に期待しましょう。

 ブラウン監督は守備・機動力よりも打力優先の方針を打ち出し、フィリップスとマクレーンを併用することを明言しましたが、中日戦に関しては、従来の方針を貫いた方が良いと思います。
 中日戦は最後に競り負けていることが多いことから、戦力的には大差はないと思います。あとは如何にミスをしないで、1点を奪うかが重要になってくると思います。その点からも、守備に不安のあるフィリップスを左翼で起用すること、そして主軸に大砲を揃える策はどうかと思います。
 今日の試合で言えば、初回の攻撃が象徴的でした。先頭赤松が四球で出塁し、東出のバントが野選となり、無死1,2塁の先制機でしたが、フィリップスは右飛、栗原、マクレーンは連続三振で得点できませんでした。その後は7回まで2塁すら踏めませんでした。
 もし3番に俊足で小技の使える選手であれば、走者を進めて1死2,3塁として、犠飛でも1点を奪える状況にできた可能性があり、チェンの立ち上がりを攻めることができたと思います。しかし、3番フィリップスでは安打を待つしかないので、連打を待つ去年までの戦いに戻ってしまいます。
 去年までの戦いでは中日には勝てないことが分かっているので、戦い方を変えないといけないと思います。ブラウン監督には相手により戦い方を変えてほしいですね。
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ルイス95球完投勝利

2009年07月08日 21時50分34秒 | 試合結果
阪神 100 000 000 1
広島 201 000 00X 3
勝:ルイス5勝4敗
敗:杉山1敗
本:[広島]栗原11号、マクレーン7号

 先発ルイスは初回に1点を失いましたが、その裏直ぐに栗原が逆転2ランを放つと、3回にはマクレーンがソロ本塁打を放ち追加点を挙げました。
 ルイスは3回以降1人も走者を出さないパーフェクトピッチングで、たったの95球で今季初完投で5勝目を挙げました。
 阪神に連勝して、借金も1まで減り、5割が見えてきましたね。調子に乗ってムード良く、苦手ナゴヤドームでの中日戦に臨めます。前回はマツダスタジアムで3タテを喰らったので、何としてもリベンジしたいですね。

 ルイスは文句の付けようが無い素晴らしい投球でした。初回こそ先頭平野の安打をきっかけに1点を失いましたが、2回に無死1塁で鳥谷を二ゴロ併殺に打ち取ると調子に乗り、3回から9回はパーフェクト投球で全く危なげない投球でした。
 終わってみれば9回3安打1失点での完投勝利。前回の巨人戦こそ、5回途中12安打4失点で降板しましたが、6月以降は6回以上を投げて2失点以内と安定感は抜群です。今季序盤は顔面神経麻痺で離脱した影響で、調子が上がりませんでしたが、完全に昨季の投球が戻ってきましたね。これからは投手陣が苦しい時期ですから、ルイスが復活したことで、正念場となる夏場の戦いに明るい材料ですね。

 昨日は打線の大量援護、今日はルイスの完投で、横山、シュルツ、林、永川の4投手を使わずに連勝できたのは大きいですね。フル回転していた中継ぎ投手にとって丁度良い休養になりました。週末の中日戦に万全の状態の臨めますね。
 
 調子を落としていた栗原が本塁打を放ちました。昨日までの3試合で無安打だったので、心配していましたが、この一発で再び上昇気流に乗って欲しいですね。
 それにしても栗原は記念本塁打が続いていますね。マツダスタジアムチーム1号、三次新球場での1号、そして今日のハードオフエコスタジアム新潟の1号と今季だけで3本目ですね。これだけ記念弾が打てるということは、そういう運を持っているということでしょう。生まれながらの4番打者ということですね。
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