広島 020 002 000 0 4
ヤクルト 100 000 030 1 5
勝利投手:木澤1勝
敗戦投手:塹江1敗
本塁打:[広島]ファビアン1号、末包1号
ヤクルト 100 000 030 1 5
勝利投手:木澤1勝
敗戦投手:塹江1敗
本塁打:[広島]ファビアン1号、末包1号
先発の大瀬良は、初回に安打と四球などで1死1,2塁のピンチを招き、オスナに適時打を浴びて1点を失うも、後続を断って最少失点で凌ぐと、2回2死塁では赤羽を三振、4回2死1,2塁も山野を三振に斬って追加点を与えませんでした。
5回には1死1塁でサンタナの打球を中堅二俣が好捕して失点を防ぎ、大瀬良は5回5安打1失点でマウンドを降りました。
打線は、4番に堂林、5番に末包を起用すると、2回に2死1塁からファビアンがチーム1号となる2点本塁打を放って逆転に成功し、6回には2死1塁から末包が2点本塁打を放ち追加点を挙げました。
6回からは島内が登板して1回を1四球無失点、7回は森浦が三者凡退に抑えましたが、8回に登板したハーンが2短長打と四球で無死満塁のピンチを招き、2死後、古賀に3点適時二塁打を浴びて同点に追いつかれました。
9回は栗林が三者凡退に抑えて、延長戦に突入しました。
10回に四球と安打に敬遠などで1死満塁の好機を作るも、堂林が中飛、末包は遊ゴロで無得点に終わると、その裏に塹江が2塁打と敬遠などで1死1,2塁として、丸山和に適時打を浴びて、痛恨のサヨナラ負けを喫してしまいました。
先発の大瀬良は、制球に苦しみながらも粘りの投球で5回1失点で踏ん張ると、2回にはファビアン、6回には末包に待望の本塁打が飛び出して逆転に成功する理想的な試合展開でした。
しかし、8回に登板したハーンが3点のリードを守り切れず試合の流れを手放すと、10回の好機ではモンテロと秋山に代わって出場した堂林と末包が尾凡退してしまい、最後は塹江がサヨナラ打を浴びてしまいました。
もちろん10回の攻防は痛いですが、やはり8回の3失点が勝敗を分けてしまいました。先頭のサンタナの内野安打は不運でしたが、その後の無死2,3塁で代打中村悠に粘られて四球を与えたところが悔やまれます。
3点のリードがあるので2失点までは許容できる場面だったので、走者を貯めることが一番良くないことを考えれば、四球ではなく勝負してほしかったです。
試合結果としては残念ではありますが、ファビアンと末包に本塁打が出たことは、得点力不足に苦しむ打線にとっては明るい兆しだったと思います。
今日の敗戦を引きずらず、明日は何としても白星を挙げてほしいですね。
今日の試合で、二俣が10回に犠打を試みた際にボールが口元付近に当たり負傷交代しました。新井監督によると、歯が2、3本折れているとのことで、状態が心配されます。
二俣は攻守で好プレーが出ていたので、負傷による長期離脱とならないことを願いたいですね。