中崎が1億円プレーヤーに

　中崎、一岡、會澤の3選手が契約更改交渉に臨みました。
　
　中崎は、3,000万円増の1億1,500万円で更改しました。今季は59試合に登板して4勝1敗10セーブ25ホールド、防御率1．40の成績を残し、シーズン序盤は腰痛により本来の投球ができず一時離脱しましたが、復帰後は安定感のある投球でセットアッパーとして活躍し、終盤には守護神としてチームの連覇に大きく貢献しました。
　中盤までは中継ぎを務めていたこともあり、昨季よりセーブは激減しましたが、ホールドを加味すれば昨季と遜色ない成績でした。一時的に離脱していたことを考えれば、素晴らしい成績を残したと思います。
　中崎は、毎年シーズン序盤に状態が上がらない印象があるので、開幕から万全の状態で投げられるようになれば、リーグを代表するような守護神になれると思っているので、来季こそはセーブ王を目指してほしいですね。

　一岡は、2,500万円増の5,300万円で更改しました。今季は59試合に登板して6勝2敗1セーブ19ホールド、防御率1.85の好成績を残しました。
　中崎の離脱により今村が守護神に回ると、7回を任されて勝利の方程式の一角を担ってリリーフ陣の窮地を救い、リーグ連覇に大きく貢献しました。また自己最多の59試合に登板して、一岡はケガのリスクがあって連投ができないというイメージを払拭しました。
　ジャクソンの去就が未定ですが、来季は今村、ジャクソン、中崎と共に勝利の方程式を形成できれば、リーグ最強リリーフ陣になること間違いなしですね。
　
　會澤は、2,200万円増の5,000万円で更改しました。今季は106試合に出場して、打率.275、6本塁打、35打点の成績を残してベストナインに選出されました。また来季は選手会長として日本一を目指すチームを一つにまとめる役割も担います。
　石原に代わりスタメン出場が増えて自己最多の試合数に出場したものの、まだリード面では石原には及ばないという印象があり、盗塁阻止率の向上も来季に向けた課題になると思います。
　更に来季は選手会長として、自身のプレーだけでなくチーム全体にも目を配らないといけないので、大変だと思いますが、ぜひレベルアップして2年連続ベストナインを狙うだけでなく、ゴールデングラブも目指してほしいですね。