個人タイトル確定

　本日でセ・リーグのレギュラーシーズン全日程が終了し、各タイトルが確定しました。

　カープからは、投手部門で薮田が最高勝率（.833）、打者部門では、丸がロペスと並んで最多安打（171本）、田中が最多盗塁（35）と最高出塁率（.3982）を獲得し、全員が初のタイトル獲得となりました。

　薮田は、開幕を中継ぎでスタートして交流戦から先発に回りながらも、15勝を挙げて最多勝争いもしましたが、残念ながら最多勝は菅野が17勝を挙げたため逃してしまいました。それでも薮田が12個もの貯金を作ってくれたことでカープは連覇を成し得たことは間違いなく、投手陣でのMVPと言っても過言ではありません。そんな活躍をしたシーズンにタイトルを１つでも獲得できたことは、本人にとっても大きな自信になったと思います。
　これから臨むCSそして日本シリーズでも投手陣の軸として活躍して、チームを日本一に導いてほしいですね。


　丸は3番としてポイントゲッターであり、チャンスメーカーとしてチームの得点に大きく貢献しており、逆転のカープを支えました。丸がシーズンを通して活躍したことで、田中と菊池の働きを活かし、鈴木誠が4番として役割を全うできたことは間違いないと思います。
　薮田が投手陣のMVPであれば、丸は打撃陣のMVPであり、そしてチーム全体のMVPだと思っています。
　丸にはCSや日本シリーズと続く短期決戦を勝ち抜けるように、打撃陣だけでなくチーム全体を鼓舞して勢いを付けてほしいですね。

　
　田中は1番としての役割を存分に果たして、チームの得点力アップに大きく貢献しました。やはり1番として出塁することは一番大切なことであり、相手チームから見ればとても嫌な存在になります。更に盗塁で進塁することで、相手バッテリーに大きなプレッシャーを与えられるので、続く菊池や丸らが打ちやすい状況を作ってくれたと思っています。
　昨年はCSで切り込み隊長として神ってる活躍でチームを日本シリーズに引っ張ってくれましたが、今年も昨年と同様な活躍をCSと日本シリーズで見せてくれれば、悲願の日本一もグッと近づくはずですね。