カープな毎日

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膨らむ借金5

2012年05月05日 21時52分03秒 | 試合結果
広 島 000 001 000 1
ヤクルト 001 011 10X 4
勝利投手:ロマン2勝4敗
セーブ投手:バーネット1勝11S
敗戦投手:野村2勝2敗

 連敗ストップの期待を背負った野村でしたが、制球に苦しみ5回まで毎回安打を浴びて、得点圏に走者を背負いながらも2回までは無失点に抑えました。しかし、3回に2安打で1死2,3塁とされると、バレンティンの一ゴロの間に先制点を奪われてしまいました。
 4回のピンチは凌いだものの、5回に2塁打と四球で1死1,2塁として、川端に適時打を打たれて追加点を与えてしまいました。

 ロマンを捕えられない打線は、5回まで松山の2塁打のみに抑えられていましたが、6回に2死からニックの2塁打と廣瀬の適時打で1点を返して反撃開始かと思われましたが、その裏に堂林の失策で無死2塁としてしまうと、犠打と四球で1死1,3塁とされて福地の犠飛で追加点を奪われて再び2点差となってしまいました。

 失点のきっかけを作った堂林は、直後の7回に先頭打者として安打を放つも、代打東出が併殺に倒れてしまい、更に7回から登板した今村が先頭のバレンティンに本塁打を浴びる最悪の展開となり、完全に試合の流れを失ってしまい、そのまま試合終了となりました。


 野村は6回8安打3失点(自責点は2)とプロ入りワーストの結果でしたが、今日の調子を考えれば、良く抑えたと思える内容だったと思います。
 明大時代に慣れ親しんだ神宮のマウンドでしたが、プロ初の中5日登板でナイターということで、本来の調子では無かったのでしょう。更に、ヤクルトとは今季3度目の対戦ということで、過去2回は野村が抑えていることから、相手も野村を研究して臨んだでしょう。これだけ不利な条件が揃った中でも、先発として最低限の投球ができるのは流石です。これから経験を積んでいけは、野村は更に成長すると思うので、これからが楽しみですね。
 そして、2敗は共にヤクルトですから、次回対戦では、この借りを返してほしいですね。


 打線が上手く繋がらないですね。7回、8回と先頭打者を出しながら、7回は代打東出が併殺、8回は小窪、廣瀬、ニックの上位打線が凡退して活かせませんでした。
 打線の状態は徐々に上向いていると思いますが、まだまだ繋がりに欠けています。昨日から不振の東出がスタメン落ちして、代わりに小窪がスタメン出場していますが、結果が出ていません。
 栗原が抜けて得点力が下がるのは当然で、それを全てニックに期待するのも無理があります。野手全員で補うしかないと思うのですが、それができていません。現状を打破するには、誰かが救世主になる必要がありますが、今のところ見当たりません。
 当分は今のまま我慢するしかないということでしょうか。今が今季の底だと思いたいですね。
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