不在の間に

　不在の間のオープン戦3試合で3連勝していました。しかも、これまで沈黙していた打線が繋がり、3日の中日戦は岩本に待望のオープン戦1号本塁打が飛び出すなど14安打11得点、続く5日のロッテ戦も10安打8得点と大量点を挙げての快勝でした。
　昨日のロッテ戦は2得点ながら、今季の打線の命運を握るトレーシーが2安打1打点の活躍で、日本の投手に慣れてきた感じがしました。
　打線がいつまでも目覚めないので心配しましたが、ようやくエンジンが掛かってきたようですね。ただ廣瀬と栗原がまだ目覚めていないようなのが、少し気になりますね。残り試合でしっかりと状態を上げていってほしいですね。

　投手陣も3日はジオが3回1失点、今村が4回無失点、5日は篠田が4回をバリントンが3回を無失点の好投でした。しかも5日は期待の福井がオープン戦初登板で1回を1安打無失点に抑えました。そして、昨日は前田健が3回無失点で順調な調整ぶりを見せてくれましたし、ベテラン豊田も1回を無失点と、こちらも仕上がりが良いようです。
　更に中村恭と岩見のルーキー左腕2人も共に4試合連続無失点中と、こちらも開幕1軍へ向けて結果を残しています。
　投手陣については、永川が負傷離脱で3軍調整となったことと、大竹が実戦復帰していないことは気になりますが、新戦力が活躍して開幕1軍枠争いが激しくなっています。首脳陣にとっては嬉しい悩みが開幕直前まで続きそうですね。