カープな毎日

カープファンのひとりごと。

ルイス退団の衝撃

2009年12月15日 23時39分39秒 | オフシーズン
 昨日、球団はルイス投手が今季限りで退団すると発表しました。シーズン終了後には、本人も広島との契約更新を希望しており、年俸約2億円の2年契約で合意寸前まで至っていましたが、12日になって、ルイス側から家族の健康問題のため米球界復帰する希望を球団に伝えてきたようです。

 球団を通じて発表したルイスのコメントによると、家族に健康問題があり、家族に不安や苦痛を与えないようにしたかったとのこと。家族を大切にするルイスなので、傍に居たかったということなのでしょうね。家庭の事情であれば、球団も受け入れるしかないと思いますので、仕方ありませんね。

 まさに衝撃が走ったとはこのことですね。契約合意が遅いのは少し気になっていましたが、来季もカープでプレーすことを疑っていなかったので、まさかこんな形で退団することになるとは思いもしませんでした。
 
 ルイスは08年からカープでプレーし、今季はチームトップの11勝を挙げるなど2年間で26勝17敗をマーク。2年連続最多奪三振のタイトルも獲得して、黒田の抜けた穴を十分に埋める活躍でした。
 ルイスの退団により、球団は新外国人投手の獲得に乗り出すようですが、ルイス残留を基本に中継ぎ投手をリストアップしていたでしょうから、今から調査を開始しても、ルイスと同等の投手を獲得するのは難しいでしょうね。
 あとは大竹、前田健を中心に、長谷川、斎藤、篠田、今井らの日本人選手でカバーするしかないでしょう。また、新外国人右腕のアルバラードは中継ぎ候補でしたが、先発もできるようなので、アルバラードにも期待するしかありませんね。
 そして、今後の球団の動きに期待するとともに、シュールストロム駐米スカウトの手腕に頼るしかありません。決まってしまったことを悔やんでいても仕方ありあません。何とかしてルイスの穴を埋める方法を考えましょう。

 そして、ルイスには早く家族の健康問題を解決してほしいですね。もし、家族の問題が解決した時には、またカープに戻ってプレーしてくれることを望みたいですね。というより、戻ってきてくれると信じています。



 そして、今日は永川と東出が契約更改に臨み、永川が現状維持の1億6000万円で、東出は昨オフ4年契約を結び、2年目のため1億円+出来高払いでそれぞれ更改しました。
 永川は今季防御率2.73で3勝6敗36セーブの成績でしたが、今季は抑えても、ピシャリと抑えることが少なく、好不調の波が激しくて安定感に欠けていました。昨季の成績、防御率1.77、4勝1敗38セーブより悪くなっていることを考えれば、減俸の可能性もありましたが、リーグ2位のセーブ数ですから、現状維持は妥当なところでしょうか。
 来季は昨季のような安定感を取り戻し、絶対的な守護神として、永川が出れば勝ったと思える存在になってほしいですね。

 東出は打率.294と惜しくも2年連続3割を逃しましたが、チームトップの打率を残し、2年連続で二塁手のベストナインに選ばれました。打撃成績は昨季と大きく変わりませんでしたが、三振数が39と極端に減りました。これは、打席で粘っていた証拠だと思います。東出の役割は相手投手を苦しめることですから、その点では役割を十分に果たしていると言えますね。
 また、今オフには岩本の指導役を買って出るなど、チームリーダーとしての自覚が備わってきました。来季もの内野の要としてチームを引っ張ってもらいたいですね。
コメント