i氏の海外生活体験記

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税金と裏○、ベトナム

2012-09-22 15:19:25 | ベトナム滞在記
9/21ベトナムニュース専門のHOTNAMで伝えておりました。

-企業・国民が負担する高い税金と「裏金」-

 国会経済委員会の2007~2011年の報告によると、ベトナムの税収はGDPの26.3%相当で、地域諸国より高い。中国のこの割合は17.3%、タイとマレーシアは15.5%、フィリピンは13%、インドネシアは12.1%、インドは7.8%だ。

 最大の懸念は、積み重なる税が金額を押し上げていることだ。例えば、自動車1台を所有するには、販売価格の60%にも上る各種税・費用を負担しなければならず、バイクも国産車では20%、輸入車であれば50%の負担がある。

 農産物も多くの税や費用を負担しなければならない。アヒルの卵1個が消費者の手に渡るまでに5回費用が徴収され、販売価格の15~20%を占めている。


 ただこれらは、言わば正当な費用だが、不当な費用もある。2011年の省別競争力指数(PCI)では、52%の企業が地方の行政幹部に賄賂を払わなければならないと回答、7%の企業が不当な費用に総所得の10%以上を支出、国家プロジェクトの入札に参加する企業の56%がコミッションは一般的だと回答した。

-引用終わり-

先月、ベトナムのある役所で似たようなことがありました。書類の事務手続きに行ったのですが、前の人の書類の不備に担当女性事務官がいら立っていました。わざと中断して別の書類を取りに行ったり、緩慢な動作で迅速に対応していませんでした。

さて、こちらに順番がまわってきましたが、お昼時間まであと10分です。連れが機転を利かせて10万ドンを書類の間に挟んで出しました。高学歴に見える女性事務官は「にこっ」として、素早く処理を行い、わざわざ次に行くべき窓口へ我々を連れていき、「順番の札」まで取ってくれたのでした。


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