じゅくせんのつぶやき

日々の生活の中で感じた事をつぶやきます。

政権疲労

2019-04-10 21:12:29 | Weblog
★ 桜田五輪相が辞任(事実上の更迭)。度重なる舌禍で自滅したって感じだ。

★ 政権も長く続くと緊張感が薄れるようだ。首相もお疲れではなかろうか。

★ 麻生派、二階派への配慮がこの結果だ。1強と言われるが政権維持は楽じゃなさそうだ。

★ 自民党内ではポスト安倍を眼中に、早くもさや当てが続いているようだ。重鎮から菅氏を推す声が出たりして、まぁ牽制球だろうが。政権交代遠からずって感じだ。

★ 首相の座は激務だから40代、50代の若い政治家に頑張ってもらいたいなぁ。「鼻たれ小僧」「青二才」と言われても。
コメント

北方謙三「理想的な生活」

2019-04-10 20:38:11 | Weblog
★ 北方謙三さんの「コースアゲイン」(集英社文庫)から「晴れた日」「きのう釣った魚」「理想的な生活」を読んだ。

★ 「晴れた日」「きのう釣った魚」は海、船、釣りの話。

★ 「理想的な生活」は山小屋での話。

★ 愛犬リックがいい感じだ。それと鍋の中のフォンドボー。この作品はリックとフォンドボーが主人公という感じだ。

★ ギッシングという作家の作品は読んだことがなかった。

★ 最後に出てくる不可解な女性は、作中人物を現実の人物と混同しているのだろうか。
コメント

ドラマ「雲を翔びこせ」

2019-04-10 13:20:26 | Weblog
★ 新1万円札には渋沢栄一が採用されるという。渋沢栄一と言えば城山三郎さんの「雄気堂々」(新潮社文庫)が有名で、NHKがドラマ化していたと思う。

★ 同じく渋沢栄一を描いたドラマに「雲を翔びこせ」(TBS、1978年)がある。40年ぶりにそれを観た。

★ 渋沢栄一役に西田敏行さん、いとこの渋沢喜作役に武田鉄矢さん。若い日の西田さんと武田さんのぶつかり合いが印象的だった。他のキャストも今では考えられない豪華さだ。

★ 西田さんは後に西郷隆盛(大河ドラマ「翔ぶが如く」1990年)を、武田さんは後に坂本龍馬(「幕末青春グラフィティ 坂本龍馬」1982年)や勝海舟(大河ドラマ「龍馬伝」2010年)を演じられている。この作品と因縁のようなものを感じる。

★ さてドラマ、武蔵国血洗島村で養蚕業を営む富農、渋沢家の長男として生まれた栄一が、農民の生活苦と幕府の腐敗という時代背景を受け、攘夷運動を始める。英国公使館焼き討ちに巻き込まれ追われる身となるが、持ち前のキャラクターで一橋家の家来となり、その後、パリ万博に随行し、帰国後は西洋の見聞を生かして銀行をはじめとする近代日本の産業振興に尽力したというもの。

★ 作品では30代半ばまで、まさに時代の変革期に生きる青春群像として描かれていた。

★ 振り返ってみれば、渋沢は実に幸運(強運)な人物だ。何度も一か八か命からがらの場面に遭遇し、その中で生き延びた。変革期、大志を抱く若者は多いが、多くは志途中で命を失う。坂本龍馬もそうではあるが、そこには「天命」というものを感じざるを得ない。
コメント