統一地方選前半

★　統一地方選前半の結果が出ましたね。うちの選挙区は定員５に対して６人が立候補。といっても自民２、共産１、公明１、国民民主１の指定席に諸派１名が挑むという感じだったので、ほぼ無風。盛り上がらない選挙戦でした。これっといった争点もないですしね。

★　関心は大阪のダブル選。維新対反維新は大差で維新が勝ちましたね。外から眺めているとどっちもどっちという感じなのですが、反維新の急場ごしらえの相乗りでは魅力に欠けました。新大阪市長の松井さんは好き嫌いがありそうですが、まぁベテランの味ということでしょうか。新大阪府知事の吉村さんでしたって、なかなか気合が入っていて思った以上に良かったですね。

★　もともと反自民、反中央の気風がある大阪ですが、公明党は後半戦や参議院選に向けてひともめありそうですね。党本部はどっちに転んでもいいようにうまい対応でしたが。自民党への義理は果たしたし、府連の意思は尊重したし、これからは本部の指示に従ってねと言う感じでしょうか。僅差とはいえ市議選の負けは痛いでしょうね。維新は衆議院選で対立候補を立てると圧力をかけるだろうし、党としては「民意」を受け入れるとして、譲歩するんでしょうね。

★　知事選での保守分裂も今回の特徴でしょうか。ドン（首領）の威光に陰りが見えた、世代交代の空気ということでしょうか。塚田発言は影響があったのでしょうか。

★　投票率が下がれば公明党や共産党のような組織票をもつ政党が強いと言われてきましたが、そうでもなくなってきたようですね。実際に運動する人の高齢化が深刻なようです。

★　さて次は後半戦。市町村とより身近な選挙戦だけに、選挙カーがうるさくなりそうです。