じゅくせんのつぶやき

日々の生活の中で感じた事をつぶやきます。

神田松之丞「宮本武蔵」

2019-01-18 23:50:28 | Weblog
☆ 神田松之丞さんの講談「宮本武蔵」(一部)を聴く。いやーすごいねぇ。話術の名人とはこういう人を言うんだね。

☆ 目を閉じても開けても、情景が目に浮かぶ。劇画時代の宮本武蔵だね。

☆ 話術だけなのに映像が浮かんでくる。すごいなぁ。
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映画「つやのよる」

2019-01-18 14:29:48 | Weblog
☆ 映画「つやのよる」(2013年)を観た。

☆ 艶という女性が危篤になる。艶の今の夫・春二(阿部寛)は、艶と関係のあった男たちに連絡をとろうとするが・・・。

☆ 艶自体はベッドに横たわっているだけで具体的には表現されていない。このあたりは「桐島部活やめるってよ」パターンか。

☆ とにかく女性陣が豪華だ。エンディング、「艶の死に顔きれいだね」という少年の言葉を聞いた時の阿部寛さんの表情がいい。

☆ 大島が舞台。阿部さんが自転車で登ったり下りたりする坂、しゅう曲が印象的だ。艶の人生もあのように曲がりくねっていたのだろうか。
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紀田順一郎「さまよえる個人蔵書」

2019-01-18 11:46:34 | Weblog
☆ 家に何冊の本があるのか、ざっと数えてみた。専門書、新書、文庫全部ひっくるめてざっと7000冊ぐらいだろうか。これにコミックが2000冊。全部で1万冊には届かないが、よく集まったものだ。

☆ どの本にも思い入れがあり、蒐集の悪癖で処分ができない。このまま増え続けたらどうなるやと思っていたところ、「三田評論ONLINE」で、紀田順一郎さんの「さまよえる個人蔵書」を読んだ。

☆ 約3万冊の蔵書というから絶景に違いない。ただ眺めている分にはよいが、保管や整理はさぞ大変だろう。

☆ 紀田さんは遂にその個人蔵書を処分したという。断腸の思いだったに違いない。しかし、高齢更には後顧の憂いから決断に至ったという。

☆ 本は煎じ詰めれば文字が印刷された紙に過ぎない。しかし、内容、購入の経緯、それぞれに自らの人生が投影されている。断捨離を決意しアルバムを手にするや、思い出に浸り時間を空費するように、本を整理し始めると整理どころではなくなる。

☆ リサイクルショップに売れば5円かあるいはゴミ扱いされるような本も個人にとっては価値がある。本とはそういうものかも知れない。

☆ 蔵書を整理していると、紀田順一郎著「近代百年カレンダー 暮しと文化の雑学百科」(旺文社文庫)が出てきた。雑学の宝箱だ。わずか2ページのコラムを書くのに著者がどれほどの文献にあたられたのか、苦労に思いを馳せる。
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勤労統計の闇

2019-01-18 00:48:06 | Weblog
☆ 「お上のことには間違いはございますまいから」、森鷗外「最後の一句」の少女は鋭く言い放った。

☆ お上は間違いがないはずなのに、どうも間違いだらけのようだ。厚労省の勤労統計。不備とも、偽装ともとれる統計手法、更には資料が消えてしまったとか。「隠蔽」の文字が追加される。

☆ 厚労省にはかつてもあった。薬剤エイズをめぐる資料だ。役所というとこでは、どうも不都合な資料は雲隠れするようだ。

☆ 一事が万事。「お上のことは間違いばかりでございますから」と言い換えたいものだ。
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