☆ 田口ランディさんの作品集「富士山」(文春文庫)から「青い峰」を読んだ。
☆ 最初は「コンビニ人間」的な作品かなと思って読み進める。コミュニケーション障がいの青年が主人公かと。ところが途中でテイストが急変する。富士山、グルと言えばあのカルト集団だ。主人公はその施設で修行をしていた。
☆ やがては家業の病院を継ぐため、医師を目指していた主人公。ところが解剖で死者と対面したあたりから、心は揺れ出す。彼はその動揺をヨガの修行で埋め合わせようとする。
☆ 肉体とは何か、精神もエネルギーではないか。この辺りから暗い淵に陥ってしまう。
☆ なんとか教団から救出され、社会復帰のリハビリとして始めたコンビニ勤務。コンビニ強盗、同僚の女性との関係を通して話は進む。
☆ 富士山ていったい何なんだろうか。興味深い作品だが、私にとって消化するのが難しい。じわじわくるのだろうか。
☆ 最初は「コンビニ人間」的な作品かなと思って読み進める。コミュニケーション障がいの青年が主人公かと。ところが途中でテイストが急変する。富士山、グルと言えばあのカルト集団だ。主人公はその施設で修行をしていた。
☆ やがては家業の病院を継ぐため、医師を目指していた主人公。ところが解剖で死者と対面したあたりから、心は揺れ出す。彼はその動揺をヨガの修行で埋め合わせようとする。
☆ 肉体とは何か、精神もエネルギーではないか。この辺りから暗い淵に陥ってしまう。
☆ なんとか教団から救出され、社会復帰のリハビリとして始めたコンビニ勤務。コンビニ強盗、同僚の女性との関係を通して話は進む。
☆ 富士山ていったい何なんだろうか。興味深い作品だが、私にとって消化するのが難しい。じわじわくるのだろうか。