映画「アイヒマンを追え！ナチスがもっとも畏れた男」

☆　映画「アイヒマンを追え！ナチスがもっとも畏れた男」（２０１５年）を観た。

☆　ナチスの戦犯アイヒマンを追い詰めたフランクフルトの検事長フリッツ・バウアーを映画化したもの。

☆　戦後７０年が経過しているのにドイツの傷は深いようだ。いやドイツは健全で、戦前を忘れようとしている日本の方が異常なのか。　

☆　私にはなぜナチスが全権を掌握できたのかがわからなかった。あのチョビ髭の男がなぜそれほどまでにカリスマ性をもったのか。

☆　最近少しわかったのは、それが宗教的な熱狂、カルト的な崇拝であったことだ。そう考えれば彼がなぜあれほどまでにユダヤ人を憎みその絶滅を企図したのわかるような気がした。

☆　この映画でもナチの残党が時折バウアーを妨害する。バウアーがユダヤ系であるとこともあろうが、隙があればナチスが復活するという危険性もほのめかしている。「ナチス」は人の心の中に宿り、再び動き出すときを待っているのかも知れない。

どら焼き

☆ 昨日、映画「あん」を観て、無性にどら焼きが食べたくなったので買いました。

☆ うまい。