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インド旅行 9月27日 アジャンター石窟へ

2011年11月27日 | インド旅行
                      アジャンター壁画 蓮華手菩薩(法隆寺金堂 菩薩像の遠いルーツ)
7時15分、起床。
8時にチェックアウトした。
フロントでバス・スタンドへのオートリクシャー運賃を尋ねるとRs15との事であった。
ホテル前に停まっていたオートリクシャーと運賃交渉でRs20(35円)でOKした。
バス・スタンドには、すぐに着いた。歩ける距離である。
 

バススタンドに入り、すぐ目の前のバスがアジャンター行きバスであった。
8時30分にバスはアジャンターに向った。
1時間ほどでバスは停まり、中々出発しなかった。
ガイドブックではアジャンターまでバスで2時間となっていたので、まさかとは思ったが横の女性に「ここはアジャンターか?」と聞いて見た。
するとアジャンターは1km先だとの事であった。
窓からMTDC Holiday Resortの看板が見えた。ここはファルダプルFardapurであった。
当初の予定では、昨夜泊まったジャルガオンは通過するだけで、ここファルダブルのMTDC Holiday Resortに宿泊するつもりでいた。
今日は、アジャンダー石窟を見た後、アウランガーバードAurangabadまで行き宿泊する予定である。

10分の休憩後バスは出発し、アジャンター石窟の入口で降りた。
まわりに何にもない。バス道から1本の道路があり、一緒に下車した若いカップルが歩いて行った。
ゲートがあり行き止りになっていた、左に道が有り進むと料金所があり、Rs7を支払う。
バイクに乗ったおっちゃんがバイクに乗れ、無料だと言っているが無視した。
建物も何も無い、先がどうなっているのか予測が付かない。
バックパックを背中に担ぎ、ディバックを胸に担いで歩く。
若いカップルの後を付いて行った。
土産物屋が並ぶエリアを抜けるとバスが停まっていた。
アジャンター石窟へのシャトルバスでエアコン付きバスはRs12を取られた。
灌木の平地から川沿いに走り、10分ほどでアジャンター石窟の駐車場に着いた。
10時30分ごろになっていた、ジャルガオンのバススタンドからアジャンター石窟駐車場までが2時間であった。

2階建ての建物が見え行くとチケット売り場があり、Rs250(440円)を払いチケットを買った。
チケット売場の横がレストランで朝食を取っていなかったので入った。
オムレツ・サンドイッチとブラック・コーヒーにした。締めてRs80(140円)。
ビールがあると言われたが、これから石窟見物するのに歩けなくなる。帰りに飲もう。
別建て屋にトイレ兼手荷物預かり所があり、バックパックを預けた。Rs8(14円)。
大変急な階段と坂を登り、コンクリート道を行くと、ワーグラー渓谷が見え、その断崖中腹に仏教寺院群が見えてくる。
世界遺産 アジャンター石窟群であった。
 断崖の石窟群
 
 渓谷のU字型断崖
 

石窟入口が並ぶ
 

アジャンターを有名にしたのは壁画
 蓮華手菩薩              金剛手菩薩
  

 釈迦(左の壁画)
  

ストゥーパ(仏塔)
アジャンターの石窟寺院が開らかれたのは、前期と後期に分かれ、前期は紀元前1世紀から紀元後2世紀で、後期は5世紀後半から6世紀頃であるそうだ。
 前期 ストゥーパ(仏像の無い時代)
  
 後期 ストゥーパ 
 

石窟内彫刻
    

13時過ぎになっていた、2時間ほどの見物を終え、昼食にした。
レストランで、ビール大、ミックスカレー&ローティー2枚を頼んだ。
汗をかいた後のビールはうまい。締めてRs200(350円)。
手荷物預かり所でバックパックを受け取り、駐車場に行った。
エアコン付きシャトルバスが停まっていた。Rs12を払い乗り込む。
日本人若者2人が乗っていた。アウランガーバードに帰ると言っていたので付いて行く事にした。
しかし、それぞれ約束していると言って土産物屋に行ってしまった。
アウランガーバード行きバスは駐車場から出ていると言っていたので先に行った。
やはり駐車場からはバスは出ていなかった。
ジャルガオンから来る時に降りたバス停まで行き、バスを待った。
バイクが近付いて来て、ここでバスを待っても来ない、バイクかオートリクシャーでファルダプルまで行けばバスがあると言ったが無視した。確かにオートリクシャーは1台停まっていた。
木陰もなく暑い。
反対側のバス停に爺さんが来た。私にこちらへ来いと言っているので行った。
こちらは木陰もあり見通しがきくのでバスが来るのが見えると言っていた。
バスが来て爺さんは乗って行ってしまった。

ファルダプル方面行きバスは来るが、私が待っているアウランガーバード行きが中々来なかった。
次に数人のグループが来た。間もなくして彼らが何か言っている。
そちらを向くとあの車がアウランガーバードまでRs200(350円)で行かないかと言っていると伝えてくれた。
バスで3時間のところを乗用車でRs200は安いと思い、荷物を持って車に近付き、運賃を確認してOKした。
西欧人女性が3人乗っていた。助手席の女性が後座席に移り、私が前に乗った。
 

1時間ほど走るとドライブイン?車客相手のレストランで車は停まった。
樹の下にテーブルが並んでいて、その1つに座った。
私は食事を済ませたところなので、ビールはあるかと聞いたがない。仕方なくコーヒーを注文した。
彼女達も飲み物を頼んでいた。
彼女達はイギリスから来ていると行っていた。
休憩も終わり車に向うと中国系女性グループがいた、西欧人3人の中に東洋人1人がいるのでじろじろ見られた。
運ちゃんがアウランガーバードのどこへ行くのか?どこで降ろせばいいのか?と聞いてきたのでアウランガーバード駅と答えた。
彼女達も駅前のホテルだと言ったので、ホテル名を聞くと、プシュパックとの事。
駅前の路地に2軒のホテルがあり、プシュパックもその1つであり私の候補ホテルでもあった。
私もプシュパックに行くと伝えた。

17時30分ごろ、プシュパック・リージェンシーに着いた、部屋を見せてもらい、ホットシャワーは朝のみの時間制限であったので二の足を踏んだ、ファンがカタカタと音がすると断わりかけると別の部屋に連れていかれた。
エアコン付き部屋でファンも静かでTV付きでグレードがUPした、宿泊費を聞くと何泊するのか聞かれ、2泊すると答えるとRs468(820円)との事でOKした。
フロントで宿泊費を払い、宿帳に記入し終わると先ほどの運ちゃんが明日エローラに車で行かないかと誘ってきた。
9時30分スタートで4人集まればRs300(530円)との事。
明日の朝は列車のチケットを買いに行かなければならないし、ローカルバスで行くと断わった。
列車のチケットならこれから駅に買いに行こうと車に乗せられた。
駅まで300mの距離を車で行った。
駅の予約センターへ行くものと思っていたが、着いた所は駅前の私設発券所であった。
私設発券所とは名ばかりで携帯電話ショップの角にパソコンを置いたテーブルがあるだけだった。
予約フォームを書かなくて済む、行き先と列車No.、日付を言えば済む。
アウランガーバードから世界遺産サーンチーの仏教建造物群のあるボーパールまでの直通列車は1本しかなく、ボーパール着が夜中の1時になるので避けたかったがこれしかなく、辛うじて空きがあった。
乗換えが必要だが良い時間帯に着く列車No.を2つ言ったが満席であった。仕方なく、1時着の列車のチケットを買ったのだ。
電卓で計算して、Rs1,180(2,100円)を請求された。A4紙にプリントアウトされたチケットを見るとRs965となっていた。手数料22%取られていた。
先のイギリス女性3人も来て、私が終わるのを待っていた。
帰りの車の中で運ちゃんにチケットを勧められていたが彼女達は断わっていた。
それで自力で来た様だが、何故ここなのか? 駅の予約オフィスに行かないのか? 
私も人の事は言えないが!!!

運ちゃんに、しつこくエローラ見物を勧誘された。バスツアーのパンフレットを見せて、これと同じコースを同料金Rs300で廻る。
ただし、4人集まればとの事でOKしてしまった。
ビールを飲みたいと言うと、酒場があそこにあると言うのでどこやどこやと連れて行かせた。
酒場はまだ時間が早いのか客は少なかった。
ビールを頼んだ。周りを見ると簡単な摘みを取っている様だがよく分からない。
ギンギンに冷えたビール、2杯目まではうまかったがそれ以上は苦痛に変わった。
食事しながらでなければ、うまくない。
ビール代Rs160(280円)を払い出た。
私設発券所(携帯電話ショップ)の横にレストランが2軒並んでいて、その1軒に入った。
チョーメンを頼んだ。インド風焼きそばのつもりが、あんかけそばが出て来た。
これがまたうまかった。B級グルメである。

部屋で小説を読んだり、TVでラグビーのワールドカップを見た。

23時、就寝。

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