いつか海外暮らし!

旅行が好きで若い頃は国内旅行、今は海外旅行、いつか海外で暮らしたい。

ミャンマー南部旅行 4月3日 ミャンマー パアンへ

2015年05月29日 | スコータイ&ミャンマー南部2015/3/
6時起床。

今日は、国境の街メーソート(タイ)から出国し、ミャワディ(ミャンマー)に入国する。
さらに、パアンまで行く。
ミャワディとパアン間は一方通行で一日おきに方向が変わる。今日はミャワディからパアンへの一方通行の日であるのでパアンまで行く。

朝食が付いていたので食べた。トースト、オムレツ、コーヒー&オレンジジュースであった。
7時45分ごろチェックアウトした。
国道でバイクタクシーを拾った。
ボーダー(国境)が通じなかった。ミャワディで分かってくれた。
思っていたより国境は遠かった。
とりあえず、THB40を渡すとTHB100と言われた。バイタクに乗る前に運賃交渉をしていなかった弱みがある。
小銭入れにあった硬貨をすべて出して渡すと運ちゃんは納得してくれた。
 タイ側イミグレーション
 

8時過ぎになっていた。タイ人やミャンマー人が大勢いた。
職員に聞くとNo.9へ行けと言われた。この先にNo.9が見えた。
No.9に並んだ。私の前でトラブッていた。1000バーツ札2枚を出して職員に連れて行かれた。どこにでも、ややこしいアジア系外国人はいるものだ。
無事、タイを出国して、ミャンマーのイミグレーションへ向かう橋に向かった。
振り返るとタイ・イミグレーションが見えた。
 

この橋上で車の左側通行(タイ)から右側通行(ミャンマー)に変更される。道標に「Keep Right Lane After Traffic Signal」とある。
 

 ムーイ川(国境線)
 

ミャンマー側イミグレーションに着いた。
外国人用入国審査所に職員が誘導してくれた。タイ人、ミャンマー人以外の外国人が対象だろう。
ドアを開けると職員が机に座っており、その前に座るように言われた、メモの様なざらばん紙の入国カード?に記入が終わるとチェックされ、横の審査官のところに行く様に言われた。審査員は小窓に向かって座っていた。小窓は外から手に持ったパスポートを突っ込むところだ。
パスポートと入国カードを渡すとビザにはスタンプ、他に入国スタンプを押されて返却された。
 ミャンマー側イミグレーション(入国後)
 

無事、ミャンマーに入国した。
人と車でごった返していた。
まずは、ミャンマー・チャットを手に入れなければならない。
どこで両替しようか?
客引きが近寄って来るのだが、ほとんど来ない。
あ!来た。「どこへいくのか? モーラミャイン?」私は「後で!」と言って通り過ぎた。
金ショップが並んでいて、その一軒に入った。
US$ドルのレートを聞くと、タイバーツとミャンマー・チャットの両替しかしていないとの事であった。
車の客引きが来たのでUS$ドルの両替を尋ねるとUS$1はMMK900(900チャット)で両替すると言われた。Webサイトでは最近US$1=MMR1,030だ。
銀行で両替しようと、今は使っていないExchange Moneyとあるブース横で待った。ガードマンもいるので銀行だと思ったのだ。
9時前だったのでオープンを待った。
9時になって営業準備がはじまった。ガードマンに銀行か?と確認すると違うと言う!!!

通りの向かいにBANKの看板が見えたので行った。Kanbawza Bankであった。
女性行員にUSドルの両替はできますか?と尋ねるとできるようで奥に向かって「何か?」言った。
男性行員に案内され階段を上がり2階へ向かった、途中両替金額を聞かれUS$200と答えながら、さどかし迷惑だろうと思った。対応が過剰でこちらが恐縮してしまう。
カウンター前に座り、レートの確認だ、US$50札がUS$1=MMK1,068、US$10札がUS$1=MMK1,053との事。
US$50札を2枚とUS$10札を10枚のUS$200を両替して、MMK212,100になった。MMK1,000札が212枚だ!!!! MMK1=0.11456円(1円=MMK8.726)。
MK1,000札を10枚を束にして、10束をポケットに入れ、残りをディバックに入れた。

次はパアンへの車を探す。
客引きがたむろしているところに行った。
モーラミャイン行きが多い様だ。パアン行きが多いと1年前はWebサイトに書いてあったが!!!
モーラミャイン行きと言っていたが、私がパアンに行きたいと言うと、パアン行きで運賃MMK10,000とのこと。相場はMMK7,000でなかったか????確かな記憶がない。
11時出発と言われ、えー!! 2時間後だ。
しかたなくOKして、車へ案内された。車はワゴンであった。まだ新しい。
バックパックをワゴンに置き、ぶらぶらして、食堂で缶ビールを飲んだ。
車に戻ると客引きが、私を探していた様で、バックパックを持って連れて行かれた。
ぼろぼろのカローラの助手席に乗せられ出発した。10時過ぎであった。
ミャワディの裏通りを進み、大きなパゴダ(仏塔)前から国道に入った。
遠くの丘にパゴダが見える、ミャンマーに来た実感が湧いてきた。
運ちゃんはガソリンスタンドに入った。
ここで運賃を要求されMMK10,000(1,146円)払った。後ろの若い客が何か言った。運ちゃんが「Japanese!」と、どうも日本人価格だもん!とでも言っているようであった。
ガソリンの給油方法に驚いた。給油のガソリン計量機が故障しているのか??
給油口にじょうごを突っ込み、容器に入ったガソリンを車に流し込んでいた。火気厳禁!!!!!
 ガソリンスタンド
 

郊外に出るとミャワディ・トレード・ゾーンがあり、ゾーン内を通り抜けなければならなかった。
ミャワディ・トレード・ゾーンでは、タイ・メーソートからの輸入品をミャンマーのトラックに積み替えるところだそうだ。積み替えるとは、驚きである。

突然、新しい道路が現れた。
新道路への入口で警備員?に運ちゃんは制止され、旧道へとハンドルを切った。
運ちゃんは新道路を通りたい、思案していた。私も新道路を指差して「Go!Go!」と叫んだ。高い運賃を払っているのだから行けという感じである。
運ちゃんはUターンして再トライ、ワイロを渡すと通してくれた。
 

一方通行ではないのか!! 対向車も走って来る。
長い登りが続き、この車はどんどん追い越された。
ぼろぼろの車で当然エアコンは使えない、窓を開けている。フロントガラスは汚れているので、写真を撮るのは、窓からカメラを出してシャッターを押す。
 

所々に自動小銃を持って検問?でなく、強制的に通行料を取っていた。
コーカレイまでの間に10ヶ所ほどあった。
  

山を切り開いて道路を造った、完成まなしなので痛々しい風景である。
 

平地に下りた。
山間部の悪路を2時間覚悟していたが、新しい道路で40分ほどで通り抜けた。
新道は今月下旬に開通するそうだが、ガードレールがまったく未完だ。一部コンクリート製なのか細い鉄筋で工事中であった。
ガードレール工事だけで1年掛かるのではないか????
新しい道路から村の中に入ると、コーカレイであった。
 コーカレイ街並み
 

コーカレイ以降の国道はセンターラインの無い舗装道路で対向車が無ければ時速50kmでは走れる。
 

大型トラックが来ると対向車の乗用車は路肩に逃げる。トラックはほとんど減速しない。
 

ドライブインで昼食タイムである。
私は缶ビールだけにした。
オーバーヒート防止のためか? ボンネットを開けていた。
 

数ヶ所かで運ちゃんは通行料を払っていた。
ちょっとした町に着いた。国道で1人が降り、狭い道を入ると川に突き当たった。川沿いにさらに道は狭くなり車は停まった。
そこは市場であった。ここで1人が降り、多量の物資も下ろした。
 Kyondoeの市場
 
 Haungthayaw River
 

客は私だけになった。
国道に出て、路肩に車は停まった。
何をするのかと思っていると、パアン方面行き車を停めようとしている。
えー! まさか、私をバトンタッチする車を停めようとしているのか。
手馴れた様子だ。数台目にワンボックスカーが停まった。
運ちゃんどうしで話しがつき、私は後部座席に乗った。
新車の様な車で、先ほどの車とえらい違いだ。
エアコンが効き、いつのまにか寝てしまった。

途中、若い男性が降りた。運ちゃんに言われ、私は空いた助手席に移った。
日本のカーナビが付いている。ミャンマーでは使い物にならないカーナビが付いた車とは???
岩山が近くに見え、遠くに切立った独立峰が見えて来た。
パアンが近いようだ。
切立った独立峰を後ろにして、まもなく閑静な住宅街に車は入っていった。
客の女性2人が知合いの家を探している様だ。見付からず、適当なところで降りた。

さらに国道を行くと運ちゃんが「ホテル?」と聞く、どこで降りるのか聞いてきた。
「Soe Brothers guest house」と答えると、知っているからか、都合が良い場所なのか、にっこりした。
ソー・ブラザーズG.H.に着いて車を降りると、運ちゃんが薄笑い顔でマネーと言って来た。
私は、「I paid.」と言って、後は無視して離れた。

15時ごろになっていた。ミャワディからパアンまで5時間掛かった。

ソー・ブラザーズG.H.のフロントは急な階段を上がった2階にあった。
部屋は空いていなかった。
ホテルを紹介してくれる様にお願いすると、Parami Hotelを紹介してくれた。
場所も同じブロックで近かった。
エアコン&ホットシャワー付き部屋はあるかと聞くと無い。
女性スタッフが申し訳なさそうに、シャワー&トイレ共用の部屋しかないとの事。
部屋を見せてもらった、窓はあるが狭い部屋だ。
しかたなく、その部屋にしてチェックインした。宿泊費US$10。
部屋で着替えて出てくると、掃除のおばちゃんが、こんな部屋もあるのだと見せてくれた。
それは、エアコン&ホットシャワーの広い部屋であった。
さっそく、フロントに行き、聞いてみると予約でふさがっているとの事。参考までに宿泊費を聞くとUS&30とリーズナブルであった。

ドライブインで缶ビールを飲んだだけなので腹が減った。
生ビールを探して、ぶらぶらした。市場の東側1ブロックにレストランがあった。
とりあえず生ビールMMK600(69円)を注文して、メニューを見た。
トップにチキン・・・・とあったので頼んだ。鳥のから揚げMMK3,000(344円)であった。
から揚げの量が多い。生ビールを追加で頼んだ。

夕方でいくらか涼しくなってきたので、タンルウィン川辺のパゴダに行くことにした。
市場前通りと北に行くと突き当たりにホテルがあった、あまり雰囲気がよくない、治安が悪そう。
ホテルを左に行くとパゴダがあった。
サンダルを脱ぎ、階段を上がって行くと仏像があり、川側の階段を下ると川辺のパゴダに出た。
 タンルウィン川とパゴダ
 

タンルウィン川の河口付近にはモーラミャインがあり、そこまで船が出ているはずだ。
確認したかったが、ビールの酔いがまわってきたのか? 気力がなくなった。
Parami Hotelに戻った。Hotelでなく名前は、Parami Motelであった。
狭くて暑い部屋には戻る気が無く、ロビーのソファーでタブレットでWiFiに繋ぎニュースを読んだ。

若い西欧人も泊まっていて、外出から戻り、やはり私と同じでロビーにいた。
若いカップルがバックパックを担いでやって来た。ツインルーム・・・・と言っている。
私の部屋は、今考えればシングルルームであった。なぜ? 私がシングルルームと言ったのだろう!!!
カップルのチェックインを待って、フロントでツインルームに変更可能かと尋ねると、当然OK、何故もっとはやく言わないという感じであった。
ツインルームの宿泊費US&15で差額をUS$5札で渡すと汚れているからと受取ってくれず、US$10札を渡して釣りをもらった。
前回のミャンマー旅行で、つり銭として受取ったドル紙幣を使う時、受取りを拒否されて困った。
 受取りを拒否されたUS$5札(理由:右下の茶色い汚れ)
 
 (余談だが、プリンターでスキャン出来ないのだ!!)

20時ごろまでロビーで過ごし、部屋にもどった。
共用シャワーを浴びて、さっぱりした。多分、共用シャワーを使用するのは、はじめてだ。
扇風機をかけたまま寝た。

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