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卍の城物語

弘前・津軽地方の美味しいお店と素晴らしい温泉を紹介するブログです

新高湯温泉 吾妻屋旅館

2013-11-23 00:24:51 | 温泉(山形県)
極楽湯青森店で毎年恒例のボジョレーヌーボー風呂やってたのニュースで見た。
極楽湯は全国にあるから全ての極楽湯でやってるのかと思ったら青森店だけらしい!
去年も同じ事書いたが、当のフランス人はボジョレーヌ―ボーはほとんど飲まず、輸入先はほぼ日本であり、その圧倒的消費量に疑問を感じたフランスの流通業者は「日本人はボジョレーを風呂に入れてるのか?」と嫌味たっぷりの皮肉を言ったというが、本当に風呂に入れてどうする!?
日本の恥じゃなくて青森の恥だわ。ま、極楽湯なんて行かないからどうでもいいけど。ま、どうでもいい話。





米沢温泉巡りの二湯目はこちらの「新高湯(しんたかゆ)温泉・吾妻屋(あづまや)旅館に行ってきました。



場所は、米沢市の白布温泉温泉街より少し先にある天元台ロープウェーより更に林道を登っていくとあります。

天元台ロープウェー先からはかなりの急勾配で、パワーが無い車や車高が低い車はまず登れないので、旅館より7~800m手前の駐車場に停めて徒歩で登りましょう。


旅館のすぐ前の駐車場は宿泊用なので、日帰り客は露天風呂の前の坂に停めましょう。



こちらの旅館であるが、歴史深い白布温泉と比べるのもなんだが、それでも明治35年創業の老舗の旅館です。


標高は1126mと(1126=イイフロ)高地にあり、「奥州三高湯」の中でも一番標高が高い場所にある。



日帰り利用も可能だが、日帰りは内湯が利用出来ず露天風呂のみ利用可能。

それでも露天風呂は4ヶ所(浴槽は5ヶ所)もあります。
混浴が3ヶ所で、女性専用が1ヶ所です(全てカランや洗い場は無し)。


自分の軽のターボ車でギリギリやっと旅館前まで登ってこれて、旅館前の駐車場に停めると宿の方が出てきて、もう少し下った駐車場に移動をお願いされ、料金を支払い、露天風呂の案内をされた。


屋根付き露天はまだ湯溜め途中で入浴できずに見学のみ。




その隣の「根っこ風呂」に入ります。

根っこ風呂は、大木の根の切り株を湯船にしたものが2つあります。


右の根っこ風呂は45度の1人サイズ。



左の根っこ風呂は44度の1人サイズ。


湯口はどちらも同じ一つから分かれて投入されており、源泉が掛け流しされています。


お湯は無色透明、ほぼ無味、弱硫黄臭あり、薄赤茶色の大きめの湯華が多く舞う。


どちらも若干の木の腐敗臭がし、屋根が無いので枯葉や虫の死骸が多いので、きれい好きな人はここは無理かも。


しかし眼前の山々は見事で、ダイナミックな景観を眺めながらの入浴は気持ちがいいです。



続いて「滝見風呂」へ入ります。

先ほど露天風呂より上流の滝の近くにあります。


滝見風呂は44度の6人サイズ。



眼前に滝がある見事な造りで、ワイルドながらリラックス出来ます。


以上、全て混浴なので女性は大変だが、まず先客の確認したうえで空いてる露天へ行けばいいと思います。
混んでたら女性専用露天へどうぞ。


女性専用露天は洞窟みたいな巨岩風呂になっているのが羨ましいです!


内風呂も総木造りになっていて気持ち良さそうだが、これは宿泊者の特権です。



さすがにここまで登ってきた甲斐が感じられるダイナミックな光景の露天風呂は見ものでした。



オススメ度(温泉評価)・☆☆☆☆


泉質・含硫黄-カルシウム-硫酸塩泉
泉温・55.6度(源泉掛け流し)
効能・慢性皮膚病、慢性婦人病、きりきず、糖尿病など

料金・500円
備品・無し
施設・宿泊、日帰り

住所・山形県米沢市関湯の入沢2031
電話・0238-55-2031
立寄時間・13:00~16:00
定休日・無休