せんとくんとまんとくん。だんだん、せんとくんが可愛く感じられるようになってきた。

修二会の頃に奈良に来ると、どこにでも咲いている大好きな馬酔木。

興福寺、奈良博のあとは、大仏殿の裏をぶらぶら歩いて、また二月堂に向かった。階段の下の食堂(じきどう)では、錬行衆が食事中らしかった。食事を終えた錬行衆が(カタカタ食器の音を立てて、膳を下げるよう促す)外に出てきて、生飯(さば)というおひねりを閼伽井屋の屋根に投げ上げるのを見物。
私もお腹がすいたので、二月堂の南北にあった茶屋に寄って行こうと思う。私は、庫裏のような佇まいの北側の茶屋が好きで、確か「観音力うどん」と称するうどんを出していたはずだ。と思ったら、いつの間にか廃業して、ただの無料休憩所になっていた。自分の記憶が何もかも古くなっていることに愕然。南側の茶屋はまだ商売をしていたので、わらび餅で小休止。

このまま、何日でも修二会の参籠を続けたいなあ、と思いながら、そろそろ帰京の途についた。

修二会の頃に奈良に来ると、どこにでも咲いている大好きな馬酔木。

興福寺、奈良博のあとは、大仏殿の裏をぶらぶら歩いて、また二月堂に向かった。階段の下の食堂(じきどう)では、錬行衆が食事中らしかった。食事を終えた錬行衆が(カタカタ食器の音を立てて、膳を下げるよう促す)外に出てきて、生飯(さば)というおひねりを閼伽井屋の屋根に投げ上げるのを見物。
私もお腹がすいたので、二月堂の南北にあった茶屋に寄って行こうと思う。私は、庫裏のような佇まいの北側の茶屋が好きで、確か「観音力うどん」と称するうどんを出していたはずだ。と思ったら、いつの間にか廃業して、ただの無料休憩所になっていた。自分の記憶が何もかも古くなっていることに愕然。南側の茶屋はまだ商売をしていたので、わらび餅で小休止。

このまま、何日でも修二会の参籠を続けたいなあ、と思いながら、そろそろ帰京の途についた。