「音楽&オーディオ」の小部屋

クラシック・オーディオ歴40年以上・・身の回りの出来事を織り交ぜて書き記したブログです。

エース級アンプ3台の聴き比べ

2023年09月17日 | オーディオ談義

「久しぶりにお見えになりませんか? いろいろ聴いていただきたいシステムがありますので・・」と、オーディオ仲間の「Y」さんに連絡したのは昨日(土曜日)の午後のことだった。

いつものように「ハイ、わかりました」。

目的は、
先日のブログ「制御不能のスピーカー」で搭載していたように、「AXIOM80」と相性のいいベスト・アンプの選択が課題として残っているのでそれを解決するため。

な~に、オーディオは自分さえ満足していればそれで済む趣味だが、一段と高いレベルに到達しようと思えば、仲間の忌憚のない意見を求めた方がいい、とは長年の経験が教えてくれる。

とはいえ、自分だけかもしれないが・・(笑)。



俎上のアンプは3台で、鳴らした順番で行くと右から「6AR6シングル」(三極管接続)、「WE300Bシングル」、「PP5/400シングル」。

ここで鳴らしたシステムの状況を記載しておかないとね・・。何しろすぐ忘れるので(笑)。

前段機器は「DPーUB9000」(パナソニックのブルーレイ再生専用プレイヤーで、You Tube受信可能)で、これからデジタルケーブル(SAEC)で「エルガー プラス」(英国:dCS)に繋ぐ。サンプリングは「24ビット:96KHz」



これからプリアンプ2台へ接続。

1 RCA出力系統から「プリアンプA」 → 「6AR6シングル」等へ

2 バランス出力系統から変換ケーブルを使って「プリアンプB」 → 「EL34プッシュプル」アンプ → 「ウェストミンスター」(サブウーファー100ヘルツ以下)

で、テスト盤はYさんが持参されたもの。



エッ、「井筒 香奈江」さん・・。初めて名前を聞く歌手である。

「オーディオ愛好家の中では優秀録音として有名ですよ。」とYさん。

「あっ、そうですか・・。このアルバムはYou Tubeで出てきませんかね~」

検索すると、たちどころに出てきたのでYさんも ”お口をあんぐり” で、「もうCDは要らないですね・・」

で、聴いてみるとたしかに優秀録音だけあって、歌手が目の前で歌っているような錯覚に襲われた。

「さすがにAXIOM80です、ベールが一枚も二枚も取り払われた感じですね・・」

このシステムとソースの同一条件下で3台のアンプを聴き比べてもらった。

「まったくどれもこれも似たような音ですねえ・・。強いて言うなら、6AR6アンプはホンダのフィットで高速道を走っている感じですが、他の2台はクラウンで疾走している印象を受けました」

なるほど・・。

こうなると「WE300B」と「PP5/400」の一騎打ちになるが、「実力伯仲で判断はつきかねます」とのこと。

これ以上詰めると「無粋」になりそうなので、まあ、そういうことにしておきましょう・・(笑)。

で、この際とばかり面白い実験をしてみた。

ずっと前から気になっていた件で、同一の曲目で「CD」盤と「You Tube」の音質比較で、はたしてどのくらいの違いがあるか。

もちろん、「CD盤」の方が上だろうが、「You Tube」がどのくらい肉薄しているのか・・。

以下、続く。



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