「音楽&オーディオ」の小部屋

クラシック・オーディオ歴40年以上・・身の回りの出来事を織り交ぜて書き記したブログです。

真空管「E180CC」の復活

2021年07月26日 | オーディオ談義

先日搭載した「ミニチュア管の魅力」の続編です。

ミニチュア管をプッシュプル接続で出力管として使うことにより新たな展望が開けたので、それに味をしめて倉庫に直し込んでいた二つ目のケースを開けて整理に取り掛かった。

今さらだが出てくるは、出てくるは・・。

「ECC88」、「6GU7」、「6FQ7」、「5687」、そして「E180CC」

最後の「E180CC」は粒ぞろいのブランドのオンパレードだった。



上段左から「ムラード」(イギリス)、「フィリップス」(オランダ)、

下段左から「7062」(メイドイン・フランス)、「アンペレックス」(アメリカ)といった具合。

そもそも「E180CC」って球は何者だ?

我が家の真空管の主治医「北国の真空管博士」によるとこうだ。

「ヨーロッパスタイルの球の番号について解説します。 

たとえばE80CCは、E=6.3Vヒーター、80=単純な番号、C=三極管、C=三極管。  

上記のルールからE180CCは6.3Vヒーターの双三極管であることがわかります。 
 
つまりE80CCとE180CCは互換性があります。」

ということは、現在我が家の主力アンプとなっているこのアンプにも挿せることになる!



「12BH7」(東芝)に代えて「E180CC」(ムラード)を挿し込んでさっそく試聴。

ウ~ム・・・。

「美は人を沈黙させる」(小林秀雄)というが、これ以上のコメントは控えておこう(笑)。

最後に、今回の整理によって出現した「ECC88=6DJ8=6922=7308」 「6GU7」 「6FQ7」について、我が家ではもう使う見込みがないのでオークションに出品するつもりですが、その前にもしスペアなどでご入用の方がおられましたらメールください。(自己紹介欄にメルアドが書いてあります)。

ちなみに「ECC88系」だけでこれだけあります(笑)。



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