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「音楽&オーディオ」の小部屋

クラシック・オーディオ歴40年以上・・身の回りの出来事を織り交ぜて書き記したブログです。

イヌの顔は飼い主に似る、って本当?~続編~

2017年01月19日 | 独り言
去る9日(月)に登載した「イヌの顔は飼い主に似る、って本当?」(復刻版)は予想以上の反響があった。過去記事にもかかわらずアクセス数は急増するし、全体順位(NTT系のグー・ブログ)でもこれまでにないほどの上位を占めた。

どうやら小難しい理屈を並べ立てたオーディオよりもこういう肩の凝らない記事の方が喜ばれるようで(笑)。

メル友の「I」さん(東海地方)からも愛犬の写真とともに次のようなメールが届いた。オーディオ機器の前で寝そべる「パピヨン」ちゃん、とても可愛いですねえ!

                 

メールにはこうあった。

「犬は人なり」、「音も人なり」、こういう切り口大好きです。
 
拙宅の話で恐縮ですが、写真の愛犬はパピヨンのおす13歳、蘭丸です。立ち耳です。家内は短髪、ヤッパね。
 
ところで、ゴールデンレトリーバーのオスを一緒に飼っていた期間がありました。ゴールデンはたれ耳です。このころの家内は?・・セミロングだったそうです。出来すぎですね(笑)
 
ちなみに、このゴールデンは12歳と長命でした。名前はベル。2匹の名前を繋げて「らんまるベル」というネームを投稿用に使っています。 
 
「音は人なり」まさに同感です。オーディオ愛好家は、どういうわけか(この「わけ」はあまり追求しない方が賢明かと思います)複数のシステムを鳴らされている方が多いと感じています。
 
またも拙宅の話で恐縮ですが、当方も常に3~4のシステムから音が出るようになっています。
私の場合は、人間の本性に根ざした「わけ」ではなく、単純に違う音を出してみたいという理由からです、エー?
 
ところが最近気が付きました。どのシステムも音が似ているのです。
 
私の目指している再生音は、いわゆる「かまぼこ型」です。中音域に決してディップを作らない、少々膨らむのは可、という考えです。
 
システム改善の過程は、この「かまぼこ型」を左右(低域側・高域側)に素直に伸ばしていく作業だったと、振り返れば、そう思います。
 
弦楽アンサンブルを美しくとか、管楽器のアタックを鮮明にとか、テーマは異なっても、出てくる音は、かなり似ています。
 
人間、好きな音の傾向から逃れられない、逆に言うと、嫌いな音は聴いていられない、ということでしょうか。
 
また、カエサルの言にあるように「人は聴きたい音しか聴いていない」というところでしょうか。」 

さっそく、次のような返信メールを送った。 

「ブログのタイトルは<犬は人なり、音も人なり>にすればよかったですね(笑)。かまぼこ型の音だそうですが、言われてみると我が家もそうです。しかも4つのシステムが似たような傾向になっているのも同じです。とても面白い発見に気づかせていただきありがとうございました。」

我が家の4系統のシステムだが、単純に違うスピーカーの音を楽しみたいという目的だったのに、自然とどれもこれも似たような音になっているのには参った(笑)。

実を言うと、最近になって少々マンネリ気味で面白くないなあと思っていたところだった。一つぐらいはまったく毛色の変わったシステムがあってもいいんじゃないというわけで、例によってゾロリと浮気の虫が~(笑)。

まだ一つだけ手元の機器の中でどうしても実験してみたい組み合わせが残っている。
 

それはJBLの「D130」ウーファー(口径38センチ)と075「ツイーター」(あるいはワーフェデールのコーン型ツィーター)の組み合わせ。

思い描いている構想は次のとおり。

<2ウェイ・マルチ・システム:NCネットワーク方式>

 周波数(~7000ヘルツ:6db/oct)

プリアンプ → パワーアンプ「PX25」 → スピーカー(JBL「D130」) → 箱「ウェストミンスター」

 周波数(7000ヘルツ~:6db/oct)
プリアンプ → パワーアンプ「171シングル」 → スピーカー(ツィーター:JBL「075」 or ワーフェデール「コーン型ツィーター」

「お前はフルレンジで落ち着いたはずなのに、まだ懲りないのか!」

と、叱責する声がどこからか聞こえてきそうだが、グッドマンの「AXIOM150マークⅡ」という絶対的な避難先があるので、気楽に実験できるというわけだ。

そのうち、やってみたい気もするが「人は聴きたい音しか聴いていない」となると、生粋のJBLの音もグッドマンの音に似てくるかもしれないなあ(笑)。

 


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