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「音楽&オーディオ」の小部屋

クラシック・オーディオ歴40年以上・・身の回りの出来事を織り交ぜて書き記したブログです。

釣り紀行♯44~海水温の低下に大苦戦~

2009年05月21日 | 釣り紀行

と     き    2009年5月19日(火)、曇りのち快晴、無風

と  こ  ろ    S市O島~A地区~O地区~S地区の各防波堤

          長汐(干潮10時)

釣り時間      8時50分~16時25分

釣  果       クロ(メジナ)23匹、アジ35匹、黒メバル1匹
    
                  

前回の釣行(11日)でまあまあの釣果だったので今年もいけそうだとやや強気の姿勢に。逸る気持ちを抑えて竿やリールなどの手入れと新しい仕掛けの準備などで2日ほど費やすと、いよいよ次の釣行日の決定に余念がない。

しかし、意外と制限要因が多いのが難点。

1 土曜、日曜は釣り人が多いので出来るだけ避ける

 降水確率が40%以上のときは避ける

 汐のタイミングが悪いときは避ける

4 92歳になる母親(要介護2)のデイケア(週1回)と訪問看護(週2回)の日はなるべく避ける

以上、四つの「避ける」を考慮するとなると結構絞られてくるのがつらいところ。

18日(月)は小潮で汐の動きが小さすぎる、20日(水)以降は「曇りときどき雨」の予報となると必然的に19日(火)に決定。

当日は干潮が10時なので「下げ7分」を目途に早朝6時半に出発。高速道の早朝割引を利用してエサを予約している釣具店経由でフェリー乗り場に到着したのが8時。8時15分発の便に丁度間に合った。

前回の釣果に味をしめて一目散にA地区の防波堤に。竿出しは8時50分頃でマキエを早速、広範に撒いてみるがどうもエサ盗りの小魚の動きがおかしい。ノソ~っとゆったり動く感じ。

今日は「食いが悪い」!

肝心のクロ(メジナ)も全然湧いてこない。早朝なのでチヌ(黒鯛)狙いを兼ねてウキ下3mの仕掛けを何回も振り込むが釣り針にはオキアミがついたまま何度となく上がってくる。1時間近く辛抱したがまるでダメ。これだから「釣りは分からない」。前回の釣果がウソみたいで、ブログでさも釣り名人みたいに偉そうなことを書いている自分が恥ずかしくなってしまう。

原因についてはピンとくるものがある。
海水温度の低下である。魚の食欲は海水温の動きと直結している、それも相対的なものがあって前日よりも急激に温度が下がったりすると途端に食いが悪くなる。海水温の変化まで調べて釣りには行けないのでこういうときは釣り人はまったくのお手上げである。

早々にこの釣り場の見切りを付けて、O地区の防波堤に移動。竿仕舞いなど大変手間で移動するのはイヤだが釣れないのだからどうしようもない。撤退の見切りをどこでつけるかも「腕」のうちかも。

30分ほど後にはいつも釣り慣れているO地区の防波堤で竿出し。ここではエサ盗りの小魚がワンサといた。土曜、日曜の釣り人が終日マキエを撒いた影響が残っているとみえる。

エサ盗りを手前に引き寄せて分散させ、ツケエを出来るだけ遠投してクロを狙ってみたが20cm前後のアジがかかるばかりでクロの気配は全然なし。「今日はもうアウト」と半分諦めながら釣っていると25cm前後の「黒メバル」が上がってきた。

クロよりも美味しいので大歓迎だがこれ1匹だけで後が続かない。とうとうアジのオンパレードでまあ全然釣れないよりもマシかと惰性で釣りを続けたが最後の執念で今度はS地区の防波堤に移動。とうとう3回目の場所替え。

このS地区の防波堤は上に電線が低く張ってあって竿の振り回しが制限され結構釣りづらいところ。これまでなかなか釣り人の姿を見かけないところなので逆に「場荒れ」が無さそうとの見込みによる選択。

15時ごろから座ったままの独特の半身の態勢で釣り始めたが、案の定というかエサ盗りが全くいないので残り少なくなったマキエが大助かり。それに15分ほどすると待望のクロが浮いてきだした。午後になって太陽がかんかんと照りだしたので海水温が上昇してきたとみえる。

ウキ下60cmほどの仕掛けにマキエに狂ったクロが面白いほどにかかってくる。しかし惜しいことに型がいまいちでせいぜい手の平サイズ。磯での大物狙いの釣り人なら棄てるサイズだが新鮮なだけで喜んでくれるご近所へのサービスのつもりで持ち帰り。もちろん早朝からのエンジン騒音に対するせめてもの罪滅ぼしでもある。

そろそろ17時発のフェリーに間に合うようにと気もそぞろながら、せめて残ったマキエの量を使い切るようにと丹念に撒いていると段々とクロの型が良くなってきた。帰るには実に惜しいタイミング。納竿は16時25分。結局1時間半ほどでクロを23匹釣った勘定になる。

今回の釣りの教訓は「海水温には要注意」と「簡単に諦めない」ということかなあ~。


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