しまちゃんの愛し糸島ブログ

糸島を個人的に愛している人達の紹介と、ネットワーク作りを目的とした、愛し糸島プロジェクトの情報発信ブログ。

博多シティが今日オープン!

2011年03月03日 04時51分20秒 | ニュース・テレビ関係

連日博多シティの中の店を福岡民放テレビ各局が紹介していたが、ついにひな祭りの今日オープンを迎える。個人的には東急ハンズの福岡出店がうれしい。

これで画材やデザイン用品のあれが無いとかいうことから解消されると思う。

手づくりでものづくりをするための材料や道具が全部揃う店としてハンズという名が付いたのではなかったかと思う。

渋谷の東急ハンズ1号店がオープンしたとき角材の柄が付いた栓抜きがおまけにもらえた。

柄の部分を貰った人が自分で好きなように自由に加工して自分だけの栓抜きを創ってくれというようなメッセージが込められていたのだと思う。そこに思いやアイデアがあるよね。

ちょっと高めだけど、そこだけで材料全部が揃うので、写真の撮影をするときの小道具を短時間で揃えられるので、よく使った。でも東急ハンズが福岡に来る時代なんだなあと思う。渋谷では東急と西部が商圏を争って闘っていた。西部デパートがパルコを作れば、東急が東急109を作り、東急が東急ハンズをしかければ、西部LOFTを作ったりした。おかげで渋谷は若者の街になった。

福岡にもLOFTが出来て、パルコができて、東急ハンズができた。阪急のような大阪のデパートも出来、くうてんは日本各地の名店がはいった。

駅のおかげで来福するお客も増えるが、福岡のお金が東京や大阪や各地に流れていくことも考えたほうがいい。

たぶんこの博多シティの最大のメリットは、よそから来た店のサービス、つまり接客や商品作りを体感できることだろう。福岡の各店の人たちは有名店に行って、本物の味や、接客(接遇)を学ぶといいだろう。

日本全国どこでも通用するサービスとはどういうものかということ体感することだ。福岡のこんくらいでいいやろう、おれがいいと言うとっちゃけん、これでよか、という田舎者の中途半端なサービスでなく、世界のどこに出しても喜ばれる(ことばではよく言われている)「おもてなしの心」を体感すべきだ。

どちらにしても今日は浮かれてもいいかもしれない。

勝負は3ヵ月後だ。3月12日には新幹線が開通する。3ヵ月後に博多シティと福岡の実力が分かるだろう。福岡に来る人々がどれだけ満足できるか、京都や金沢のように再び来るだけの価値を福岡に感じるかどうかが試されるときでもあることを忘れてはいけない。リピーターが増えれば福岡にとって博多駅がリニューアルして新幹線は開通したことに意味があることになるが、来福のリピーターが来ないようであれば、博多シティから福岡のお金が本社が他都市にあるところに流出していくばかりで、福岡にとっては福岡シティが意味が無いことになる。だから、くうてんに入っている店のサービスに負けないサービスを福岡の店が行なえるようになれば、きっと、また福岡に来たいと思うようになると思う。それができなければ、博多そして福岡県は観光が育たず、熊本や長崎や鹿児島に行く人々のただの通過点で終わると思う。

今日3月3日は福岡が国際都市の仲間になれるかどうかの挑戦の始まりの記念日かもしれない。