晴れ、北西の風中。今日もいい風でした。
しばらく忙しいです。
アクロスでの西区フィルの演奏会を初めて、柴田酒店の柴田さんといっしょに鑑賞させていただきました。
ブラームスの交響曲第3番へ長調 作品90とストラヴィンスキーのバレエ「ペトルーシュカ」という初めて聞く感じの2曲の演奏でした。学生さんと年配の方がお客さんで多いのが面白いと思いました。演奏の方はクラッシック音楽に対して僕は何も言えないくらい無知なので言及は避けますが、楽器の音の重なりはときどきとても気持ち良かったです。
100人に近い演奏者が演奏しているのですが、視点をどこに置いたらいいのかわからないので、前半はかなりきつかったです。
2曲目の方が僕は好きです。聴いていて絵が浮かんできました。
柴田さんは奥様とデートみたいなのでアクロスで別れて、イムズ8Fのアルティアムにディックブルーナーの作品展を観に行きました。
ディックブルーナーはオランダのミッフィーのイラストレーターとして知られています。絵がシンプルです。人間も動物を描くときも赤ちゃんや幼児が持っている可愛いさををそのまま絵に取り込んだ感じです。しかも、使う色を限定し、誰が見ても構成される色でブルーナーの作品であると分かります。絵本もサイズが決まっています。これだけ条件を限定すると、世界が狭まってきたり、マンネリ化するのですが、ブルーナーは自由さが広がって縦横無尽なシンプルな世界を作り出しています。このシンプルなデザインを作り出すことがデザインするとき最も難しいことです。たくさんのデータでこれでもかと絵を重ねてコラージュ的に構成することは割とやさしい事です。シンプルなデザインで観る人に飽きさせず、ずっと見ていられて、観ているうちに世界が広がっていって自由になり、その世界を好きにさせるデザインがおそらくデザイナーとして最高のデザイナーなのだと思います。
ブルーナーさんの考え方やカラーはおそらくマチスの影響を受けていると思います。マチスにおだやかな日常生活と”かわいい”を取り込んだのがブルックナーだと思います。
今回の展覧会でブルックナーさんがミッフィーを描いている映像でどんな筆を使っているのかを観れたのが良かったです。
ブルックナーさんは今年亡くなりましたが、作品は子どもたちの心にしっかり生き続けていくでしょう。
まれにみる偉大で幸福なデザイナーだと思います。
その幸福をもらいに展覧会を観に来てください。
アクロスが会場です。
昭和の子ども時代の良き日のワンシーンを切り取った夢のある世界です。年配の方が懐かしく思う世界だと思います。
僕はこの入江さんのあかり絵の世界展を観るのは3回目です。毎回ネタが尽きないで楽しませてくれるなあと感謝しています。
ホッとする作品展です。
5月31日までです。
ルーブル美術館の収蔵芸術品の第9番目の分野が「漫画」だということで、有名漫画家がルーブル美術館に関するストーリーで漫画を描いてその作品を中心とした展覧会が福岡のアジア美術館で開催されている。
ルーブルにはルーブルの歴史があって漫画作家さんたちも持て余し気味の情報量の中から、どこを切り取るかで漫画の内容もいろいろと変わってきます。残念なのは結局は展示されている作品も抜粋なので、それぞれの展示作品の完成品である漫画の本丸ごと一冊買って見てみないとその漫画そのものを楽しんだことにはならないことです。でもいろんな絵がゴチャーっとあって、それを観るだけでも疲れるくらいの量がありました。海外の作家さんの作品は、ふきだしに日本語が入ってないので、映画と同じように、映像をを観て字幕を観るというような作業をしなければならず、一瞬でストーリーが頭に入ってこないもどかしさがありました。やはり、いずれ、作品の本の日本語版を買うしかないでしょう。
分かったことは、ルーブルは1日では観れないくらいの情報の山だということです。観方を変えれば、一生かかっても観きれないほどの作品があるということです。
漫画がの人たちもその情報量の多さをどう処理するかの技術や技量が問われるし、ルーブルの一室とか一枚の絵を漫画に登場させるだけで、ものすごい量の情報が目に入ってくることが分かります。作家さんたちの健闘ぶりを観るだけでも興味深いかもしれません。これからも、ルーブルモチーフの漫画作品が書かれるとすれば、早い者勝ちで、深い作品が作れるような気がします。できれば、ルーブル美術館を作った人たちモチーフの作品が観てみたいです。
それから日本人漫画家の西口シローさんの絵がもっと見たかったです。
この作品展は28日までです。
久しぶりの血
ついでにいうと、この展覧会の隣で行われていた、アジアの作家の展覧会の中の日本人の女性作家の、ビデオ作品が強烈だった。裸体で横たわった作家から体中に3mmくらいの1本の長い透明なチューブでおおわれていて、それが自分の血がその管を流れていくのをず~っと撮ったビデオです。チューブがだんだん赤くなっていって、これだけチューブに血が流れているということは、この作家さんは死んじゃうんじゃないのという気になっていったとき、ずっとそこにいたたまれなくなって、逃げるように帰りました。たくさんのアジアの作家の作品があったのですが、みんなぶっ飛んでしまいました。久しぶりに、人の血や死を意識させる出来事にうろたえる自分を感じました。自分も生き物の一つであり、いずれ死ぬ運命にあるのですが、いつもは、そういうことを考えることなく生きています。ロンドンのテロで亡くなった方のことが、いつもより強く悲しい出来事に感じることにもつながっています。何かのスイッチが入った感じです。
血を観て、ロンドンのテロのニュースを観て
みんな住みやすい狭いところで生きようとして、ぶつかります。ぶつかって軋轢が生じ、場所によってはテロというかたちで、ダメージを与えようとします。ダメージを与えられた人間は相手にもっとダメージを与える方法を考えそれを実行します。それは人間の歴史と言っていいと思います。現在国益を中心に自国の繁栄だけを追求した強国の対立が起きています。第一次世界大戦前の状況に似ています。
北朝鮮の様子は太平洋戦争前の日本によく似ています。日本は中国に侵攻して戦争は始まりました。キムジョンウンはかっての日本の軍部に似ています。暴力という権力の味を占めた脳は創り出したおとなのおもちゃのミサイルを実戦で試してみたくなるのが、脳の性質です。かって、原爆を投下させた人たちも同じだったと思います。これだけ、強大な兵器を持っているのだから負けるわけがないという狭い視点での考慮しかできない人たちが、国益を追求する戦争を始めます。
戦争をしてはいけません。絶対してはいけません。今、日本がアメリカの後ろについて、戦争参加に向かって着々と進んでいるように見えるのは僕だけでしょうか。
自衛隊が日本軍になり、軍事費が日本の予算の多くを占めるようになり、日本軍が海外にでの戦争に参加したり、日本政府の後押しを受けて、かっての軍閥企業が作った日本製の兵器や軍需商品の輸出が日本経済の中心にならないことを願っています。
僕たちがしなければならないのは世界市民社会の構築であり、世界中の人が自分で考えて、言いたいことが言えて、世界中の人の意見を聞けることです。そして、どういう世界を作ったらいいか、論争という戦いを続けることだと思います。そのためにも、日本が世界の言語を通訳できるソフトとチャンネルを創ること、そして世界中の子どもが飯が食えて、教育を受けられるようなことをなすべきです。
なんでこんなことを書いているのだろう。不思議です。
今日の西日本新聞より
20年後が楽しみです。糸島の熟練の農家さんや漁師さんと若い未来の料理人が交流して、お互いに仲良くなって人間的信用を得て、糸島が新しい食文化の一大聖地になることを願っています。
本日の西日本新聞より
僕も一回だけ参加したことがありますが、とても楽しかったです。
会長の平野さんがとても面倒見がよく、会員の人たちも親切にご自分の植物の知識を分けてくれました。
平野さんはシダ類の知識が半端なくて、ほとんど見分けがつけにくいシダの、わずかな差異を教えてくれました。
食事時にそこでお湯を沸かして入れたコーヒーをごちそうしてくれるかもしれませんよ。
600回目ですか。600回山を登ったり、目的の地域を歩いているということですよね。すごいです。
以前いただいた今年度の観察予定所が書かれた入会申込書もアップしておきます。
植物に興味がある方や、歩くのが好きな方にとても向いているイベントだと思います。
この回ならではのウォーキングコースがいくつかあると思います。
一度参加されてみてはいかがでしょう。
22日の西日本新聞より
糸島でクルマエビが獲れたんですね。知らんかったわ~。
23日西日本新聞より
世界一長いそうめん流し見てみたいです。
周船寺の女性の和太鼓チームさんだったとおもいます。今宿のミニストップのイートインコーナーにミニポスターが貼ってあったと思います。
Kaoiさんとこに設置されていたテントが解体されていました。なかなか見られない風景なので、途中から撮影させていただきました。
小一時間で解体からトラックへの積み込み、そして搬出までされていました。