しまちゃんの愛し糸島ブログ

糸島を個人的に愛している人達の紹介と、ネットワーク作りを目的とした、愛し糸島プロジェクトの情報発信ブログ。

桜井昭生さんの「ノーブルとの約束」が出版されました

2010年07月29日 05時05分05秒 | ニュース・テレビ関係
7/23付西日本新聞によると

糸島市志摩で介助犬を訓練されている桜井昭生さんが本を出されて、その出版記念パーティがひらかれたことが記事になっていた。桜井さんが今年、九州初の介助犬2頭の合格を受けられたことは、前にもブログに書いた。惜しくも介助犬に合格できずに亡くなったラブラドールレトリバーのノーブルのことを綴ったノンフィクションらしい。主婦と生活社からの発行だ。

会ったことは無いが、桜井さんおめでとうございます。あなたのような人が糸島にいらっしゃることが誇らしいです。

九大院生が中高生向け学習塾を7/24に開始

2010年07月29日 04時22分43秒 | ニュース・テレビ関係
7/22付西日本新聞によると

九州大学伊都キャンパスの大学院生3人が中高生を対象とした学習塾7/24開設させるとのこと。この3人は塾の講師のアルバイトをした経験があり、「寺子屋」を運営する団体UIKをすでに4月に立ち上げていて、中高生の受験勉強をサポートしたいとのこと。
寺子屋は土日の午前10時~午後6時、西区周船寺の福岡市農村センターで開き、科目は数学、英語、理科。生徒4~5人の1グループを講師1人が指導。学習時間(1コマ50分)は1日最大6コマ受けられるよう設定。料金は1日2千円。定員30人。もう過ぎちゃったけど、事前申込みが必要。UIK=090(3609)9646

今頃かいっ?とつっこみたくなるが、九大生のバイト先ができそうだ。本来糸島地区の学習塾が九大生を訓練して、家庭教師軍団を作り、九大生が糸島に住みながら、バイトが出来るようにすれば、学生も、住民もお互い助かったのに・・・・。そういう動きがなかった。家庭教師や塾の講師は1日ではなれないらしく、訓練とカウンセリングが必要なんだそうだ。生徒さんの成績を上げ、希望校へ合格させるという責任があるからね。でも九大生はほかの事はできなくても、つい数年までは受験勉強していたわけで、ある程度の資産があることに成り、それを生かして教え方の訓練して、お金を稼げるレベルになれば、就職にも有利と思われます。少なくとも社会との接触や、地域の知的レベルアップと知人が増えるというメリットもアル。糸島全体が受験地獄になったらいかんがと関心を持ち若者をみんなで育てるというような、地域づくりをしてくれるようになったたら良いと思う。この寺子屋がその起爆剤になればよいとかってに思っている。

平田大一「マチおこし」講演会に行く 2

2010年07月24日 13時52分37秒 | 糸島関係
サトウキビ刈援農塾に東京から学生時代のバンド仲間がきていて、毎夜の宴会で盛り上がるので、ある日小浜島でコンサートを開こうということになった。半信半疑のコンサート当日、島民の多くが集まり盛り上がった。そしてその後、毎年の催しと成り、今コンサートの日がお祭りの日になっている。おそらく、島民がみんながひとつになって盛り上がることの面白さや、大変さ、喜びなどの大きな感動が多くの人の共通の体験として深く心に刻まれたのだと思われる。のちNHKの朝ドラ「ちゅらさん」で小浜島は有名になる。

やがて詩集を小浜島で発刊され小浜島だけで限定販売をされたとのこと。祭りを成功させた演出家の腕を買われ、沖縄本島で舞踊で村おこしするプロジェクトへの参加を依頼され、沖縄へ行った。ある地区の学校の異なる中高生をバスで送り迎えし、練習場に集めた。最初の希望者は7人だったとのこと。平田大一さん流の人たらしのやり方は、まず無理をしない、何かを押し付けない。次に楽しませる。そのための芸をいくつも持っている。次にゲームを始める。ゲームに必要だからと、参加したがらない奴を一人一人参加させていき、楽しくさせる。そして最後の5分だけ真剣に芝居や歌や踊りの稽古をする。そして別れ際に友だちをひとり、次の稽古の日に連れてきてねと言って、約束させる。中高生たちはだんだん平田さんの術中にはまっていって、楽しく自分から稽古したいとおもうようになり、知らない学校同士のメンバーとも仲良くなっていった。人を楽しくする、そして、人を楽しくさせることの素晴らしさを体感させていくという「教育」の原点を知っていらっしゃる。「楽しい」が何かことを起こすことの原点なのだ。そして、演者は150人となる「肝高阿麻和利」の舞踏劇が完成し、2日間で4000人の観客を動員した。演じた中高生は何を感じたのだろう。それから11年が過ぎた。

講演の模様のDVDが少し上映された。主人公を演じた高校生が、講演直後舞台で、チケット売り場で公演を手伝っていた母親を舞台に上げ、今まで育ててくれた感謝の念とともに、誕生日の祝辞を堂々と述べたシーンが印象的でした。

最初に教えた小学生が今20歳くらいになっているとのこと。彼らの一人が福岡の大学で学んでいて、今日来てくれた。先生である平田さんが太鼓をたたき、生歌を披露され、それに合わせて大学生になった彼がおどった。たった一人の踊りではあったが、その体が表現するエネルギーは会場を圧倒し、ひとつにした。平田さんが行っているのは、人材作りだとまざまざと感じた。礼儀正しく、壇上で堂々としゃべり、堂々と振舞い、堂々と踊った彼の姿に自身と明るさと人をひきつける生命力を見た。魅力のある後継者をつくる。これが大きなポイントかもしれない。

とても楽しい講演会だった。観客の半分が若者だった。糸島の講演会にこれでけ若い人が集まるのは珍しい。JA糸島青年部の熱意を感じた会でした。

http://www.tao-factory.com/

平田大一「マチおこし」講演会に行く 1

2010年07月24日 12時58分49秒 | 糸島関係
平田さんは「南島詩人」と呼ばれるように詩人だ。大学も文学部を卒業されたみたいだが、卒業後すぐ出身地の小浜島に戻られ、お父さんが事故で手が使えなくなったのであきらめていた農業を再開され、地元でも最も人気の無いサトウキビ刈を体験型民宿を始められた。
お父さんが諦めた夢を自分がかなえてやろうという想いで小さな島に戻ってきたというのだ。とにかく常に熱い思いを持ち、行動をする人だ。
大学を卒業するとき先生が「三流の学生は一流会社に入ろうとするが、一流の学生は自分の会社を創ろうとする。」と言ってくれた。自分がやりたいことを実現するには、できるだけ自分の意見が反映される場所にいることが必要であり、そういう場がなければ、自分で創るしかないということだ。
小浜島に戻り、せっかく大学まで行ったのに島で農業をしたいという大一さんの話を聞いた親戚が集まって会議が開かれた。しかし、誰も大一さんの思いを理解してくれなかったそうだ。つまり、親族全員から反対をされたのだ。その会議後、90歳のおじいちゃんの中里さんから「ぴとぅるぴき、むうるぴき」といわれた。一人が光ることができれば、みんなが光りだすというような意味らしい。お前は自分の生まれた場所で生きていくことの大変さを分かっているのか、楽なことではないぞ。それでもやる覚悟ができているのかと問われたのだ。

東洋のガラパゴス西表島にはイリオモテヤマネコという天然記念物がいて毎年何万人もの人西表島にやってくる。しかし、人口500人の小浜島には天然記念物がいなかった。だから自分が小浜島の天然記念物になろうと決心した。大一さんはキビ刈り援農塾を開いた。島民の誰もが失敗すると思っていた援農塾に都会からサトウキビ刈りを体験しに来た。ポイントは夜の7時からの毎日行われる宴会にあった。

明日7/23マチづくりの講演会がJA糸島本店で

2010年07月22日 10時30分06秒 | ニュース・テレビ関係
ふくおか商業ニュースより

舞台が元気を運んでくる「地域が輝くマチづくり活性化術」という講演会があります。

講師:平田大一(TAO Factory代表理事・南島詩人・脚本家・演出家)
   「現代版組踊 肝高の阿麻和利」の脚本演出で有名。
   確か福岡でも今年上演されたと思う。
   テレビでCMをバンバンやっとった。
日時:7/23 17:30開場 18;00~20:00講演
会場:JA糸島本店3F大ホール(糸島市前原東2-7-1)

入場無料

「地域が変われば、子どもが変わる!子どもが変われば、大人も変わる!」
というキャッチフレーズが気に入りました。元気を貰いに行きましょう。