しまちゃんの愛し糸島ブログ

糸島を個人的に愛している人達の紹介と、ネットワーク作りを目的とした、愛し糸島プロジェクトの情報発信ブログ。

6/28講演会「幸福度世界一のデンマークから学ぶ~子どもを幸せにする教育~」へ参加2

2010年06月30日 13時27分12秒 | 今日の天気・夕日・散歩等
春日市のクローバーホールで行われたこの講演会にはデンマークからお二人の講師がみえていました。
一人目の講師はメタ・リヒター氏。リヒターさんはデンマークで3番目に大きい都市オデンスにあるUniversity College Lillebaeltの社会教育科の講師です。デンマークの教育学がヨーロッパの中でどういう風に始まり、発達し、現在に至ったかを何人かの大きく影響を受けた人物の考え方を紹介することで分かりやすく説明いただいた。

コメニウス(1592-1670チェコ)
「女性も男性も、富めるも貧しいもホームレスも、誰も様々な事を学ばなければならない。」この言葉が、デンマークの教育に大きく影響して、1917年に女性の参政権が認められ、1915年に女性が大学に行く権利を持つこととなった。とのこと。

ルソー(1712-1778仏)
「子どもは自由に生まれ、自分自身の意思を持つ。」
「子どもは自身の前提で出会わなければならない。」エミール・教育論
上記の意味するところは、「原罪」という考えとは裏腹に「子どもとは生来、善なる存在」であり、成長するに従って異なった過程で、異なったものを必要とする。

フローベル(1782-1852独)
「子どもは庭の花のようなもので、教育学を基にした知的滋養分を必要とする。子どもは世界の相互作用を通して学ぶ。」キンダーガーデンという言葉を作り出した人らしい。

クリスチャン・コル(1816-1870デンマーク)
「ハートから生じるものだけがハートに至る。子どもは単語を繰り返すだけの能力の代わりに話される言葉の意味、感覚を学ばなければならない。こうして物語は学びの最善の手段となる。」
相手を信じてはじめて心が通い合うものだ、というデンマーク的価値観の源になっているし、デンマーク人は童話や物語が好きだ。


デンマークでは「子どもは遊ぶもの、子どもは人生を愛し、人生を楽しむものである。そして、人は子どもも含めて、ありのままのそのままの自分でいて良いのだ。」という考え方が国民に浸透しているとの事。

ありのままの個人をみんなが認める風潮がデンマークにはあるのだ。個人を国という組織が尊重しているのだ。日本みたいに個人を組織に合わさせようともしないし、お国の犠牲にしようとする価値観が無いのだ。デンマーク国民の幸福に対するインテリジェンスが日本に比べてはるかに高いのだと思う。


★メタ・リヒター氏(リトルベルト大学国際プロジェクトマネージャー)
1970年にコペンハーゲンで生まれ、1998年に哲学分野で修士号を取得。2000年
にリトルベルト大学社会教育学部で社会教育学の准教授に。2009年に国際プロ
ジェクト担当となり、現職に至る。研究分野は多岐にわたり、哲学、科学原理、コミ
ュニケーション、社会学、倫理学、社会統合、保育原理、社会教育学など。デン
マーク国内の他に、フィンランド、メキシコ、ベルギー、オランダ、トルコ、アイス
ランド、リトアニア、ノルウェーなどの大学で講演も行っている。


6/28講演会「幸福度世界一のデンマークから学ぶ~子どもを幸せにする教育~」へ参加1

2010年06月30日 13時16分59秒 | 学習・教育関係
講演会「幸福度世界一のデンマークから学ぶ~子どもを幸せにする教育~」へボランティアで参加させていただいた。

デンマークという国の知性の凄さと懐の深さと個人を国が大事に出来ることの証明とそれを作り上げるのが教育であることを実感できた。
すぐ影響を受けやすい僕なので感動してしまった。

6/28ペシャワール会・現地活動写真展2010に行く 2

2010年06月30日 04時32分12秒 | しまちゃん関係
アクロスの2階の会場には年配の方が多く見に来られていた。中国人観光客らしき方も、多くみえていた。ペシャワール会が工事された水路の地図を貸してくれて、地図上に撮影ポイントと撮影したカメラのアングルの方向が示してあり、ていねいな見せ方に驚いた。

6/28ペシャワール会・現地活動写真展2010に行く

2010年06月30日 04時22分00秒 | しまちゃん関係
中村哲医師とペシャワール会27年の軌跡展に行く。
偉業というにふさわしい、27年という活動のひとつひとつが多くの問題をひとつひとつ解決しながら、その場その場で考え判断を下し、誰かの命を守り、かつ自分の命を守りながらの活動の記録だ。日本人がこんな偉業を成し遂げていることに、静かな感動と誇りを感じる。

パンク自転車ついにタイヤ交換

2010年06月28日 04時33分00秒 | しまちゃん関係
しょっちゅうパンクするわが自転車もタイヤ交換して直ってきた。
もう5年以上乗っいて愛着があるのと、買い換えることが経済的に無理そうなのとで、タイヤ交換ということで落ち着いた。
しかし、このぼろ自転車を土砂降りの雨の中、今宿から姪浜まで柴田酒店さんの柴田さんに行きも帰りも運んでいただいた。ほんとに助かった。
おまけに、「今宿」が載っている芥川賞受賞作の小説絲山秋子著「沖で待つ」という本まで貸していただいた。なんて親切なんだ!!今度から今宿の師匠と呼ぼうかしら。

今宿にはこんな良い人がいっぱいいますよ!!

家を進化させる人 安藤直人

2010年06月27日 20時48分47秒 | 今日の天気・夕日・散歩等
夢の扉という番組で東大の安藤直人という教授の研究が紹介されていた。
液体ガラスという素材は常温で液状で時間がたつと固まる性質を持っていて、木に塗って染み込ませて固めると燃えにくくなる。またシロアリが食わなくなるなどの効果かある。塗料会社と新しい塗料を開発中とのこと。
また別の研究ではかんなくずから作ったチップとプラスチックチップを混ぜてとかして圧力をかけると強い板が出来る。このプラスチックチップをバイオプラスチックチップにして使用後も全て土に帰る素材となる可能性がある。
また土壁を使った家で、夏涼しく冬暖かい家の研究もされていた。

電気や石化燃料を使わないで快適な家をどうやって作るかという研究、また家をリフォームしたり、廃棄するときでも、環境を汚さない素材を考える研究と、どれも社会に直接役に立つし、ビジネスに繋がる研究をされている。

安藤先生は社会に貢献している人だ。こういう人には国は研究費をちゃんと出すべきだ。

いろんな大学が組織が大きくなっちゃって、あまり意味の無い研究をしているところが多くても見分けられなくなって、無駄に国費を使った研究がずっと増え続けている。そういうところは仕分けしちゃって、社会に貢献する研究者を褒め称え、リスペクトし、研究費をちゃんと出すことをしっかり行えば、日本もまともな有能な科学者が増えると思う。

ペシャワール会・現地活動写真展2010

2010年06月25日 16時29分27秒 | その他情報
尊敬する中村哲さん情報です。写真展をやってます。僕は明日観にいきます。

ペシャワール会・現地活動写真展2010
『人・水・命 ~27年のあゆみ~』
■福岡市
日時
2010年6月22日(火)~28(月) 10時~18時
(※初日14~18時/最終日10~16時)

会場
アクロス福岡2階 交流ギャラリー
 交通アクセス
●西鉄電車「福岡駅」下車 徒歩10分
●地下鉄「天神駅」16番出口 徒歩3分

主催・お問合せ
ペシャワール会事務局・写真展実行委員
(●電話092-731-2388●Eメールpmspk92af93@yahoo.co.jp)

入場無料


DVDも出ています。

アフガンに命の水を ~ペシャワール会26年目の闘い~
http://www.ndn-news.co.jp/shop/pickup/031212_6.html

中村さんは本当の医師だ。命を守るということを追求して水路を作っている。アメリカにとって面白くないことかもしれない。自然が厳しすぎることが貧困や病気をもたらしている。このことを先進国の人間は理解できないかもしれない。温暖化で大陸内部は3年以上雨が降らず、人が住めない村や町が生まれている。水がないと人も動物も植物も生きていけない。植物や動物と水が無ければ土も無い。パキスタンを旅行したことがある。1日中車で走っても土を観ることが無く瓦礫や岩ばかりの土地を通ったことがある。木が無くて草が無いことの厳しさはぐっと胃に来る。この厳しさは土があたりまえのようにどこにでもあり、水道をひねっても透明で飲むことの出来る水がでてくる日本の人には全く理解できないと思う。中村さんはその本当の知力で水路を作れば砂漠化した麦畑がよみがえり、住む場所と仕事と食糧と水が得られ、数十万人が生きていけことを予見したのだ。何をすれば命が守れるのかを考え、医療ではなく、自らユンボを動かし、土木工事を行っている中村さんこそ本当の医者じゃないでしょうか。知恵と行動があって事が成る素晴らしさを教えてくれる。

ワールドカップのデンマーク戦勝利にもりあがっているけど、中村哲というこんな日本人がいることも、誇りに思って欲しい。
ということで写真展観にいこう!!

宮崎県口てい疫関連

2010年06月24日 00時46分03秒 | ニュース・テレビ関係
口てい疫の話題が消えかかっているが、我が故郷(小学校1年から高校1年まで8年住んでた)新富町はまだ陽性の牛がでていない。しかし北は川南町、津濃町や高鍋町、西は西都市、南は国富町と口てい疫の牛が発見された町に囲まれている。口てい疫とテレビや新聞に出るたびに新富町の名前が出ていないか注意を凝らす。
実は東国原さんがが宮崎県知事になってすぐ、鳥インフルエンザが発生して、緊急対策が行われた町である。現在の町長の土屋君は僕の小学校、中学校時代の同級生である。また同級生の約8割が農家の子だったから、鳥インフルエンザのとき同級生の家もきっと被害がでていることが類推されます。そしてまた、口てい疫で農業に甚大な被害が出るかもしれません。ピーマンやトマトのハウス栽培で有名らしいのですが、農業が主産業の小さな町です。鳥インフルエンザや口てい疫が農家のやる気とか誇りを打ち砕かないことを祈ってます。

ワールドカップで南アフリカに日本中が応援の念を送っているが、宮崎にも別の意味での日本中からの応援の念を送って欲しい。それが宮崎の農家に希望を与えてくれるのではないかと思います。

頑張れ宮崎!!頑張れ農家!!頑張れ新富町!!

「へいせいエコの家」のモデルハウスが今宿に

2010年06月22日 03時13分11秒 | 糸島関係
西日本新聞6/21の広告10pによると、糸島市に本社がある㈱へいせいhttp://www.heisei-g.co.jp/
が福岡市西区今宿町に(㈱へいせいのホームページにはまだエコハウスのことは掲載されてなかった)モデルエコハウスをオープンしたとのこと。

このエコ住宅では太陽光発電と天然ガスによる発電と発生した熱を給湯に有効利用する「エコウィル」を採用したダブル発電の家となっている。照明もLED照明だし、木や和紙を多く健在として使っているとのこと。

以前西部ガスさんのモデルエコハウスが6月にオープンするとテレビで言っていたのがこれなのか?でも問合せ先が㈱へいせいとなっていて、HP見ると土建屋さんみたいな感じで、普通の住宅メーカーみたいに見える。でも平成グループというのがあって、水や環境の関係の会社や、スポーツクラブ、老人介護ホーム関係のグループ会社がある。なんか面白いグループが糸島にありそうだ。いつか取材させていただこうと思いました。

なんか多忙!!

2010年06月22日 02時17分15秒 | しまちゃん関係
伊都祭ボケこいてたら、生活費を稼がなくてはならない状況がレッドゾーンに入っていることを確認。せっせと働いてます。

伊都祭のおかげで仕事が増えることはないが、やりきったことで、落ち込むこともなく忙しさを前向きにとらえ、我ながら良く働いている。きっといいことがあるだろう。僕は運がいいのだから。

さてコミュニケーションビジネス関連情報をひとつ。

◆◆講演会「幸福度世界一のデンマークから学ぶ~子どもを幸せにする教育~」

日本を「本当に住み良い国」にするために、デンマークで実現している「幸福度
世界一」を学び、その優れた点を私たちの日々の暮らしや活動、仕事に取り込
んでいければと考え、デンマーク福祉・教育講演会をシリーズで開催しています。
今回は、デンマークから教育の専門家を招いて、「子どもが幸せになる教育」とは
どういうものか、幸福度世界一の社会を支えるデンマークの教育についての講演
会を開催致します。是非ご参加下さい。
■講師:メタ・リヒター氏   ギッテ・ヨーセン氏    銭本隆行氏
■場所:クローバープラザ(春日市原町3-1)クローバーホール
■日時:6月28日(月)13:30~16:30 
★講演後は講師との懇親会をクローバープラザ内のレストランで企画中です。
 ご期待下さい。
■参加費:1000円
★資料の準備等がありますので事前(前日までに)に参加申込のメールを
 お願いします。
 →教育文化研究所へ件名「デンマーク講演会参加申込」と入力して、お
  名前と電話番号をメールして下さい。→ nakayoshi@kyoikubunka.com

僕もボランティアで写真とってます。

さてデンマークはワールドカップ対戦国であるだけでなく、福祉先進国で国、地方、コミュニティ、個人のそれぞれの役割が日本とは根本的に違うみたいなので最真情報が必要な人はぜひこの機会をお見逃しなく。