しまちゃんの愛し糸島ブログ

糸島を個人的に愛している人達の紹介と、ネットワーク作りを目的とした、愛し糸島プロジェクトの情報発信ブログ。

子どもの水辺安全教室が9月10日にファームパーク伊都国で

2011年08月31日 22時13分31秒 | 糸島関係

無料の「子どもの水辺安全教室」が9月10日にファームパーク伊都国で開催されるそうです。親子でも参加できるそうです。めちゃ楽しそうです。一部変更がありますが、HPからコピペします。会場の変更と弁当持参が弁当支給が変更されるとのこと。

平成23年度ふくおか水辺の安全講座
「かっぱに教えてもらおう川の危険と保全」

http://www.npokankyonet.org/download/23_anzen.pdf

はじめに
 福岡県では、近年多発している局地的集中豪雨対策として、
河川を利用する皆様に、天候の急変などによる急激な増水や身
近な水辺の危険個所を知ってもらうために、子どもを対象とし
た「ふくおか水辺の安全講座」を平成21年度からNPO法人と協
働で開催しています。

河童の願い
 昔から川に住む「河童」には、各地にいろいろな伝説が残っ
ています。その中には、子ども達の足を水の中から引っ張っ
て、川の深い場所を「危険だ」と教えてくれたり、川にごみを
捨てたりすると、ごみでせき止めて川をあふれさせたりと、一
見いたずらをしているように見えますが、実は人間たちに「し
てはいけないこと」を教えてくれていたと伝えられています。
そこで今回の講座では、「かっぱに教えてもらおう川の危険と
保全」をキーワードに、川で安全に親しむために河童から学び
ましょう。

【開催日】 
9月10日

【会場】 
ファームパーク伊都国
 http://www17.ocn.ne.jp/~farmito/access.html 
(HP上の糸島市立 怡土小学校 川原川(糸島市)から変更になったとのこと)

【募集対象者】 
小学校4年生~中学校3年生
定員30名
保護者参加可能
※申込多数の場合は抽選となります。

【プログラム内容(9:00~16:00)

9:00 受付 各回開催会場に集合

9:10 アイス・ブレイク ゲームをなどを通じて相手を知ります (屋内)

9:20 川ってどこが危ないの? ワルがっぱを探せ!川の危険を知ろう (屋内)

10:20 生き物を探そう いろいろな生き物を捕まえて、観察しよう (屋外河川)

12:00 昼食 弁当支給(HP上では持参になっていますが出るそうです。)

13:00 プロジェクトWET 水の科学を、ゲームをしながら、たのしく学ぼう (屋内)

13:30 川で安全に遊ぼう
実習-1
 ライフジャケットの着用法、
      レスキューロープ投げ (屋外広場等)
実習-2 カヌーに乗ろう、カヌーでごみ拾い (屋外河川)

16:00 終了式 修了書授与、アンケート(屋内)

*天候の関係でプログラム内容・時間は変更することがあります。

住所、氏名、年齢、性別、電話連絡先、あればメールアドレス、
電話、FAX、メールで応募先まで申し込んでください。

【応募先】 
NPO法人 西日本環境ネットワーク 糸島事務所
TEL/FAX092-327-3808
〒819-1312 福岡県糸島市志摩初417-7 
econet@f4.dion.ne.jp

 

●持ってくる物
 水着・着替えの服・タオル・帽子・水筒・筆記用具・かかとが固定される履き物
 (水にぬれてもよいもの)

【問合せ先】
●NPO法人 西日本環境ネットワーク
 糸島事務所  TEL 092-327-3808
 (平日10:00~16:00)
●福岡県県土整備部河川課 企画調査係
 (担当)今井、中川 
 TEL 092-643-3668

 

この催事は福岡県内の小・中学生に水辺で安全に遊ぶ方法を学んでもらおうという目的で、この夏から秋にかけて県内で各地で開催されている。今回、夏休みは終わってしまいましたが、糸島のファームパーク伊都国で開催されます。水遊びがお好きなお子様といっしょに安全な遊び方を学びませんか。カヌーにも乗れるしお弁当も出るそうです。せっかくの自然がいっぱいある糸島を親子で安全に満喫しませんか!糸島の川を護る子どもを育てましょう!


今日はいい風吹いてます。

2011年08月31日 14時13分37秒 | 今日の天気・夕日・散歩等

日差しは和らぎ、いい風が吹いています。

カオイさんのウィンドサーフィンが博多湾の海上をかっ飛んでいます。気持ち良さそうです。

さっきカオイさんの2Fのカフェ・ミディアムテンポさんでアドクリエイトの石田さんとパニーニを食べました。この前はタコスのパニーニでしたが、今日は照り焼きチキンのパニーニを頼みました。美味かったです。

食事中オーナーの吉田さんが帰ってきました。吉田さんは、今、芥屋でのサンセットライブの会場作りをやっているそうです。凄いです。僕も4日にサンセットライブへ行く予定です。楽しみです。

 


文科省の放射線汚染地図

2011年08月30日 15時44分09秒 | ニュース・テレビ関係

きのう

文科省が放射線の汚染地図を発表した。

当事者にとって覚悟をせまる地図でもあったようだ。

農地の汚染も調査した地図もあった。土1キログラムのセシウムの量を測った地図だそうだ。米作農家にとっても厳しい現実が見えた。

さらに、作付け制限地以外の土地でも飛び地で高濃度の汚染地域もあるとのこと。

自治体ごとにさらに詳しい汚染地図を作る必要がある。この地図づくりの調査と除染作業に被災者の雇用ができないだろうか。

前回、国が何もしていないと書いたが、文科省の人ががんばって地図を作っていた。そのことは謝りたい。でも遅すぎる。できたところ(地域)から、発表すべきだと思う。

政府はスピード感が要求されている。遅いことで人命が失われる。まだ震災の緊急事態が続いていると思うかどうかだ。未来において政府に多くの賠償を請求される可能性が高い。


「ネットワークで作る放射能汚染地図③」を観て

2011年08月30日 11時10分38秒 | ニュース・テレビ関係

8/28に偶然にも原発関連の番組が夜から深夜にかけていくつかあった。そのうちの一つNHK教育のETV特集「ネットワークで作る放射能汚染地図③」について長くなるけど記録として残すために書いておこう。

まずは被爆には「外部被爆」「内部被爆」がある。

外部被爆は人の環境が放射能に汚染されていて、そこに長く居ればいるほど被爆量が増える。内部被爆はチリやゴミや水や食べものに放射能汚染物質がついていて、それを吸ったり、飲み込んだりして体の内部から汚染されていくことを指す。

この番組は、福島第一原発事故の緊急時避難準備区域に指定された福島市、二本松市、郡山市(原発事故の中心地域から多くの避難してきた人たちが住んでいる町でもある)での、元理化学研究所の所員で「被爆」の研究をされた木村真三さんと岡野眞治さんの放射能汚染地図づくり外部被爆と内部被爆の調査、そして、放射能の除染の活動のドキュメントだ。

 

放射能汚染図づくり

まずは放射能汚染地図づくりだ。自治体が山林部を除けた主な市民の居住地域を地図上で区分する。それを木村先生と自治体職員の人が調査する。調査は地上1mくらいの空間調査が主だが、カウンターの値が高いところは地層を掘って専門機関に送って汚染土を検査してもらう。だいたい地下5cmくらいが汚染されていることがわかった。

 

次に調査した値から地区ごとに分けた地図に、汚染度の値によって色を塗り分けていく。すると市全体の汚染の様子がつかめる。

 

外部被爆と内部被爆の調査

 

次に汚染値は高い地区に行って戸別訪問を行なって一軒一軒汚染度を測る。

特に妊婦さんや赤ちゃんや子どもがいる家庭は念を入れて測る。カウンターを一人一人に持ってもらって、家族全員をひとりひとり1日分の放射線量を計測し、合計3日計る。すると同じ家族でも値が違うことから、おもに長く居る場所の汚染度が分かる。家族ごとの年間被爆量も推定できる。年間被爆推定量が基準値より高いようであればその家から避難したほうがいいということになる。

 

また放射能の影響を受けやすい子どもをお持ちの家庭では、学校までの通学路やその周辺の子どもたちが立寄りそうな場所も放射線量を調査しなければならない。放射線の被爆量はそこにある放射線量かける時間で計算できる。つまり3・11以後現在までの被爆量は3・11以後移動した場所にどれだけの放射線がありそこに何時間いたかをかけることで推計するしかない。だから。福島第一原発付近から福島市に避難している佐藤健太さんという若者が3・11以後の子どもたちの移動記録を記載するノートのモデルを作り、自治体に制作を提案され、それが通って被災地の小学生たちに配られていた。

佐藤さんは自分がどれくらい内部被爆したか知りたくて放射線医学総合研究所までわざわざ車で出向いて2時間かけて調べてもらったが、「安全です」としか教えてもらえなかった。被爆量の具体的数値や記録書ももらえなかった。ただ、被爆者としてのデータを取るモルモットのように扱われた。NHKがあとで取材することでその被爆量が伝えられた。つまり、公の内部被爆を調べる機関はデータは取るが、被験者を安心させる機関ではないということだ。

国は被災者を護らない。山川さんは一向に被災者に助けを出さない国に不信感を持った。

山川さんが作ったノートは今後子どもたちの医療やもし発病したときの賠償の証拠のひとつとして使えるかもしれない。なにより、その子どもが大人になったとき、真実が知りたいと思ったときの一つの確認できる記録になるだろう。

 

さらに内部被爆の調査だ。木村先生と岡野先生たちは簡易型の持ち運びができる内部被爆計量機の発明に成功していた。それで、今回調査させていただいた赤ちゃんやお子さんをお持ちの家庭の方の内部被爆を検査していた。子どもさんがぐっと切腹みたいにせんさーの先をおへそのあたりに押し当てるとモニターにグラフがでてきてすぐに被爆値が分かる。

先に書いた山川さんも内部被爆量の検査を受けていた。検査する木村先生と話すことで微笑がもれていた。検査値はセシウムがでていた。3・11から検査の日までの外部被爆量は分からないが、これから1年後の内部被爆量は推定でき、モニターで値を確認できた。こうした国民一人一人の安心を提供できるようにすることが、国や自治体の存在価値になるだろう。

 

除染

 

国の放射能対策を待っていられないと二本松市は独自に除染活動を開始した。

除染は汚染された地域の土などを削って移動させ居住地の放射線量を下げることだ。

まずは家の内外の放射線量を測る。特に放射線量の高いところの地層を切ってさらに放射線量を測る。地表から5cmくらいまでのところが汚染されていることを確認。

汚染された表土を深さ5cmくらい削って耐水性の土嚢袋につめる。ひたすら削ってつめる。

土嚢に詰まっているのは放射線汚染物質であるからかってに捨てることはできない。自治体が指定する場所に仮安置する。今回の場合土を削った家庭の土地で耕作放棄地に置いていた。自治体ごとに正規のこういう放射線汚染物質の置き場を指定する作業が急がれる。

さらに屋根部分の除染も行なわれた。瓦を高速で水を発射できる放水機で洗い、雨どいにたまった、土やごみを取り除く。この雨どいの土がかなり放射線濃度が高かった。この屋根の除染はかなり重労働のようだ。

最後に家の内外、各部屋の除染後の放射線量を計る。今回の除染で放射線量は半分に減った。この除染後の家に住めるかどうかがを判定すればいいということになる。ちなみにこの家は赤ちゃんも住めそうということになった。

 

どちらにしても自分がここに住んでいてもいいのかどうか、除染で住めるようになるのかどうかを早く判断しなければならない。なぜなら、放射線量かける時間が被爆量になるからで、ながく居続ければ居るだけ、命を危険にさらすことになり、赤ちゃんや子どもは親が護るしかないのだから。国はまだしばらくは動かないだろう。

原発被災地の自治体は独自に汚染地図を作って市民に公表し、除染チームの編成と汚染度の保管地の確保をすべきだ。さらに木村先生たちの内部被爆の計量器を早くたくさん作って、医者などに被爆量の計量の仕方を教え、各地の病院で内部被爆を確認できるようにしたほうがいい。そうしないと、自分たちで自分たちや子どもの命を護れなくなると思う。

福岡の人も、福島の事故を他人事と考えず、玄海原発1号機が古いタイプで日本で一番壊れやすいこと、一年の三分の二くらい玄海町から西へ風が吹いているらしいということ(高島福岡市市長がテレビで言っていた)。距離的には糸島半島が飯館村(計画的避難区域つまり全員非難したところ)と同じで、玄海原発と福岡市の距離も福島原発と除染が必要な地域がある福島市の距離より近いことは知っておくべきだ。

僕たちが愚かなままでいてはいけない。原発が事故を起こした場合のマニュアル作りと避難経路、被爆の検診と子どもへの対策など自治体がシュミレーションしておくことが大切だと感じた。九大に防災の専門家もいる。

原子力発電所は廃炉をしても安全ではない。発電後の核燃料廃棄物はこの地球上どこにも捨て場所は無い。放射能を出さないようになるまで何万年もおそらく廃炉した原発内に安全に管理し続けなければならない。何万年分も負の遺産を残すことで、今の便利な生活や経済活動を優先する僕たちを、未来の日本人が許すわけが無い。安全に放射線を管理する新技術ができるまで、原発は止めるべきだろう。

おそらく数年後福島付近の県から甲状腺がんの子どもや白血病の子どもがでてくることが予想される。時間がたてば経つほどその数は増えることも予想できる。今、野田総理が誕生した。5ヶ月間、菅さんは何もしてこなかった。組閣や予算とか具体的対策が動くまでに早くとも冬以降になる可能性がある。どうして、こんな大事なときに菅さんが総理をしていたのだろう。政府のスピードが遅すぎる。

国会はそれでいいと思っているが、国民はそれでいいのかということだ。この番組は木村先生や岡野先生や山川さんなど個人の活動が一部自治体を動かしているドキュメントだ。どうやって、子どもを護るかの一つの方法のを示したと思う。さすがNHKだ。もっと多くの知恵のある人、お金を持っている人が集まれば未来の子どもの命を救えるのではないかと思う。義援金をこういう活動に早く使うべきだ。

祝島のばあちゃんたちは何と言うだろう。

 

 


どじょうの勝利

2011年08月29日 14時42分36秒 | ニュース・テレビ関係

民主党の新代表に野田佳彦さんが選ばれた。ミーハーな言葉しか書けないが、野田さんの演説は原稿を読まず目を見開いて、声に勢いがあった。なんか予感を感じさせるものがあった。原稿丸読みの菅さんと違い、意外とやるなあと感じさせてくれた。

具体的政策案については5人の候補は何も語らなかった。5人の候補の演説の中で野田さんの「ドジョウは金魚になれない。ドジョウは泥臭く、精一杯いい政治をするだけだ。」という言葉がまず一番に印象に残った。マスコミは今後「ドジョウ政治」とか「ドジョウ内閣」と、きっと使うだろう。

また野田さんの演説の中の雪玉をみんなで押して坂を上る例えがあるが、同じような歌詞がビートルズの歌にあるので、どこかのテレビ局が野田さんのテーマ曲に使うかもしれない。

野田さんは江戸時代の歌舞伎役者みたいにあるいはいい顔にみえてきたのが不思議だ。責任や覚悟が顔をつくるのだろう。野田さん以外とやるかもしれない。期待する。


今日夜10時から放射能汚染関連の番組が

2011年08月28日 12時39分52秒 | ニュース・テレビ関係

今日(8/28)夜10:00からNHK教育のETV特集「ネットワークで作る放射能汚染地図③」という番組があります。

きのうの「ミツバチの羽音と地球の回転」を観てからやたらと原発関連の番組が気になります。きのうの上映会でいただいた資料に今年の4/19付けの東京新聞に掲載されたこの映画の監督鎌仲ひとみさんのインタビューのコピーがある。鎌仲監督は今までにこの「ミツバチ~」以前に「ヒバクシャ‐世界の終わりに」「六ヶ所ラプソディー」という核や放射能の恐ろしさを取材したドキュメンタリー映画を撮り続けてきた監督さんだ。

インタビューの内容を要約(あんまり縮まらなかったが)すると、

進行中の事態覆い隠す

放射能の複合的な内部汚染が進行中だ。文科省が公表する放射線量は空間放射線量でガンマ線だけを測ったものだ。本来空中だけでなく地上に降下するセシウムやヨウ素なども含めて種類や量をフィルタ-で測定しなければならないがそれができる研究機関が少なく、その値は公表されていない。(真実の放射線量は計測も公表もされていないし、計測する態勢を作る準備さえ行なわれていない。)

政府は安全基準値をどんどん引き揚げている。単位のすり替えをして深刻さを隠そうとしている。自分は放射能の被害を受けて苦しんでいる人を取材してきたが、国際原子力機関(IARA)は原子力推進派で被害を過小評価する傾向があり、政府、ICRPのデータは現場被害の実態を反映していない。

情報収集と判断は自力で

政府やマスメディアの情報しか流れていないと思いがちだが、お子さんをお持ちのお母さんたちはネットや書籍で、自力で情報を集めて欲しい。事態への過小評価と過大評価があるが、両者を見て個人で判断できるようになるはず。これは命に関わることだ。

マスメディアは原発批判すると左遷されたりしてきた歴史がある。そのせいか、政府や東電の小出しで後出しの情報しか得られない。正直に情報を出さざるをえない世論や、説明責任を果たさなくてはならない雰囲気をマスメディアは作れない。

 

なんか、原発に」僕は過敏になっているかもしれない。

僕は社会的問題を全部他人任せにしてきた。全部他人事だった。社会との接し方が真剣ではなかった。

HPやツイッター、ブログを書いたり情報がこれだけ個人でも自己主張できる社会になってきて、政治家や官僚があまり国民に対して仕事をする能力がないこと、ビジョンや信念や哲学を持って仕事をしていないことを感じて個人的に批判できるようになってきた。

でも他人との接し方はより薄くなってきているように思う。直接会って面と向かって話し合う関係より、携帯電話やメールなどの情報による接し方が増え、人間どおしのかかわり方が薄い社会になってきている。自分みたいな人間が社会を変えられるとは思わない。そういう自信が全く無い。でもウジウジとブログを書いている。でもこのままの世の中ではまずいと思っている。そういうあせりをこの映画ミツバチ~にでてきたおばあちゃんたちにかなりあおられた。

おばあちゃんたちは海に入ってでひじきを刈ったりしてこつこつ真面目に生きている。そして原発反対のデモをこの28年間、毎週月曜に行い(映画の中ではすでに1000回以上デモがおこなわれているとのこと)、県庁やお上に嘆願に行くときや原発工事船が来るときは、その船の最前列に並び立ちはだかる。その顔に恐れではなく誇りが見て取れる。70過ぎのおばあさんたちにいいようのない感動を覚えた。人間は生き様なんだと教えられる。

この映画は3時間ちょっとあり、長すぎる。ダイジェスト版で40分くらいに編集して多くの小学生や中学生に見せて欲しい。できるなら、糸島の親子に見せて欲しい。映画の中に山戸さん一家がでてくる。その生き様も観て欲しい。ふるさとを護るということ、環境を護るということを家族で考えて欲しい。

なぜなら現在日本の原発で一番危険なのが玄海原発1号機であり、そこが福島原発と同じように爆発し西風が吹いたなら、たった2時間で糸島半島は、福島県の飯館村と同じ計画的避難区域となり、全員が半島を避難しなければならなくなる。農業も漁業も糸島でできなくなり全滅だ。もちろん、可能性上の問題ではあるが、一応シュミレーションしておいたほうがいいと思う。

とにかく原発に無関心ではいけないと思う。これから何ができるか考えたい。

 

というわけで、まず、今晩の番組を観ようではありませんか。


映画「ミツバチの羽音と地球の回転」を観る

2011年08月27日 19時41分08秒 | 農業・環境関係

二日市のさんあいホールに行って、映画「ミツバチの羽音と地球の回転」を観た。この映画は自主上映の映画だ。

この映画は山口県の瀬戸内海にある祝島(いわいじま)の島民の人たちが、28年前から説明もなく対岸に原子力発電所建設を強行しようとする中部電力に対して、建設反対運動を行なっていた。もう70代くらいのおばあさんたちが反対運動の主役だ。もう28年もやっているから、デモ行進も堂に入っていた。おばあさんたちは漁師の奥さんが多く、みんな明るくタフにデモをされ、チームワークもバッチリで、アジテイションもなかなか押しが強く、かっこよかった。とにかく祝島の人たちがかっては仲が良かった人々が原発推進派と反対派に分断され、少数派の反対派の目線から描かれたドキュメンタリーだった。国や大企業である中部電力の横暴にぐっと耐えて明るく振舞うおばあちゃんたちがイキイキと描かれていた。そして、まさにこの時もおばあさんたちは反対運動をしている。

28年間日本社会から無視されてきた祝島の人々の反原発運動は、3.11以降ニュースでもクローズアップされ、今までの負けても、勝負を引き伸ばす闘いだったのが、もしかしたら勝てるかもしれない闘いに変わってきた。まさに運命のいたずらだ。祝島の人たちが勝てるといいと思った。

またスェーデンの脱原発と自然エネルギーの導入に関わった人々のドキュメントもあった。日本好きのスェーデン人の人が日本が水も風も森も、地熱もあるのに、自分の使う電気がえらべないことに驚いていたのか印象的だった。

3時間の映画のあと、玄海原発の稼動に反対する糸島の「風下(かざしも)の会」の江藤さんの報告があった。

http://www.rri.kyoto-u.ac.jp/NSRG/kouen/msm081026.pdf

今止っている玄海原発1号機が福島原発3号機より(日本一)もろく壊れやすいこと、放射能風船を玄海原発から飛ばす実験(右図)で、玄海原発が爆発してもし西風が吹いたら僕の住んでいる糸島半島に、2時間で放射能がやってくること、玄海原発内にすでに1900本の使用済み燃料棒が存在すること、核廃棄物最終処分場はどこにも存在しないこと、放射能の半減期は24000年なので、その時代の技術でこの燃料棒は冷やしながら監視を続けなければならないこと。2007年二丈町にビーチホテル跡に「高レベル放射性廃棄物処分場」を作る計画が上ったが、町長らが九電の接待を受けたことが明るみにでるなどしたため、計画は頓挫したことなど、「風下の会」の原発反対運動の地道な経過が語られた。3.11後やっと、原発反対活動に理解者が増えてきているとのこと。

 

原子力エネルギーをコントロールする技術の研究は続けるべきだと思うが、原発は50年電気を発電して、使えなくなって原発廃炉後何万年も子孫が代々監視し続けなければならないような負の遺産を残すエネルギーは使うべきではないだろう。

くしくも原発を含めての日本のエネルギーの未来をどうするかという特集番組をやっている。

電気買取制度のスペインの例を紹介している。日本もおととい自然エネルギー買取法案が可決した。映画の後で、前筑紫野市長があいさつされ、その中で、この法案で政府がこの買取制度の研究を始めるのが今年の10月からで、いくらで買い取るか決めてこの法律を施行するのは、来年の9月ごろとのこと。遅すぎるよね。このスピード感の無さがこの国の経済を悪化させている。

祝島のおばあちゃんたちは、電気より環境を守り安全に水産物を獲れる海を子孫に残すために船に乗って東京にもデモに行き、原発工事現場に工事船が入れないように身体を張って一番前で中部電力の工事人に対峙し時にはぶつかっている。美しい海を守るための使命感と覚悟が違うのだ。理屈ぬきに大事なものを命を懸けて守ろうとする姿がきついけど幸せそうで感動した。この映画を作った人と被写体のおばあちゃんたちの仲がとても密接で関係が近く、愛を感じた。

中学生や高校生が観客に一人もいないのがちょっと残念だ。若い人がぜひ観たほうがいい作品だと思う。この映画は予約すると500円、当日1000円でリーズナブルで、上映実行委員会の努力と上映を実行した意識の高さに感謝と尊敬の念を感じました。


退菅

2011年08月26日 15時05分13秒 | ニュース・テレビ関係

やっと菅さんが辞めた。退職のあいさつで「やるべきことはやった。」と言った。

この言葉に「まだ言うか!」とつっこみをいれた国民は少なくなかったのでは。

どうしてこの人が首相に選ばれ、その任期中に震災がおきたのだろう?

国民が政治や国家に関心を持てという神の啓示か?

それとも、国民は国家や政治家や行政を当てにしてはいけないという啓示か?

どちらにしても、選挙の投票率が40%前後の国民にふさわしい総理大臣が菅さんだったんだなあと、反省し、国会に国民がもっと意見を言えるしくみが必要と感じた。でないと、政治が良くならないと感じた。

選挙の投票以外に国民の意見が交換でき、問題を解決するための方法の提案も、国民全員にプレゼンできるシステム、例えば「政治グーグル」とか「政治Yahoo」みたいのが欲しい。そういうIT会社できないだろうか。


広島牡蠣漁師の男気

2011年08月26日 14時28分06秒 | ニュース・テレビ関係

日本一の生産量を誇る広島のカキ養殖業者の人々がいわばライバルである宮城県の気仙沼唐桑町のカキ業者を救うためにカキ棚の材料を持ってきていっしょにカキ棚の製造作業を行なっている。気仙沼はカキの稚貝の生産地でもある。牡蠣の生産においてつながっている。しかし東京を中心とする関東圏市場をめぐって牡蠣販売のライバルでもある。

そのことをおいといて、東北の牡蠣養殖の再生復興の協力をしている広島の牡蠣漁師たちに男気を感じる。今回60基のカキ棚ができるとのこと。国が頼れないなら俺たちが少しでも手助けしたいということだろう。日本中で業種ごとにこういうサポートが少しずつ起きているのだと思うが、国の対策が遅すぎる。被災地のコミュニティが崩壊する前に対策を行なって欲しい。東北の冬は長く厳しい。国の復興のスタートが冬では遅すぎるのだ。

糸島半島の牡蠣業者は東北に何かしているのだろうか?何か情報をお持ちの方、コメントしてください。

 


陶翠苑の炙り鯖鮨とクリームブリュレが今日感テレビに

2011年08月25日 17時55分18秒 | ニュース・テレビ関係

RKBの今日感テレビに糸島の陶翠苑を紹介していた。

主人が作る炙り鯖鮨と奥さんが作るクリームブリュレが絶品と紹介されていた。

炙り鯖鮨は松園鉄工所の松園さんとこでのパーティーで1切れだけ食べたことかある。ボリュウムがあって美味かった。

1回言ってみたいと思っているが陶翠苑は野北近くの山の上なので、車が無いとなかなかいけない。

しかし山(彦山)の上なので、景色がよく二見が浦の海も見える。松園さんとこで貰ってきたチラシによると、1階が陶器やガラス器、木工、布、竹などの作品を展示販売しているギャラリーで2階がカフェになっていて、炙り鯖鮨のほかそばや豆腐が付いた田舎の昼飯膳というのが美味そうだ。

行ったことないのに紹介するのも変だけど、糸島では有名な風光明媚な癒しスポットとして有名です。一度訪れてみてください。

カフェ&ギャラリー陶翠苑

糸島市志摩野北973-4  092-327-3455 月曜定休(祝日なら営業)

http://members.jcom.home.ne.jp/1638502102/

 

(今回写真なし)


首相候補に立候補する人は日本の未来ビジョンの本を出せ!

2011年08月25日 15時09分27秒 | ニュース・テレビ関係

民主党の代表選のニュースが流れるたびまた「茶番劇」としらけていく。

それぞれの候補に日本の未来ビジョンなど描けていないくて、総理と呼ばれたいだけの人の政争のみが見えてくる。民主党そのものがねじれている。自民党は今の日本の腐敗の原因と天下り社会と既得権益構造社会を構築した党だ。つまり2大政党は国民にとって日本の運命を託せる党ではなくなっているのではないだろうか。

国民が改革して欲しいと望んでも全く実行能力のない2大政党だ。思い切って、現在の国会議員全員を一旦クビにして、国会議員になりたい人全員に2ヶ月と期限を切って、日本の未来を明確に表すビジョンを本にして出版させるかホームページやフェイスブックで映像を使ってプレゼンしてもらうといいと思う(NHKの政見放送は短くて話もつまらないし、実力の差が明確にならない)。そして、それを観て国民が投票して得票数が多いほうから100名を当選させていくのだ(国会議員は100人くらいで十分だ)。そしてベスト5の得票数を得た人には、再度2ヶ月の期限を切って、人事とビジョンを実現するための政策法案を再度国民に向けてプレゼンしてもらうのだ。そして、国民が1位を選ぶのだ。

つまり、日本の首相は国民が選ぶのだ。

今の政治は国会議員どうしが仲が悪くてディベートができていない。意見のぶつけ合いをして相手を理解し認めてこそディベートの価値がある。意見のぶつけ合いはするが全く自分を省みることもなく矛盾を指摘され、明らかに正論に負けていても北朝鮮や中国共産党のように自分を正当化する人ばかりだ。ディベートに負けた方は自分の非を認めて、謝るべきだ。

今の権力者は自分が間違っていても謝らない。いや、謝っていても、言葉の上だけのことで、実質の行動は自分の誤った意見を貫く行動に出る場合が多い。だから信用されないのだ。そして、マニフェストは意味がなくなった。マニフェストという言葉が公約でもなく宣言でもなく、守らなくてもいい努力目標になってしまった。

政治家はもっと準備(勉強と人脈作り)をして実現したい未来を明確に国民に示し、実現するための方法と人材(チーム)を明らかにして、立候補するべきである。国際的に活躍できる人、10年後、30年後50年後の日本(地球)のために人を育てることができる人だ(時代の変化のスピードから考えると100年後は想像しにくい)。もう絵に描いた餅はいらない。理念や理想を語るだけの議員もいらない。1歩1歩ビジョンを実現できる人やチームが欲しいのである。でないと東北も救えないし、原発も収束できない。日本経済(世界)も崩壊するだろう。すんごく頭のいい人たちはあとどれくらいしか人類が生きていられないかすでに知っている(予測している)かもしれない。

でもバカな僕でさえ、水不足と食糧危機が起きて始めているのを感じている。

日本の政治家がバカなサラリーマンでいられた時代は終わった。

 

 

また偉そうに書いてしまった。このもやもや感が未来の暴動につながらなければいいと願う。


島田紳助のこと

2011年08月24日 15時32分48秒 | ニュース・テレビ関係

島田紳助が芸能界から引退すると、きのう記者会見をした。びっくりした。

自分で考え自分で行動してきた人だから、今後も業界が異なっても島田紳助でいられると思う。でも心に届く言葉やものの言い方を分かった稀有な存在だけに芸能界にとっては大きな痛手だと感じる。

自分と同じ誕生日なので、シンパシーを感じていて応援していた。特に若い人を育てようという心意気が好きだ。だから若い人の模範を示すために辞めたと思う。これも一つの美学かもしれないが、全部自分の言葉で公表してごめんなさいを言って土下座して、「それでも自分はテレビが好きなんや。だから続けさせてくれ!!」と懇願する方法もあったかもしれない。とにかく僕としては辞めさせたくなかった。

それとも、ひょこっと「やっぱり辞められんかったは!」とけろっとカンバックしてくるような気もする。

とにかく、この人島田紳助の新しい動きに注目したい。


カフェ・ミディアムテンポのパニーニ美味かったぞ!!

2011年08月24日 15時13分24秒 | 糸島関係

タコスのパニーニ食べたぞ! 美味かったぞ。

コーヒーがコナコーヒー風のフレーバーでハワイみたいだったぞ。

セットで700円だったぞ。

いい感じだ!!

 

ちなみにオーナ-の吉田さんは東京事変の椎名林檎から「吉田先輩」と呼ばれているらしいです。詳しくは吉田さんに聴きましょう。