しまちゃんの愛し糸島ブログ

糸島を個人的に愛している人達の紹介と、ネットワーク作りを目的とした、愛し糸島プロジェクトの情報発信ブログ。

11月2日に天神で「都市の若者が木こりになった」というイベントが

2017年10月31日 22時39分41秒 | ニュース・テレビ関係

以前にも告知しましたが、http://blog.goo.ne.jp/itoitoisland/e/a091d2b880c51d440f56b472ba3027df

 

30日の西日本新聞より

主催者さんのブログにイベントのことが。

http://fukumori.dreamlog.jp/

 

イベントチラシがこちらから閲覧できます。

http://fukumori.dreamlog.jp/fukumori2017.pdf


マイタウン伊都11月号より

2017年10月28日 21時13分38秒 | 今日の天気・夕日・散歩等

イベント情報から

特集は杉能舎(すぎのや)さんや世界一になった地ビールで有名な浜地酒造さんです。

糸島市のマイタウン伊都さん掲載のカキ小屋情報が、WEBでも見れます。http://www.ito.town/

糸島の方ではカキ小屋がオープンしたみたいですが、同じ糸島半島の福岡市西区の唐泊の恵比須がきのカキ小屋のオープンは11月1日からだそうです。こちらは木曜が定休日だそうです。

http://www.karatomari.jp/


今日の天気

2017年10月28日 11時40分39秒 | 今日の天気・夕日・散歩等

小雨。東風中。

台風が近づいています。

自然をなめずに、出かけるときはそれなりの準備をしましょう。

 

僕はイベントにも行かず、今日もずっと仕事します。

睡眠不足と首や肩が凝って目が充血して、時間に追われる昔の僕に戻っています。

でも楽しい仕事してます。

 

携帯故障中です。


「元岡豊年まつり」だそうです。めんたいワイドで船越のカキ小屋情報も。

2017年10月27日 16時15分56秒 | 糸島関係

一昨日の西日本新聞に同梱されてきたチラシより

以前あった「ドロリンピック」はもうやらないのでしょうか。あれは素晴らしく楽しかったのですが。

 

今日のFBSの「めんたいワイド」で糸島のカキ小屋解禁の最新情報を紹介されるみたいです。

後付けでアップします。めんたいワイドのめんたいLIVEというコーナーで糸島市船越漁港の8軒のカキ小屋の紹介がありました。それぞれの小屋の焼きガキ以外のサイドメニューにそれぞれの小屋の特徴があるというものでした。カキ1㎏が1000円になっていました。去年よりちょい値上げしたのかな。放送時間がないのにタレントさんの小屋の移動時間が長くて、雑な紹介でしたが、お店の方の努力や情熱は伝わってきました。以前カキ棚まで案内してくれたとても面倒見のいい岐志漁港の「のぶりんさん」はお元気なんでしょうか?

カキ小屋入り口のサイドメニューの看板を見てどのカキ小屋にするか決める参考にされるとよさそうです。

船越漁港のカキ小屋情報HPはhttp://itosima-kaki.askanditsgiven.biz/b02.html


29日深江で「おしごと博覧会」だそうです。

2017年10月27日 00時47分24秒 | 糸島関係

さいとぴあにあったチラシより

小学生くらいの子どもたちにいろいろな仕事の人が自分の仕事の魅力をお話ししてくれるようです。

劇団アフリカのミニライブもあるみたいです。

主催者「いとの縁がわ」さんのfacebook  https://www.facebook.com/%E3%81%84%E3%81%A8%E3%81%AE%E7%B8%81%E3%81%8C%E3%82%8F-271671666656766/

 

再度告知しておきましょうか。西日本新聞より。

 

さて、台風22号はどうなっているのでしょう。


政治のこと 個人的妄想

2017年10月25日 14時52分53秒 | しまちゃん関係

政治のことはこのブログでは書かないようにしていたのですが、個人的に日本の政治が変わるのではないかと期待していたので、ちょこっと、個人の妄想も含めて記したいと思います。以下の文はあくまでも僕個人の独り言であり妄想です。

小池さんの信用

希望の党は本当に希少な望みになってしまいましたが、僕は小泉元首相が自民党を離れて希望の党の党首になるべく衆議院に希望の党から立候補させるというのが小池さんのメインプランだったのではないかと思っています。原発ゼロを立党の目的として、反対する自民党をぶっ潰しても原発ゼロを実現するために小泉元首相が立ち上がってくれると小池さんは思っていたのではないかと思います。そして、その小泉さんへのオファーをあの都庁での小泉さんと小池さんの会談であり、小泉さんはそこまでして原発ゼロ政策を進める情熱はなく郵政民営化の時ほどの熱は無かったものと思われます。それで、小池さんに東京都知事の仕事に専念するよう伝えて、小池さんからのオファーを断られたのだと思います。ここが小池さんの読み違いの始まりだったのではと思います。何よりも小池さんがそれまでに何らかの実績を上げて、国民にああやっぱりやる人だと認識させなかったのが失敗だったと思います。小池さんは破壊はできるが建設ができない印象が定着したのだと思います。小泉元首相がいさめたのはその部分だったのだと思います。小池さんは壊すだけでなく新しく作り上げるとか育て上げる実積が必要なのだと思います。その実績が無いと国民が安心して総理大臣にしたいと望めないし、信用が出来なかったのだと思います。信用が無いため、安部さんと比較して、少なくとも問題が有りながらも、安部さんより優れた政治家に見えてないように感じました。


政治家に必要なのはやりたい政策

前原さんの先走りについても記しておこうと思います。前原さんは夢想家で理想主義者なのだと思います。僕は前原さんは自分の理想論、自分が考える日本の未来の在り方について本を書くといいと思います。僕がBSの民放の番組で井出英策さんと一緒に出られたときにされた話が、本来の日本のあるべき未来を語っていたと思います。残念ながらその時他の政治家もマスコミも伝わらなかったし、もっと決意と情熱をもって語るべきだったのだと思いました。それから1か月くらいで衆院解散になってしまいました。今回の選挙は安部首相の森友・加計逃れ選挙だと思います。しかも安部さんの公約の一つ消費税を上げて増収した分を教育費無償化に充てる案は前原さんからパクったものです。政治家が今「謙虚」という言葉をバカみたいに使っています。国民目線でなかったことへの反省なのでしょうか。でも権力闘争をすることが政治と勘違いした人たちのパフォーマンスにしか見えません。本当に国民目線で問題を解決できるグッドアイデアを考え出せる政治家が、そしてそのグッドアイデアの政策を実現するために仲間を作って実現していける人たちが今国民から求められている政治家です。自分がやりたい政策を実行して実行が終わったら政界から潔く去る政治家です。何のビジョンもなくただ威張りたいだけの脳みそに精液しか詰まっていないような政治家ではありません。グッドアイデアをパクっておきながら今後未来に実現させない政治家はこの社会に不要な政治家です。若者の皆さん、安部さんがそして与党が本気で教育費無償社会を創るか見届けようではありませんか。


前原ビジョンを本やHPに

前原さんの日本の未来像はどちらかというと、デンマークやスェーデン型の高負担高福祉にして貧者のセーフティネットを充実させ、個人の責任で幸せになっていく幸福の成り方ではなく、仲間を作って仲間と幸福を分かち合う幸福の成り方の社会を思い描いていると思います。だから、前原さんは自分の描く日本の未来像を本やHPに書いてちゃんと残した方がいいと思います。井出英策さんとの共著にするといいと思います。その未来像に僕は賛成です。そうしないと、その未来像が元民進党の人や国民に知られる前に、安部さんや自民党の人たちにパクられ、その未来像を自民党が考えたみたいに掲げられるでしょう。理想像を理想に終わらせ、きっと実現されないで、今と同じ、個人を犠牲にして公務員などの大組織や大企業に関係する人だけが潤う、さらに広がった格差社会になっていくでしょう。そして人間は食べていかなくては生きていけないので、犯罪を犯さないと生きていけない人の数を急激に増やしていくでしょう。詐欺や犯罪は今後もどんどん増えていくと思います。医療費は医師会を存続させるために高止まりとなり、病院に行けない人が増え、健康でない人もずっと増えるでしょう。

アイデアと実行責任

今回の選挙を見て、ニュースを見て、誰も日本の未来をどうすべきかを論じることはなく、どの党が優勢とかだれが当選するとかそういう「誰が権力を握るかレース」の競馬中継が行われただけです。どの候補者が国民に役に立つ人かを取材できている放送局はありませんでした。だれか、失言しないか、またはダジャレを言わないかを拾っていた感じです。政治家も自分が当選したらどういう政策を自分が実現したくて議員になるという話はなく、自分がどの党に属し、党はあいまいな努力目標程度の使い古された見掛け倒しの公約ばかりで、国民の生活がどれだけひどい状況になっているか、東北をはじめとして、国中の自然災害の被災者は次の段階でどうなるかの具体的解決策(グッドアイデア)や、10年後の日本がいくらくらいの借金が増え、未来の子どもたちに残されることになるか、福島の汚染水や汚染土がが20年後どうなるかどれだけの新しい置き場が広がって汚染された方の日本国土が広がるか、3年原子炉内の燃料のデブリ回収のとりかかりが先送りされていくら予算が加算されて、誰がそのお金を負担するかなど、だれも責任取らないことのへチェックは誰も行わません。公務員が行う仕事は国民や市民のために本当に為になっているのか、給料や退職金に見合うだけの仕事をしているかがチェックされません。チェックされたとしても同じ組織の人だったり、同じ身内の公務員です。

デンマークのこと

デンマークのことを少し書きます。先日世界で一番受けたい授業というTV番組でデンマーク人の女性が書いた本のエッセンスを小出しにして、世界で幸福度ナンバーワンのデンマークのことが紹介されていました。でも部分的で肝心な内容が欠けていました。デンマークは高負担高福祉の国です。収入の約半分が税金や自分の仕事が属する業界への資金を徴取されます。収入の約半分というと日本人からすればかなりぼったくられる感じがしますが、例えば大工専門の高校を卒業して初任給が40万円くらいもらえて、大工業界の決まりで、大工を社員として雇う時、それくらい給料を支払わなければならない法律があります。初任給で40万円得られれば半分持っていかれても20万円の手取りが残るわけです。だから、高校を卒業して、20代で結婚して共稼ぎすれば、20代で子どもを産み、家を買う人が多いということがあります。また子供の教育費は公立の学校や幼稚園であれば大学まで無料で、学業に専念するため大学の時の生活費までもらえます。医療費も20歳までは無料です。難病で数千万円かかっても、外国で手術しても医療費は国が払ってくれます。外国で手術するときは患者の渡航費だけでなく付き添いの家族の渡航費や宿泊費も出してくれます。また、老人になって年金が手取りで約20万円くらいもらえるという法律もあります。老後に一人当たり20万の収入があれば安心して暮らせるのでは。デンマークは食糧の自給率は100%を超えた農業国でフランスやドイツに乳製品や豚肉などを輸出しています。何かが起きて輸出や輸入がストップしても自国の食糧で食っていける国だということが独立した国の条件になることがデンマーク人はナチスに支配されて分かっているということです。国民が飢えないこれが大事なことなのです。自分で稼げる能力を身に着けることが教育であり、誰かの役に立つことが仕事なんです。誰かの役に立ちながら生きていけるということが、人間の証であり、幸福なのです。

自動車などが自国で作っていないので日本よりかなり高いですが、だいたい50%以上の働くデンマーク人が自転車で通勤していて、勤務先と自宅が自転車で20分以内であったりして、昼ご飯を自宅で家族と食べる人も多いとのことです。物価が高いとよくいわれますが、国民が物を大切にする気風で、家などが100年以上住める家が多いのです。つまり、三世代で住めるという訳です。だから首都のコペンハーゲンでも居住費が安く、3kで月の家賃が1万円台のところが多くあるそうです。また老人の自宅での一人暮らしの家に大学生が安く下宿することをあっせんしたりするシステムがあり、ちゃんと面接された信用のおける大学生を紹介してくれるようです。老人も大学生もどちらも新しい家族のような友人になれるのです。デンマーク人は人が歳をとっても孤独にならない方法を、いろいろ考えて生きている国民なのだということです。また公務員の半分は女子が占め、政治家も町会議員や市議会議員クラスまでは給料がありません。それでも人のために役に立つ政治がやりたい人が政治家になり、18歳から市議会議員になる若者もいます。国民的に政治に関心が高く、おかしなことをする政治家はマスコミが徹底的にたたくそうです。かって、デンマークで国が原発をやろうとして建設計画まで決まっていたのをたった10人の一般市民が反対運動をおこし、原発建設は無くなりました。原発はそこにあるだけで、水や空気を放射能で汚染しています。しかも、使用済み核燃料が放射線を出さないようになるまでに、10万年もかかり、電気を使う現代の人が未来の子孫に負の遺産を残すべきではないということで、原発は無くなったそうです。工事がやりたくて負の遺産を無理やり作る日本とは大違いで、未来の子孫に負の遺産を残さないという、賢明さが国民にあるのです。

また選挙の投票率も70%~80%くらいが当たり前だそうです。政治家の人で国や自治体から報酬をもらっている人は1円の桁まで収支をHPに報告し領収書を提示しなければならないそうです。それは国民市民のだれでも、インターネットでチェックできるそうです。つまり、温泉に行ったり料亭に行ったり、漫画を買ったり、チャイナ服も買うと国民や市民から追求されます。議員が国民の監視下にあるということです。デンマークでは議員や公務員はいっぱい威張れて給料をいっぱいもらえるからなるのではなく、国民の役に立つという生きがいが欲しくてなっているのです。

もうひとつ記すると、デンマーク人が平均で人生のうちに6回くらい転職するそうです。高卒で大工になった人が結婚して家族が出来てからも、大学に入り直し一級建築士を目指すと、国と大工組合からから仕事を辞めたときの収入の80%くらいの補助金がもらえるので、贅沢しなければ大学に通って一級建築士の学位を取れる可能性があるそうです。そのかわり、大学では本当に死ぬほど勉強しないと単位が取れないそうです。でもこのやりかたで、大工から建築士、それから、都市計画プランナー、環境設計士、と年齢が上がるごとに大学に入り直して自分がなりたい職業になることも可能な社会になっているということです。

この政治家の金遣いのすべてを国民が監視するシステムを作ったのは国民だということです。もっと言うと、70年以上前に第2次世界大戦の折、ナチスドイツに国を支配されたデンマーク人が、どうやったら外国の勢力に支配されないかを考えた挙句、強い国民を創るしかない、本当に独立して、自分で考え自分で行動する個人を創る教育を考え出し、高負担だけど安心して暮らせる福祉国家像を描き、40年以上かけての教育の成果が今のデンマークになっているということです。今のデンマークになるよう計画し、40年教育をし続けたデンマークの先達の大人がいたということです。デンマークのすべてがいいとは言いませんが、規模としては面積が九州とデンマークは同じくらいです。日本をいくつかに分けてそれぞれ特徴のある教育を施す道州制を導入すべきだと僕は思っています。

 

公務員給与・退職金・年金を国民の平均額と同じに、削減できたお金を人づくりに(特に幼児教育・学校教育をデンマーク流に)

そのための予算は、日本人の成人で年収1000万円以下の人たちの平均年収を出し、それに合わせて公務員全ての年収の平均が合うように、給与表を改定すればいいと思います。かなりの税金が浮くと思います。もちろん公務員の人からの大反対が起こると思いますが、その方法しか僕は予算のねん出方法が思い浮かびません。公務員は国民のために働いているのだから、国民より高い収入を得ること自体がおかしなことで、しかも退職金や、年金で優遇されているのは明らかです。1000兆円の国の赤字を作ったのも政治家を含めた公務員の責任です。やるべき仕事がなされていないから1000兆円の赤字になっているのであり、責任を取るべきです。さらに赤字を増やそうというような輩はクビにすべきです。

今必要とされている、政治家を含めた公務員は未来ビジョンを持ちグッドアイデアを考え付く人で、そのアイデアを実行できるチームを作れる人です。やるべき仕事が何か考え付かない人は公務員をクビにすべきです。とくに、総合的に広い視野で物事を考え付く人がいません。それは日本だけの話ではありませんが、まず、この地球をこの世界の未来をどんなものにするかを考えられる人に政治家になって欲しいです。公共工事より、デンマークのように自分でものを考えられる人を創る教育にお金をつぎ込んで欲しいものです。そして、グッドアイデアで食っていく国民になって欲しいです。

世界的には人口過多です。おそらく国同士が生存をかけて、ぶつかり合う気がします。人間の歴史は戦争の歴史なのです。未来の人類が生き残れレためには、お互いに淘汰されるような戦争で解決する方法でなく、うまくみんなが生きていける方法を考え、世界の人が話し合って平和な世界の未来ビジョンを描きながら生きていくことが必要なんです。そのことを考えることを教育に入れていかねばならないのだと思います。日本に欠けているのは、未来平和ヴィジョンです。

環境ホルモン規制で人口減少問題に歯止めを

僕が知る限り、日本の人口減少は、環境ホルモンのせいで起きているのに、そのことが広まらないことが残念でなりません。あと30年もすれば、日本人の男子はほぼ種なしになり、女子は免疫力を持った健常児が産めない肉体の持ち主になるかもしれません。経済にばっかり目をやって、生物としては退化した劣等民族として滅んでいって、世界の嘲笑を受けるような気がします。子孫の生物的退化に対して僕たち大人は責任を取らなきゃいけないと思います。(僕は2011年ころポーラ化粧品の人にこのことを聴いたのですが、ポーラ化粧品にはポーラ研究所というのがあって、その研究によると、当時50代の男性が20代だったころ、一回の射精した精液には平均して約1億匹の精子がいたが、現在の20代の一回射精した精液に含まれる精子の数が4500万匹と半分以下に減っているというものでした。これが草食系男子が生まれた原因ではないでしょうか。30年間に精子を作る能力が45%になっているというものでした。また女子の羊水に環境ホルモンがたまっていき、羊水が汚水のにおいがしたり、生まれてくる子供に皮膚アレルギーやぜんそくの子が多くなっているのでは、免疫力が低下してきているのではと考えてるとのことでした。)。単純計算するとあれから30年後の2040年代には20代男子の精子を作る能力が1980年代の20%くらいになっている可能性があります。子どもが欲しい青年男子は今のうちに精子バンクに精子を預けておくといいかもしれません。その精子が未来の日本を救うかもしれません。環境ホルモンは多くの食べ物や生活用品に含まれていて、すぐ規制というと企業によっては大問題が起きると思いますが、そのせいで安全な代替化合物が発明されるかもしれません。とにかく子どもや若者には安全な水や食べ物を与えてあげてください。

その後追加調査していないので、この話が僕の妄想で終わってくれるといいなあと思っています。

以上


絵本作家ショーン・タンと画家池田学

2017年10月25日 04時10分55秒 | しまちゃん関係

昨日久留米から今宿への帰り天神のジュンク堂書店に行く。

若い頃はインターネットが無かったまたは、現在ほど充実していなかったので、週に3・4回は本屋に行って、デザインの元になる本を観に行っていました。時には六本木のABCなど夜中の3時までやっている書店に通いました。現在はインターネットでちょこちょこといじれば簡単にいろいろなビジュアルが観れる時代です。便利です。でもそういうビジュアルは他の多くのクリエイターも観ているものです。それで、月に1回は本屋を何時間もさまよいながら、何か新しいものを自分の脳に仕入れようとします。きのうの収穫はショーン・タンというオーストラリア人(パース在住)の絵本作家の「アライバル」という絵本と、池田学という佐賀県出身でアメリカ、ウィスコンシン州マディスンで創作活動をされている若い画家さんの作品集をじっくり観ることができました。どちらも、細かいというか、緻密、細密というか、タッチが細かくて、それでいて、大きなテーマの大きな世界の中の人間を描かれていました。できるなら多くの人に見てほしいと思いました。

 

そしたら、偶然にも池田学さんのことを取材して、今年放送されたサガテレビ制作のTVドキュメント「ペンが織りなすSYORY」が今日の早朝にTNCで再放送されました。今年1月に佐賀県立美術館で個展「THE PEN」も開催されたようです。ドキュメントでは制作の様子も隠すこともなく、気取らず淡々とじっくり時間をかけてペンで大きな作品を描かれていました。どういう絵を描くか構想を練って大まかにデッサンをとり、そこから細かく細部を描くというのが一般的な描き方ですが、デッサンを取らず、部分からいきなり描き始め、描いては考え考えては描くというようなやりかたで描かれていました。まるで、植物が種から芽を出して苗になりやがて大木になっていくような描き方でした。1日かかってやっと10平方センチメートルくらいしか進まないそうです。完成図を持って描くのではないのにテーマを深くとらえていることの凄味を感じました。しかも1作品に1年以上3年もかかったこともあるそうです。棋士の藤井君や体操や卓球の若いゴールドメダリストじゃないけれど、新しいアーティスト、新時代の人が出てきたなあという感じです。本屋で作品集に引き寄せられその作品集を見たその日にテレビでその作家のドキュメンタリーが観れたシンクロ感にも驚いています。オリジナルが観たいなあと思いました。

 誕生(2016)

池田学 佐賀県立美術館のサイト(一部の作品が観れます) http://saga-museum.jp/museum/exhibition/limited/2016/12/001467.html

池田さんへのインタビュー https://www.youtube.com/watch?v=wza2zpydUAk この動画を見ると、池田さんの人となりやしゃべりが美味いことが分かります。

 

ショーン・タンのウィキペディア https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%83%BC%E3%83%B3%E3%83%BB%E3%82%BF%E3%83%B3