しまちゃんの愛し糸島ブログ

糸島を個人的に愛している人達の紹介と、ネットワーク作りを目的とした、愛し糸島プロジェクトの情報発信ブログ。

今日の今宿散歩

2018年01月31日 22時34分04秒 | 今日の天気・夕日・散歩等

今日は半日今宿を歩き、今宿商協の組合員さんの建物の外観を撮影してきました。あと5カ所くらい残りましたが、よく歩きました。

近所のビルが塗り替え中で、そのカバーの布がなんかオブジェっぽかったので、パチリ。

近所の海沿いの家がオシャレなのでパチリ。

今宿は江戸時代いい瓦の産地でした。この家の瓦には「今宿又市」「有田久次郎」とかの名が刻まれていました。

瓦のデザインがいいのと古くなると自然の一部になって景色に溶け込んでいくところが好きです。

今の住宅のセンスのなさにがっくりします。ただ経済的に、不動産屋と土建屋を儲けさせるために、短時間に特殊な技術を持たなくても、簡単に建てられるようできています。しかも無個性。風情も無ければ、自然の風は吹き抜けず、泥棒除けの左右が狭く縦長の窓は人工的で風景を観るための窓ではないし、ただ採光のためだけの窓です。家の中に人間と世間を遮断する家で、非人間的です。エアコンなしでは生きていけないし、電気が切れたら住めない家です。確かに住みやすさというのもあるけど、いい家は人を育てるということも意識して欲しいのです。住む人のためでなく、住宅メーカーが防犯率を後で商売に使うために作った窓はすきになれません。

この木のディテールの感じが日本ですよね。これこそが文化です。

自然の一部として家が老化していく風景は人に優しく、美しく人間の脳にいつまで観ていても飽きない刺激を送り続けるこのディテールこそが、「わびさび」を理解できる人間を創り、人間も自然の一部だと忘れさせない風景を作ることが、大事なことだと先達の教えです。

唐津街道の風情は今宿にほとんど残っていないので、この家は今宿の宝だと僕はかってに思っています。しかも、この家は今宿が最初に作られた地域にあるというのも歴史的に価値が高いと思います。今宿の町の出発点みたいな家なのだと思います。

 

西都小かなり立派でおおきな学校でした。

 

さっきの日本家屋と、現代が作った巨大建築を交互に眺めるような散歩になりました。巨大建築は自然の一部となれるのかということをつい考えてしましました。

脳に明らかに多くの情報が送られるのを感じませんか。しかも、いやな情報じゃない情報です。

人間が自然の一部であることを忘れることなく、この美意識が昔の人に自然に培われていたのだと思います。

 

 

大塚古墳です。古墳はかっての姿を全く残していませんが、これはこれではげ山として自然の一部になっています。いやなってないか?

そろそろ発掘したらいいのではないでしょうか。

 

まだこちら側には無味乾燥の高層マンションが建っていないことが救いです。

でも不動産屋と土建屋と銀行は生き残るために、一生かかって払える金額を家の値段にしてあなたの子孫に迫ってくるでしょう。

そのとき、「本当に自分が住みたい家とは?」とちゃんと考えられる人に育て上げてください。

 

家近くにもどってくると、トンビが何羽も縄張りを争いながら飛んでいました。トンビも生きていくのが大変です。

トンビたちの目から見て、人間の作る家や街はどういう風に見えているのでしょう。

ああ、また木が切られた、あらまたあそこの緑地が失くなった。とか言っているのでしょうか。

 

 

 

 

 

 

 

 


今日の天気

2018年01月31日 09時19分33秒 | 今日の天気・夕日・散歩等

曇り、東風微風。

先週末仕事頑張ってしまいました。睡眠不足で疲労で寝ていました。

久留米で母の世話をしなければならないのですが、月曜の午前中だけ活動して、後は久留米でも寝ていました。

今朝は、気が緩んだのか、風邪をひてしまいました。

自己管理ができていません。反省反省。

1月ももう終わります。

今日1日寝ていたいのですが、今日は1日戸外活動です。

皆さんも、ハードワークはほどほどに。


今日の鳥 水路の清掃

2018年01月25日 19時38分17秒 | 今日の天気・夕日・散歩等

午後3時ころ、見にくいかもしれませんが能古島付近の博多湾内の海面すれすれを群れで飛ぶ鳥たちがいました。

 

午後6時ころ用水路(今宿川)でシラサギを発見。まだ子供みたいでした。

 

昨日、用水路の清掃をやっていました。今宿駅の方から旧石村萬盛堂今宿店のある交差点方向の道路の左右に地下に水路があります。三菱電機の工場の中央を流れてきている水路からの水が今宿駅の下を通って、この石村萬盛堂前で東と西に流れが分かれます。東側がこの清掃をしている水路で、七寺川に流れ込み長垂公園の前で博多湾へ流れ込みます。西側に流れ込んだ水路は今宿川として、三菱電機の工場の外を今宿小学校前を流れている水路からの江ノ口川に通じて玄洋中横を通って瑞梅寺川が博多湾に流れ込む今津湾に流れ込みます。上のシラサギのいる写真の水路はは西側の水路で、上写真の清掃をやっているほうが東側です。

この清掃をやると堆積した土やごみが取り除かれるので、水は流れやすくなります。しかし土が無いので、植物が生えません。植物が無いので、昆虫や、この土の中で暮らすザリガニや亀や魚たちも住みにくくなります。魚がいないと、シラサギやアオサギなども来なくなります。どちらがいいとは言えないのが人間社会です。

今日、糸島植物友の会の平野さんと話していて、次世代の子どもたちにどういう環境、自然を残していくことが人間にとって本当に幸せな社会なのだろうかと考えさせられました。

一度失われると、自然の種はなかなか戻ってきません。数年前にこの水路でバケツ一杯ザリガニを取っていた子どもたちが大人になって、またその子どもといっしょに、またこの水路でザリガニを取っていて欲しいと僕は思ってしまいました。昨年はあきらかにザリガニの数は激減していました。

土木工事屋さんや清掃業者にとって、川の河床や側面をコンクリートで固めた方がお金になるし、清掃が楽になります。川はきれいな方がいいし、ごみが捨てられていない方がいいに決まってますが、神の目になって、どういう自然を次世代に残すかという長期的な目線で環境を作ることが、今要求されているような気がします。清掃業者さんにとって、こういう清掃が毎年行われて、毎年収入になり、これがずっと続く方が経済的にはいいと思います。でも、経済だけが社会ではないということも、もう一度自分の頭で考えられるのが人間であって欲しいとも思います。

さらに、人間に物言わぬ小さな生き物たちへの視線を失わないことが人間が幸福であり続けられる要件であって欲しいと思います。


姪浜にて

2018年01月24日 13時40分03秒 | 今日の天気・夕日・散歩等

姪浜駅に張ってあったポスターより

 https://fanfunfukuoka.com/tieup/fandf/

上記サイトを覗くと、食糧の「自産自消」を推進する活動のイベントのようです。

 お金持ちの多くが農業始めていますよ。

世界は人口過多と気象温暖化による災害で食料や安全な水が不足し始めています。

我が子を飢餓や栄養失調で失くしている人が現在も世界的にはいっぱいいると思われます。

生きることとか農業とか食糧のことを考え直すいい機会かもしれません。

 

なんか面白そうで、自分が子供だったら親に連れて行ってほしいと思うだろうなあと思って写してきました。


21日 アトリエブラヴォの展覧会に行って来ました。

2018年01月23日 22時34分50秒 | しまちゃん関係

会場のひよこギャラリーは西鉄天神駅の隣にあったので近くて助かりました。会場は若い人がいっぱいで、盛況でした。似顔絵を描いてもらえるコーナーで作家さんが似顔絵を描いてくれていました。残念ながらこの似顔絵コーナーは20,21日の2日間だけのようでした。作品はたくさんあって、どれも個性的で面白かったです。作品集やカレンダーや、その他にもTシャツやグッズも売っていました。若者ばかりで僕みたいなおっさんがいないのが逆にアトリエブラヴォさんのフアン層が分かった気がしています。

28日までです。僕は元気をもらえました。元気がもらいたい人におすすめです。

http://blog.goo.ne.jp/admin/editentry?eid=4b22b5d8ddc74a5ae39d28e330a3b99a&p=1&disp=50


TVQ夜8時「ちょっと福岡行ってきました」に糸島が?

2018年01月20日 17時56分23秒 | ニュース・テレビ関係

番宣を観たのですが、TKO木本とロッチのコカドがたぶん糸島方面に取材しているように見えました。

二見が浦の翼の壁画の撮影ポイントが出ていたので、あ、糸島だと思いました。

 

すいません。糸島市ではなくて、福岡市西区でした。

カフェのサンセットとかパームビーチとかは西区だったことを思い出しました。でも、糸島というとこの辺を思い出す方も多いと思います。

糸島市と福岡市の西区の境界線はどの辺なんでしょう。


内山節さんの「制御できること」の大切さという論説のこと

2018年01月19日 23時50分59秒 | ニュース・テレビ関係

12日の西日本新聞より

昨夜というか今朝早朝に、海外のテレビ局が作った福島の原発がメルトダウンする様子を再現ドラマと実写で、実在の人の証言を交えた内容の番組を観ました。登場人物のほとんどが、現場の人で下っ端の人たちで、地震の様子や原発がメルトダウンしていく様子を時系列で表現されていました。そして、今日少し平野さんの生物多様性の話の中で、温暖化で植物も著しく変容を行いながら、絶滅したり新しい変種になったり、海外からやって来て猛烈に増殖している種のこと、そのことに人間は無関心で人が住みにくい環境を次世代に残そうとしていることなどを伺いました。

アパートに戻って、回収用の袋に入っていた新聞をひっくり返して、この記事が載っていた新聞を引っ張り出して、スキャンしました。いつも内山さんの警鐘に似た論説は注目しているのですが、今回の奴はス~ッと読み流していました。状況が変わって、この記事のことが気になって、探して読み直してみると、やっぱり、重厚で示唆を含んだいい論説でした。


今日の天気 生物多様性と貝の半島構想

2018年01月19日 16時44分40秒 | 今日の天気・夕日・散歩等

晴れ、北風弱。

黄砂飛んでるのかな。日差しが黄色いです。PM2.5のせいだと夕方の天気予報で言っていました。あすの午前中までご注意くださいとも言っていました。

 

今日は午前中から糸島市新田に行ってきました。

今日も面白い話を聴いてきました。話が面白すぎて脱線ばかりしてしまいました。

せっかく書いたメモが判読できないというのと内容が多岐にわたって広がりすぎて、どうまとめたらいいのかわからないという、

僕のいつもの。取材楽しく原稿書けず状態にはまって行きそうです。

シノちゃんボイス次号は糸島植物友の会の平野照美さんを取材中です。

植物のことを知ることの凄さや楽しさを聴いてきました。今月末までにまとめられるでしょうか?

 

 

新田から前原駅方面に歩きました。

雷山川加布羅(がぶら)橋付近、カモがいました。右の草むらにもたくさんカモが隠れています。

前原の街中の家々にこの赤い花サザンカ(?)が気持ちよく咲いているのをよく見かけました。

 

天平工房では老松神社の縁起はじきが販売されていました。

まんまる食堂でカレーを食べました。僕のこの道の通過タイミングの時いつも閉店していたのですが、今回は大丈夫でした。日替わり定食680円もあったのですが、カレーを押した張り紙が多かったので、まずはカレーをお願いいたしました。

 

さらにハイホーさんでコーヒーを飲んで帰りました。http://blog.goo.ne.jp/itoitoisland/e/76811314c9e46d5760f0ccf24f4728e8

ハイホーのマスターの北山さんとまたおしゃべりしました。北山さんもまちおこしのアイデアをお持ちで、料理人としては、糸島のカキが冬場しか集客できないので、「ムール貝を養殖したらいい。」というアイデアをお持ちでした。ムール貝が夏場が出荷時期なので、カキ養殖のほかにムール貝養殖をして、カキ小屋を夏場ムール貝小屋にして、さらにハマグリも加えて、糸島を「貝の半島」で売っていくというアイデアでした。1年中カキ小屋を貝小屋として開けるのではないかとのことです。ムール貝はカキより高温で育つし、養殖の牡蠣殻にくっついて育つムール貝ですから、温暖化の海に向いてるはずとのことでした。そういえば、2010年ころ夏の海の高温化でホヤがついてカキが多く死んだり病気になったりしているのを海洋試験場で教えてもらったことがあります。岐志の漁師さんがすでにムール貝の養殖実験をして3年目に入っているらしいです。一昨年は実が付かなかったみたいですが、昨年は実がついてきたと聞きました。フランスの有名なカキの名産地が全滅した時、東北のカキがフランスで育てられ現在に至っています。ムール貝料理でヨーロッパ人が呼べるかもしれません。今日聞いた平野さんのお話と相まって、人間の都合で生き物があちこち移動して何か不具合が生じることもありますが、ゆっくり実験して、良いバランスの生物多様性と人間の経済発展のバランスを見つける時代なんだと思いました。

個人的にはカキの天ぷらの冷やしそばが糸島の名物になるといいなあと思っていた僕です。いろいろな貝が糸島料理をにぎやかにしてくれることはいいなあと思いました。