しまちゃんの愛し糸島ブログ

糸島を個人的に愛している人達の紹介と、ネットワーク作りを目的とした、愛し糸島プロジェクトの情報発信ブログ。

10/24竹林サミットin志摩 12 九大の竹林管理 2

2009年10月31日 22時23分10秒 | 糸島関係
先生の講義は
竹が他の樹木より成長力に優れ、竹林は、それらの他の植物のの生息地を侵食し、繁茂のピークを過ぎると枯れて、他の植物が生息しにくくなる。そういう性質から、竹林が成長しすぎないよう管理し、前からあった植生を維持させることを九大伊都キャンパスで必要とされている。「もとからあった、里山本来の植生に戻していくべきだという考え」に基づく活動を行なっている。

増えすぎた竹林は伐採し、管理して、増殖しないようになるまで、5年かかる。だから、現状把握とコストを考えた管理計画が必要である。
ボランティアグループ「福岡グリーンヘルパーの会」などのサポートを受けながら業者を使いながら、平成28年までたてられた、管理計画に従って、現在竹林管理活動が進行中である。
とても広い九大の植生の管理はとても大変なことであり、竹林に吸収移行型除草剤を緩傾斜箇所で部分的に使用して他の植物への影響を最小にして、5年かかる竹林の除去サイクルが2年で可能となる。

10/24竹林サミットin志摩 10 水質パック4

2009年10月31日 21時35分48秒 | 糸島関係
この簡単なことを、糸島中の小学校で、自分の住んでいる所の近所の水辺の水質を調査してもらったらどうだろう。遊びながら自分の故郷の情報を学んでいくのだ。

糸島半島中の水質の現状を子ども達から大人たちが教えてもらうのだ。

いずれ実現するのが僕の夢のひとつだ。

10/24竹林サミットin志摩 8 水質パック2

2009年10月31日 17時30分27秒 | 糸島関係
まず調べたい水を汲んでくる。流れが速かったり、川岸が安全じゃない場合はバケツに紐つけて、川に垂らして水を汲む。

高橋先生の属する福岡県保健環境研究所の水質課の研究員の方でも同じことをされているとのこと。
糸島半島で水質検査している場所は雷山川の加布羅橋と桜井川の汐井橋で、月1回調査に来ているとのこと。

10/24竹林サミットin志摩 7 水質パック1

2009年10月31日 17時17分16秒 | 糸島関係
簡単な水質調査方法

簡単な水質調査方法には試験紙(ph等)、透視度、透明度、水質パック(COD等)がある。

水質パックの調査をパックテストというが、1パック200円くらいで一箱が40個入りで4000円だそうだ。

水質パックやBODやCODの用語説明が間違うと行けないので用語についての参考にかってに下記HPをご紹介します。
http://www.aburagafuchi.jp/web_page/yougosyu/pakukaisetu.pdf



10/24竹林サミットin志摩 6

2009年10月31日 17時05分54秒 | 今日の天気・夕日・散歩等
石橋先生の実験 「竹炭入りコンクリートブロックの設置」

火山川 下2段 幅60m試験施工

なぜ竹炭を使用したのか?

広葉樹の炭:高価で加工しにくい
針葉樹の炭:柔らかく強度不足
竹炭の炭:硬くて加工しやすい→炭入りブロックに向いている→製品化している
     =強度がコンクリートと同じ



10/24竹林サミットin志摩 4

2009年10月27日 00時28分56秒 | 糸島関係
竹炭には小さな穴がある。穴の大きさが炭化温度で決まるとのこと。穴の面積が広がると表面積全体も広がる。穴の大きさを炭化温度で調整するのだ。

竹炭による水質浄化方法には「吸着」と「微生物の住みかとなって、微生物に浄化させる方法」と2つある。

「吸着」は竹炭の細かな穴に水を汚染する物質が入り込ませて、水をきれいにしていく方法だ。しかし、再利用が困難とか、長期間使用できないなどの問題点がある。

「微生物利用」の方法は、竹炭に微生物を住まわせ、微生物に浄化させるという方法だが、微生物をキープしたり、多種の微生物の組み合わせで浄化力のアップや浄化期間の長期化、浄化目的を変えたりもできる。定着させたい微生物にあわせて、竹炭の穴を作るため炭化温度を調整する。

10/24竹林サミットin志摩 3

2009年10月26日 23時54分32秒 | 糸島関係
最初の講演は
『水質浄化と竹の利用』
付記岡研保健環境研究所 水質課 石橋裕子先生  http://www.fihes.pref.fukuoka.jp/

先生の所属されている福岡県保健環境研究所が非常に興味深い研究所なので、ちよこっとご紹介。各課がニュースによく出るとろなのだ。

管理部の計測技術課がダイオキシンの調査研究をしている。
保健科学部の病理細菌課がO-157などの細菌の研究を、ウィルス課がインフルエンザなどのウィルス研究を、生活化学課は毒入り餃子の検査など一般生活上の害毒の研究をしている。
最後に環境科学部。大気課は光化学オキシダント、廃棄物課は、産業廃棄物やリサイクルの研究、環境生物課は水辺の生物の研究や子ども達への教育などをおこなっている。先生の属する水質課は河川や湖沼やダムなどの水質の調査と浄化研究を行なっている。

10/24竹林サミットin志摩 1

2009年10月26日 22時57分17秒 | 糸島関係
『竹林サミットin志摩』に行く。今日と明日の2日間、志摩町健康福祉センターでの開催だ。
明日は行けないので、今日の講演3つをちゃんと聴こうと思った。
2008年3月に広島の安芸甲田市で炭やきサミットに参加した。炭に興味がある。
僕は炭は環境保全にとても有効であることを認識している。
今回は、竹や竹炭のさらなる効用や利用価値や可能性を知りたくて来た。