しまちゃんの愛し糸島ブログ

糸島を個人的に愛している人達の紹介と、ネットワーク作りを目的とした、愛し糸島プロジェクトの情報発信ブログ。

写真甲子園2012の作品展のこと

2012年11月30日 16時38分44秒 | その他情報

博多区網場町のキャノンギャラリーで12月11日まで

この作品の作者の中からプロのカメラマンになる人がいると思う。糸島の高校生はこの写真甲子園に参加されているのだろうか?

キャノンギャラリー

博多区網場町4-1 福岡RDビル1F

http://cweb.canon.jp/gallery/archive/higashikawa-koshien2012/index.html


改めて「子供が自然の中で遊ぶ」ということ

2012年11月28日 03時10分59秒 | ニュース・テレビ関係

11/10Eテレ アーカイブス特集で2007年に放送された千葉県木更津市の木更津社会館保育園の様子を描いた「里山保育が子どもを変える」という番組を観ることが出来た。

木更津社会館保育園では、園内に立派な遊具は無い、しかし、泥だらけになって、それなりに遊んでいる、そして、里山に行って、自然を見て、聞いて、触って、匂いをかいで、味わって自然を体感していた。泥の田んぼに入り、田植えをしジャガイモを自分で半分に包丁で切って、畑に植えるし、稲も鎌で自分で刈る。出来たお米を味わい、芋を食う。きゅうりやなすだって、生でかじりつく、料理もする、怪我をしながらひとつひとつできるようになっていく。

自然の中で子どもたちは新しい体験を通して自分が好きなこと、自分がやりたいこと知りたいことを発見していく。自分と他の子どもたちと違うことや、仲間といっしょにいると楽しいこと、大声で笑いあうこと、じっと見つめること、五感で感じることを体験していく。そして、自分なりの理解の仕方や、何が危険か、自分の欠点も知る。そして、小さな成功と達成感を持って、未知の世界に挑んでいく勇気を持つ。テレビゲームではない、リアルな人生ゲームのスタートを切るわけだ。そして、自分にとって正しいということがどういうことで、日々選択を繰り返していく。身体を動かすことで、体が理解すること、できなくて泣く事など、感情の振り幅を広げ寛容や忍耐、美意識を作っていく。とても人間らしい人間になっていると思う。

園児のお母さんが「この保育園に行くようになって元気になった、よく笑うようになった、泣かなくなった、病気をしなくなった。」とおっしゃっていた。この保育園は以前はものすごく批判的な目でみられていたが、現在(2007年当時)には、入園希望父兄が多く待機している子どもが多数と人気保育園になってきているらしい。

糸島にこんな保育園が作れないだろうか。海も山も川も田んぼも畑もあるのに、もったいない。生きる力と自分で考える能力を持った人間がこれから必要とされる。五感を自然の中で鍛えるということに、理解を示す親がどれだけいるかということかもしれない。

受験勉強しかできない人間ではこれからは生き残れない。実際の社会で自分で問題解決する能力を持ち、他人を助けられるIQとEQの高い人間が必要なのだと思う。

 


スーパープレゼンテーションでのITのこと

2012年11月28日 00時43分43秒 | ニュース・テレビ関係

11/27のNHKの「スーパープレゼンテーション」という番組でアメリカのTEDという番組を紹介していた、

紹介されたのは心理学者のシェリー・タークルさんの『つながっていても孤独?』というプレゼンテーションでした。

さっき養老さんの記事で自然と繋がることの効用みたいなことを書いたけど、こちらは、スマホなどのITやSNSに繋がっていることの弊害(?)という現代社会のもう一つの側面について警鐘を鳴らしていた。

僕は養老さんの記事も、シェリーさんのお話も同じことを言っていると感じた。

詳しくは、

http://www.nhk.or.jp/superpresentation/backnumber/121126.html

 


養老猛司さんの講演の記事のこと

2012年11月27日 23時12分01秒 | 学習・教育関係

11/25の西日本新聞の学習塾大手の全教研が開催した養老猛司さんの講演会の記事が全教研の記事広告として掲載されていた。その記事は僕が子供たちを自然の中で遊ばせないといけないと言っていたことが間違ってないと、感じさせてくれた。僕は宇宙の法則を感じられる人間にならないと、人間でなくなるというようなことをあちことでしゃっべって、伝えようとしたのだが、ちょっと抽象的であまり手ごたえがなく、周りに伝わらなかったと実感していた。

養老先生という頭がいい人の説明がわかりやすかったので、最後の1段の部分を転載させていただき、みなさんに読んでいただきたい。

自然は厳しいし、嘘がありません。しかし、自然には脈々と命の連鎖があり、そこには宇宙の法則が流れ、子供たちが自分もその宇宙の法則の一部であることを知り、命の一つであることを認識し、自然とつながっていることを認識できれば、一人でいるときでも宇宙と繋がっていることで、孤独でなくなります。冷静に自分を見つめることが出来ます。物事の本質を見分けようとします。外見的に見えていることの本質を見分けないと、問題は解決できません。自然と対峙すると自然は多くの刺激を人間の脳に与えます。その与えられた刺激に対する自分の反応を認識することで自分を知る訓練ができます。その自然から与えられる刺激の多くはゆったりしていて、感じようとしなければ感じられないほど優しかったり、微細だったりします。その刺激は太古からずっと人間が感じていた刺激であり、人間性を創る背景に常にあったものです。子供たちに葉っぱ数枚を見せて似ているところと、似てないところを発見させるゲームをしてみてください。それだけでも多くの宇宙の法則を観てとれます。では。

養老先生、全教研さんありがとう。


「三之助いと愉会」に来た

2012年11月25日 17時57分07秒 | 糸島関係

今日は落語だ。古材の森で柳家三之助さんの2回目の寄席です。

『芝浜』が聴けました。糸島で芝浜が聴けたんですよ。いい時代です。涙が出ました。

三之助さんの芸はオーソドックスでスタンダードな本物の芸です。二話約2時間の熱演お疲れ様でした。気迫ある芸の凄さを堪能できました。田舎の客とバカにしない真剣勝負の芸でした。さすが小三治さんの弟子です。

僕は仕事2ヶ月分の疲れが一機に飛ンじゃいました。