しまちゃんの愛し糸島ブログ

糸島を個人的に愛している人達の紹介と、ネットワーク作りを目的とした、愛し糸島プロジェクトの情報発信ブログ。

糸島市の商工会スタジアム2011に行く 1

2011年10月30日 23時23分24秒 | 糸島関係

会場は可也公民館。あいにくの小雨でした。

屋内では「ここのき」のクラフト教室もありました。

セミナーもやってました。

体育館は糸島の小学生の絵の展覧会や、

子供たちが九大生とペーパーグライダー飛ばして楽しそうでした。

ゆっくり休める場所がなくて、ちょっと疲れました。前原から昭和バスで「初」停留所まで行きましたが、バスで来る人は他にいませんでした。やはり地元の人だけの祭りという感じでした。

でもいいものを見れたので糸島商工会の人には感謝しています。

次のブログをぜひご覧ください。


農家と消費者がいっしょに守る農業「CSA(地域支援型農業)」

2011年10月30日 03時07分44秒 | 農業・環境関係

10月22日の8時の特集番組でCSA(地域支援型農業)のことをやっていた。消費者が農家と契約して契約金を払い、農作業から箱詰めまでを手伝った後に、契約期間の間、定期的に安全な農作物を手に入れることができるシステムだ。農家は気象の悪化で作物が取れなくなっても消費者にお金は返さなくてもいい。生産のリスクを消費者にも取ってもらうことができるのだ。

17年間でCSA農家は膨大に増えている。

その背景にアメリカで流通している食糧が決して安全でなく、年間4800万人の食中毒患者が発病し、3000人が死亡しているのだ。TPPで輸入される食品にこのリスクが日本にも入ることになる。逆に安全な日本の農作物が高価で輸出できるか、アメリカに買い占められて、日本人の口に日本の作物が入らなくなるということも、可能性の中にある。

子どもに安全な食糧を与えたいと思うのは世界共通の親の望みだ。そのことを実現させるためにCAS農業が発展してきたといえる。

スーパーなどの販売業者もこの安全な作物を売るという流れにのって、CAS農家を訪ね、契約して資金を出し、消費者には作物の安全性を積極的にアピールすることで、売り上げアップとイメージアップを図れるようになった。

日本でもCAS農家が増えている。特に3.11以後、安全と安心を求めて、自分か作ることが一番安心という消費者がガイガーカウンターを持って農家のもとへやってきていた。

異常気象続きで、作物の生産はあまり安定しない。しかし、消費者が農家と一緒にいることが、農家に存在意義を感じさせ、やりがいと、誇りを持って農業を諦めず、続けていくための、そして発展させていくためのモチベーションになっていくのではないだろうか。

日本ではコンセプト的に生協とかが農家と消費者を結びつける機関をやるといいと思う。そして、都会のある地区と農村のある地区がふるさと契約をして、祭りやイベントの時期に招待しあったりすれば、農村の子どもにも都会体験ができるし、都会の子も農村体験ができて、より多様性を持った子どもたちが育つと思う。

 


TPPに農業はどう耐える2 宮城県瀬峰地区の取り組み

2011年10月30日 00時28分35秒 | 農業・環境関係

前のブログのつづき。NHKEテレの番組より

韓国では兼業農家ではなく、強農小というプロ農家に国の資金が集中しているが、ひとり勝ち農家しか生き残れず、村が崩壊する可能性もある。

日本の農業がダメだといわれている中で、割と農業が農村コミュニティー運営がうまくいっている地区がある。宮城県瀬峰地区だ。

瀬峰地区には360戸の農家があり、瀬峰農場を形成している。瀬峰農場の特長はこの地区には耕作放棄地が無いことと、循環型農業を行なっていることだ。

耕作放棄地には牧草が植えられ、畜産農家用の牧草となる。畜産農家の家畜から出たフンと、稲作農家から出たわらで共同で堆肥が作られる。堆肥でまた良質の牧草ができる、という循環型農業ができている。良質の堆肥ができるため、化学肥料を使わず「エコせみね米」というブランド米ができるまでになった。

良質の堆肥は野菜類も味が濃く、おいしいと人気だ。しかも安全だと瀬峰の作物は評判がいい。

瀬峰農場の活動はJAや関係者も含めての会議で運営や計画が決められる。

 

ユーターンで戻ってきて農家を継ぐ若者も増えてきたり、新規参入の若い農家にも指導役をつけて、次世代のメンバーの育成も行なわれている。

新しいメンバーは消防団員として、村を守る役割を与えられ、村の一員となっていっている。

日本の方が穏やかでなんか和気藹々として、いい農業の成功例のような気がする。しかし、瀬峰の例はまれで、村民が一つになって、仲良く生きていくことができている地区に限ってできることである。

日本でそんなところは稀の稀の稀な例である。たいていは、農家は一国市城の主で自分の土地を自分が思うように耕し、好きなものを植えて、他人にあれこれ言われたくないし、いままでの結果で村の会議やJAに自分の農業を決められたくない。そういう農家が多いように見える。

そして、TPPがこれから締結されれば、いままで、関税が下がるたびに損害をこうむってきた日本農家にとって、致命的になりかねないし、世界ブランドになりうる農作物を作って世界に出て行こうというような野望を持てるほど自信のある農家が少ないのである。

アメリカから安い穀物がどかんと入ってくるだろう。これだけ、デフレの時代で、消費者の収入が減っているときに安い輸入食品が入ってくれば、消費者が飛びつくことは責められない。米さえ、今安くて日本産が5kg1800円くらいするが、日本のこしひかりと同じ種、同じつくりかたで作られたアメリカ産が、5kg400円台になるだろうと、予想される。勝負にならない。

さらに、金融の自由化で、日本の作物が、アメリカの投資家の餌食になり、日本人は安くて、安全な食料を口にすることができるのはほんの一握りの人になることも予想できる。

どちらにしても、国が農業戦略を立てる能力が無く、問題を先送りにし、国際的に農業経営ができる若者を育成することをしなかったツケが今の危機をまねいている。

しかも、マスコミはもっとTPPのことを取り上げて、農家や消費者や専門家の議論をどんどんするべきなのにほとんど、TPPの中味が見えない。つまり、中味が見えないものを国が締結しようという変なことをしようとしている。マスコミが全く機能していないように見える。

TPP問題も農家だけでなく、日本人全体の問題として、国民投票で決めさせて欲しいと思っているのは僕だけだろうか?こんなの偉そうで生意気すぎるだろうか?

でも安い米が入ってきて、日本農家が壊滅した後、安かったアメリカ産米や肉その他の農作物が、一機に高騰させるシナリオで、食糧を武器に20年後日本がアメリカの属州にする戦略があるとしたら・・・。

なんちゃって。


TPPに農業はどう耐える1 韓国の国策「強農小」

2011年10月29日 22時41分17秒 | 農業・環境関係

昼EテレでTVシンポジュウム「TPPにどう耐えるか激論!強い農業とは?」という番組をやっていた。記録として残しておきたい。

イントロで今回の震災で津波で農地が駄目になったイチゴ農家が別の土地で再起を賭け、栃木のイチゴ農家の支援を受け、年内に最初の出荷を目標に、動き出したことを報じていた。

次に日本の農家の現状をデータで示した。

日本の農家の高齢化、農業人口の減少、耕地面積の減少、農業による収入の衰退を示した上で、この衰退が今までの関税引き下げによると結びつけた。国策の無い日本の農業への指針が無いことが指摘された。

これに対して、FTA締結に踏み切った韓国には農村振興庁というのがあって、農業の国策に「選択と集中」を行なった。

農村振興庁ミン・スンヨ長官というシンクタンクの農業以外の分野から国際的に競争できる農業政策を考え、それを国策として推進している。

まず強農小(きょうのうしょう)というやる気があって、技術が優れて、経営能力のある農業者を20万人育て、その人たちがまず成功した農業者になり、その人をリーダーにして周辺農家に新しい技術と経営方法を広めていくという、やり方をすすめている。

地域の農業特性を調査し、その特性を生かしたその地域の主力農作物を指定し、戦略的に生産する。新しい農業技術を学び、新しい農業経営を学んで市場のニーズに合った作物を生産し、自分の農作物を買ってくれる消費者を見つけてきて、加工や販売まで完結した農業を行なう。

やがて、強農小となった農家は韓国では農地銀行からさらに農地を借り、耕作地を拡大し農業規模を拡大していくことができる。農地銀行は農地の価値に合わせて農地提供者に対して年金を支払うのだ。リタイアする韓国農家は農地を耕作放棄地にせず農業銀行に貸すことで年金の額を増やせるのだ。

海外を意識した輸出作物の生産を行い、さらに利益を得るように務めていく。

穀物などの世界競争で勝てない作物は海外に土地を借り、大規模農場でコストを下げて国際競争に勝てるようにしていく。

1社1村運動で、農村を企業が支援して村に特化した作物を作り加工販売の支援を行なう。

このように、農業の個人経営や農業法人などの形態や、作っている作物による分類によって、いくつかのチャンネルで農業の国策による農業の転換が行なわれていて、現在進行中である。これが車や電化製品の輸出で外貨を稼がないとやっていけないと、国の方向性を決めた韓国の農業に示した指針であり、国策だ。15年で10兆円をかけての政策だ。

韓国も最初のFTAの締結をチリと行なったが、3年の議論を要した。過激な反対運動も起きたが、韓国の農家の意識を変える契機となっている。

同番組で強農小と紹介された若い農家は父の代からの2hの他に農地銀行から18h借りて、2000万円の増収ができていた。加工や販売業も行ないたいと意欲を見せていた。また、先輩の畜産農家たちと新しい経営者グループ「飛び石サポーターズ」を作って、村の農業のリーダーシップを取りたいとさらなる意欲を見せていた。

つづく


韓国の国策と教育2

2011年10月29日 11時34分41秒 | ニュース・テレビ関係

10月14日に韓国の国策と教育のことを書いたが、今日TNCの「CUBE」で韓国の映画戦略のことを取材していた。途中から見たので、番組の全体像が分からないが、アニメーション製作会社がお金を出して、小学生に3ヶ月間CGやアニメーションづくりをおしえてくれる教室のことをやっていた。おそらく、その教室を受けた子供たちは、CGソフトを手に入れ、自由にCGで遊び始め、中学や高校で誰も作らなかった新しいCGアニメやゲームを作り始めるのだろう。僕は130万円払ってデジタルハリウッドで1年習った。しかし、プロとしてCGへの道をあきらめた。日本では就職の道は若者だけにしか開かれていない。趣味でで老後にアニメを作ろうと思っている。でもこの韓国のアニメっ子たちは、いずれ韓国のアニメを世界的なものにし、ハリウッドに行ってピクサーやジェームス・キャメロンと仕事をしてまた韓国で新しい映画会社やプロダクションを作るのだろう。

また、韓国では独立プロデューサー制度が確立していて、脚本の制策に3年、映画の完成10年かかるくらいのスパンで、資金を投入してくれる環境がある。いいものを、世界市場で通用するものを作る環境があることが分かった。しかも、脚本の書き方から映画の製作、完成、販売とビジネスの仕方を教える教室もあった。そして、韓国映画の原作の多くが日本のマンガやアニメや小説が使われ、ヒット作の多くを生み出している。おそらく、ハリウッドが日本の漫画やアニメや小説の映画制作権を大量に買占めに来る日は近いと思う。

日本の政治家や役人や日本の金持ちや投資家や金融業者に「コンテンツ」という価値の意味が分かっている人は少ない。

だから日本に国策という戦略が生まれない。韓国に国策ができて、日本にできないのはなぜだろうと考えたが、おそらく戦略は戦争を意識することから生まれるのだと思う。

韓国には敵国北朝鮮があり、兵役がある。意識しないでも、見えない不安や危機意識がある。そのことが韓国の国策を作り、突き動かしているのだと思う。

日本人に戦争意識は無い。教育にも入ってこない。日本は突出したリーダーを嫌う。国が戦略を作る能力を育てなかった。

そして、防衛はアメリカまかせで自衛隊も災害復旧のとき意外感謝も意識もしない。就職できない若者や人々に対して半年くらいの自衛隊訓練コースを作ったらいいと思う。芸能人を見ても、韓国のほうが体格がいいし、世界にファンを作ること意識して見せられる体を作ってきている。自衛隊で、体と戦略を考える頭をつくったらいいし、職業訓練もして、次世代のまちづくりや組織論など戦略を教えて、NPOをたくさん創る下地を作るべきと考えた。

デンマークみたいに人づくりに一番お金を使って欲しい。


「愛し糸島プロジェクト」立ち上げ趣意

2011年10月28日 00時42分41秒 | 愛し糸島プロジェクト関係

記録として2005年に書いた「愛し糸島プロジェクト」立ち上げ趣意を残しておく。

 

「愛し糸島プロジェクト」立ち上げ趣意

愛し糸島プロジェクト

目的:糸島を愛する人のネットワークを作り、糸島の自然環境を守り、糸島人と糸島を愛するイトシマンブラザーズの協力のもとに幸せを生み出す心の共同体を創る。そして糸島半島を世界一素晴しいところとして誇れるところにし,次世代に引き継ぐことを目的とする。

コンセプト:このプロジェクトに関わる人が幸せになるよう、助け合っていく。正直に自分の意見を言う。他の人の話をちゃんと聴く。前向きに問題に取り組む。自分を成長させる智恵と勇気とを育て努力行動していく。他人の成長に貢献する。リスクを恐れない。できないことはいったんあきらめる。でも勉強してできそうになったらまたチャレンジする。周りは応援する。無視しない。心の交流を大切にする。感謝する。良く笑う。楽しいことをどんどん考える。どんどん実行していく。いつでも0(ゼロ)から始められる覚悟を持っている。損か得かではなく、ハッピィかどうかにこだわる。

活動:イトシマをハッピィにすることなら何でもする。こころが繋がる人を仲間にする。私利私欲のため、権力のために利用しようとする者、これは排除する。イトシマの外からも仲間を集い、お金も集いイトシマを潤す。お金は人にハッピィを体験させることに使う。子供達に自然と遊び、自然と慣れ親しみ、観察や観測の方法を教える。環境の変化を子供達から教えてもらう。いろいろな分野で本物の活動をしている人を呼んで、話しをしてもらう。色々な国で、地方で活動した人を呼んで地方や国の問題を話してもらう。できれば、ワークショップを開いてもらって、考え方や哲学に基づいた行動がどういうものかを体感できる授業を行う。そして生きることを楽しむことを実感しながら、ハッピィ作りの輪を広げる人材を増やす。

ヴィジョン:上記の考えに賛同し活動にも(直接、間接関わらず)参加していただける人のネットワークが糸島中に広がり、糸島流のハッピィの作り方が他の地方、国へ伝わって、世界的に、ハッピィを作り出していく。

発起人 嶋崎達哉

2005年3月24日


「いとしま自分の歌プロジェクト」の趣意

2011年10月28日 00時29分07秒 | 愛し糸島プロジェクト関係

10月にある人に、伝えるために書いた趣意書を記録のため残しておきます。


『自分の歌』プロジェクト 趣意書

糸島のこどもたちは保育所、幼稚園、小学校を通じて「音楽を楽しむこと」を身につけていく。

歌うことや踊ることを生きることの中に取り入れた生活を送る。

そして小学校5・6年のとき、そのときの「自分の歌」を自分で作詞作曲する。

自分ひとりでも作詞作曲ができるんだということを体験する。

できた曲ををクラスごと学校ごとに残す。

バックアップを市役所か市の教育委員会に残す。


糸島の子どもたちはみんな自分の歌を持って育っていく。

やがて、中学・高校でまた自分の歌を作っていけるようになる。

結婚したり、子どもができたり、誰かが死んだりしたとき、

誰かと別れたり、誰か友達になったり、グループを結成したとき、離れたり、解散や卒業をしたとなど、

人生の折々に自分の歌を作ることができる。

そして、「自分の歌」は自分の人生の歌となる。

そして、自分の葬儀にそれらの歌を流して、自分の人生の締めくくりを「自分の歌」の音楽葬で迎えることができる。


糸島中の人が自分の歌を持っていれば、少なくとも糸島の人口分は歌できることになる。

糸島は自分の歌でお互いを知ることができるし、音楽に溢れた場所になる。

音楽の天国が作れる。


愛し糸島プロジェクトのこと

2011年10月27日 15時27分48秒 | 愛し糸島プロジェクト関係

僕はこんなことを考えて「愛し糸島プロジェクト」というのを始めた。

①食糧危機にそなえて生き残る

糸島半島に安全な食糧の生産・加工・保存基地とそれらの質と量を向上させる研究所を作ること。そのための農林水産業の活性化と消費者とのネットワークを作り、成功したビジネスモデル地域づくりをすること。

②子供たちが自分のコミュニティーを愛するための『いとしまワンダーランド』づくり

山で遊んだことの無い子どもは山を守らないし、海で遊んだことのない子どもは海を守らない。川や里で遊んだことのない子どもは川や里を守らない。

だから、山や海や川や里に安全で昔からの遊びや、ハイテクの遊びができる子供の遊び基地を糸島のあちこちに作る。子供たちが自然の面白さや厳しさや怖さを体験し乗り越えていくことを学ぶ施設を作りたい。その基地や施設の総称をディズニーランドに対抗して、『いとしまワンダーランド』としたい。

③伝統と新しい発想の文化を創る人を育てるための教育センターをつくる

脳が新しい刺激を得ることを「生きる」ことと定義した上で、脳は新しい刺激を欲するという性質を持っていて、それが人間の本質であり、そのために人間は行動する。

歴史や芸術やスポーツなどの文化を知ることは人間がこれから生きていくために観る(感じる)力、考える力、行動する勇気を持つために必要な人間学につながる。

自分が知りたいことを得られる方法を考え出す力を身に付けることが教育であり、それを主に身に付ける場所が学校である。

 

糸島半島全土を教育のセンターとして、子供たちは下記の事を学ぶ。

●人は抱き合うと温かいということを知っていること。

●音楽や絵画、造形などの芸術を学び観察力と表現力と自由な価値観と創造する喜びと達成感を学ぶこと。

●農業や社会の問題を他の人とコミュニケートして、自然と人間社会のバランス感覚を学び、問題の解決策を考え始めること。

●なんらかの他人に役に立つ能力を持っていると、他人から必要とされ、他人とコミュニケートしやすいということ。

●スポーツなど身体を動かすことの喜びや、勝つというミッションを成功させるためにチームとして協力して活動すること。負けること、勝つことを体験し、失敗を乗り越える体感をすること。

以上の教育ができるように、九大、レベルファイブなどの企業に協力してもらう。

 

具体的に今考えていること

1)山を学ぶ

山にキャンプ場に隣接してツリーハウスの村を作り、林業の知識や技術を学べるモデルコースが作ること。ヨーロッパの『森の学校』のような幼稚園を作る。パラグライダーで糸島上空を飛ぶこと。

間伐の仕方、木に登り方、ロープの結び方、木工技術、種から木の苗の育て方、山への植林の仕方、山登りの仕方、生物調査し、生物多様性を学ぶ、キャンプの楽しみ方、ツリーハウスの作り方や楽しみ方、植物の知識、水の調査や山道の作り方などワークショップを行なう。パラグライダーで空の飛び方を学ぶ。

九大、JA、グリーンヘルパーの会の人たち、とんかち館、パラグライダー教室に協力を仰ぐ。

 

2)海を学ぶ

漁師、漁業協同組合、海の家、釣り船屋、サーフィン、シ-カヤック、ウィンドサーフィン、ダイビングの会社と提携して、マリンスポーツおよび漁業のことが体験できるネットワークを作る。

子供たちが近所の海の海底を含めた自然を知るワークショップを開催する。海水の温度や水質の調査の仕方、風や雲や波の見方、海の生物の調査の仕方、漁業の仕事、マリンスポーツの仕方、魚の釣り方、料理の仕方、塩の作り方まで学ぶ。

海の家で音楽のワークショップやクラフトのワークショップを開いて学ぶ。

 

3)川や里を学ぶ

川遊びの楽しさや怖さを体感する。川の水質の調査の仕方、川の生物の調査の仕方を学ぶ。里の植物や鳥や昆虫や動物の生態の調査方法。農業、林業のことを学ぶ。家畜のこと、植物の育て方、醤油、味噌、酒等の醸造技術、農作物の加工技術などを学ぶ。

 

4)歴史を学ぶ

伊都国、志摩国時代からの遺蹟、遺物を知る。遺跡発掘現場で遺跡発掘体験をする。発見されている歴史的文化事項をできるだけ、視覚化し記録してデータ化する。郷土史家を訪ね資料を記録してデータ化する。近年の歴史は長生きしている高齢者を訪問しインタビューし、DVDに残す。代々糸島に住んでこられた家を訪ね、昔の糸島の写真や文化物を記録させていただきデータ化する。記録したデータを集積し歴史研究グループをつくり、データを整理して図書館に保存し、パソコンで各家庭から閲覧できるようにする。糸島の歴史を知りたい人はこの図書館のデータや研究グループから学べるようにする。すべての調査活動にワークショップを入れて、調査人員の拡大育成を図る。

 

5)文化を学ぶ

伝統的祭り、行列、神楽、獅子舞、踊り、人形芝居、唄、踊りの継承と発展を図る。いろんな人が参加できるワークショップを開き、体験者の数を増やし、そういう文化にはまる人のなかから後継者を増やしていく。

文化物を訊ねるモデルツアーに地元の人が参加していないために、子供から50代くらい地元民が、詳しく地元の文化を知らず、文化物の荒廃が起きている。文化物のデータ化をして、図書館に蓄積し、動画やデジタルデータで残し、ホームページで閲覧できるようにする。

音楽については特別に『糸島自分の歌プロジェクト』を行なう。

『糸島自分の歌プロジェクト』

糸島半島に住む小学5年生に音楽の授業で糸島半島在住のいろいろな音楽家やミュージシャンたちにワークショップをひらいてもらって、作詞作曲の方法を学んで6年生のとき「自分の歌」を作ってもらい、卒業のとき学校ごとにアルバムを作って、卒業のとき卒業性に渡す。中学、高校でもそのときの「自分の歌」を作ってもらって、残していく。卒業生たちはその後、結婚や、子供が生まれたときとか、何かのお祝いのときなどに「自分の歌」を残していく。そして、死んだとき、葬儀に自分の歌を流してもらう。携帯の着信音や、名刺に音源データを記録できる技術を開発して、商品化したりして、糸島の人は挨拶代わりに自分の歌の交換を行なうなど、そういうことが定着すれば、糸島は自分の歌に溢れた、音楽の半島になるというプロジェクトです。

 

6)芸術を学ぶ

糸島にある多数の工房でワークショップを交代で開いてもらう。参加したい人は糸島以外の人もOKで、ワークショップの様子を毎回データ化し、先生も生徒も作品をHPにアップして、いろんな人に観てもらえるネットワークを作る。糸島半島内の駅や公共機関の建物や学校、にアートスペースを作り、糸島中にアート作品であふれさして、アーティストのまちにしていく。

映画村を作る。糸島各地でロケがしやすくし、スタジオや撮影所を作る。各地の図書館や公民館的所に映画が観れる施設を作る。映画をいっぱい観れるようにする。レベルファイブや白組の出張作業所を作ってもらっていい環境で作品を作ってもらう。図書館や学校にコンピュータールームを作ってもらって、仕事の合間に定期的に子供たちにCGの作り方を教えてもらい作品を作る喜びを教えてもらう。

演劇を盛んにして、俳優を育てる。子供のときから映画を作ることのワークショップを開いて、ショートムービーをたくさん作る。

映画の作品の骨は脚本なので脚本の書き方をプロを呼んで定期的に高校や九大で教えてもらう。

冬にアジアショートムービー映画祭を開く。

春に『糸島芸術祭』を糸島各地を使って開く(神奈川県の葉山芸術祭の真似です)。

同時に子供たちの『いとしま自分の歌プロジェクト』作品を発表する音楽祭を開く。

7)食の村を創る

食材が豊富な糸島だが、よそから客を呼べるほどの創作料理を作るシェフがいないのが糸島が発展できない要因だ。農家の子供さんのひとりを農業の新技術を学ばせ、農業経営術を学ばせる。別の子供を東京や京都や大阪、ヨーロッパ、中国、などにシェフ修行に出し糸島に無い料理を学ばせる。さらに別の子供に一流ホテルや旅館にホテル業の修行に出す。そして、5~7年後に帰郷してもらって、農家を宿泊して、農作業体験や、創作料理と、一流ホテル並みの田舎のサービスや冒険を体験できる贅沢な会員制の民宿をつくる。近隣の人とチームを作って、近隣一体を農業民宿村を形成していく。そして、そういう村をいくつも作り、各村に個性的な名産品を作って、それらを総合して糸島ブランド化していく。

冬と夏に『食の祭り』を開催する。

糸島料理と呼べる誰も食べたことの無い創作料理が食べられる祭りを開催。

糸島をフランスプロバンスやハワイのマウイ島ハワイ島ような世界の人が何度も来たくなる場所にする。

 

『愛し糸島プロジェクト』の最終的目的は『糸島に住む子供たちがこの糸島半島を世界で一番いい所と誇りが持てるようになること』です。


妻夫木聡と安藤政信の言葉もカッコイイ

2011年10月27日 12時38分27秒 | ニュース・テレビ関係

ZEROで紹介されていたインタビューがかっこいいと思っていたら、次の日の朝4時頃のニュースでまた流れてきたので、思わず記録した。

見た目がかっこいいだけじゃなくて、言葉も二枚目だよね。カッコイイ!

 

僕は「本質を見つめなおす」という言葉に一番反応してしまった。

前にも書いたけど今の若者たちが日本人というナショナリズムより、地球市民的価値観を身に付けていて、地球人としてモノを観る視点ができあがっているのか、それとも根っこが無いのか。

今回の東北の震災でコミュニティーの大切さがよく見えた。コミュニティーが仲がいいと一緒に津波から逃げたり、避難所で助け合ったり、いしょに漁港をきれいにしたり、漁船を共同使用したり、いろいろな面で、コミュニティーの土地に根っこのある人々は繋がっているなあと感動させられてきた。その感動が他のコミュニティーに大きく影響を与えていると思う。

そこで、妻夫木君の「本質を見つめなおす」という言葉がなんか心に引っかかったのだと思う。

テレビでは物売りのCMか番宣だらけで、表層、つまり見た目を一番の価値に置いた商品の宣伝や、内容の無い番組をさも面白い番組のように見せた番宣に溢れている。人々を見かけを良くする事ばかりにエネルギーを注ぐような価値観を植えつける活動ばかりさせている。新聞や雑誌の紙面の40%くらいが広告で、記事はどこの新聞でも発信元から記事発表されたままだし、そのことがどういう未来に影響するかなんて教養のある視点で記事は書かれていないし、雑誌はただ売りたいだけで、取材さえしていない捏造記事でも発行が許される。

だから本質の見えない価値の薄い「表層社会」を作り上げてしまった。

不正を正すというような情熱も無く、新聞を売りたいという商熱しかない。だから、不正は蓄積され、既成事実の「しょうがないこと」として普通の歴史としてまた積み上げられていく。

そのことが、自分の未来をより不自由になると知っていて、子供たちや若者は何を言っても何をしても変わらない社会であるとあきらめ、損か徳かで判断してデモをすることや、抗議をする活動に参加しない。

公務員は公僕であり国民や市民や町民や村民のために安全と安心できる生活を提供するために存在する。しかし、公務員は民間社会を知らないので、自分が給料分国民に奉仕しているかを確認できないし、第三者機関から査定されないから国民も確認できない。だから調べられることが無いから、実情は国民の足かせとなり、不正を自ら行い、怠け、天下りや省益や政治的駆け引きが優先され、国民はだませる存在でしかないと思っているかのようだ。

国の累積赤字は1000兆円を超えた。日本には郵貯や簡保に大量の預金があり、国債の所有者は日本人や日本の会社で、土地や有価証券を国が持っているので外国の国の赤字とは違うというが、TPPに参加すれば、農業が駄目になるだけでなく、政治がこれだけ機能しないのだから、金融の自由化で根こそぎ日本の資金や自動車や電化製品の輸出で儲けたお金も、短時間でアメリカの金融企業に持っていかれることが予測できる。おそらく、日本はアメリカの自治州に成り下がるだろう。

前にもかいたけど、政府、マスコミ抜きで民間が運営する大事な問題を国民が国民同士で話し合えるサイトをグーグルやヤフーで至急作って欲しい。国民の知恵を終結するサイトになるのでは。

原発や復興やTPPなど大事なことを国民自らが決めた方がすっきりする。本質を公表しない政治家や役人などの表層社会者に決めさせたくない。

僕たちはおそらく、地球市民として、日本だアメリカだ中国だとか、国益で地球的問題を考えることが限界に来ていて、国連とかも限界が見えていて、世界の民間人で全人類的ビジョンをつくるべき時に来ているのだと思う。

 

 

ああ僕は何を考えているのだろう。でも中学生や高校生でこのブログを見た人は、この気分分かるよね。君らが一番未来の不幸をこうむることになる。小学生くらいの子は自分の子供が成人になる前に死ぬ確率が今よりかなり高くなることは、今から十分予測できる。僕たちおじさんたち世代以上の世代は自分のことや目の前の生活にしか関心が無く、愚かで責任感が無く、自立心がないから、権力者の行なう社会の不正を正せないかもしれないと思う。

すまないと思う。

 

次のブログでこのブログのタイトルになっている「愛しい糸島プロジェクト」のことを書こう。

 

 

 


ホームレス医療

2011年10月26日 23時59分01秒 | ニュース・テレビ関係

済生会福岡総合病院がホームレスの人にインフルエンザの注射を無料で打っているということを夜0時直前のニュースでやっていた。

医は仁術?済生会は赤ひげみたいだ。

被災地の仮設には行っている人にも、今くらいからインフルエンザの予防接種を始めておいた方がいいと思う。とにかく、この冬に被災地の仮設でひとりも病死者、自殺者を出さないことが、今後の日本に大切なことだ。