エゼキエル書 13:1-6
主の言葉がわたしに臨んだ、 「人の子よ、イスラエルの預言者たちに向かって預言せよ。すなわち自分の心のままに預言する人々に向かって、預言して言え、『あなたがたは主の言葉を聞け』。 主なる神はこう言われる、なにも見ないで、自分の霊に従う愚かな預言者たちはわざわいだ。 イスラエルよ、あなたの預言者たちは、荒れ跡にいるきつねのようだ。 あなたがたは主の日に戦いに立つため、破れ口にのぼらず、またイスラエルの家のために石がきを築こうともしない。 彼らは虚偽を言い、偽りを占った。彼らは主が彼らをつかわさないのに『主が言われる』と言い、なおその言葉の成就することを期待する。」
神様はエゼキエルに、人々の歓心を買うために安直な平和を語る偽預言者たちに対して、主の言葉を聞きなさいと命じる預言を授けました。彼らは自分が勝手に考え出した偽りの言葉を神様の預言だと騙り、神様から遣わされてもいないのに主は言われると語って、あたかも神様の御心であるかのように偽り語った罪は、極めて重いものです。真の預言者とは、たとい人々から嫌われ迫害されたとしても、神様の御言葉だけを、一言も付け加えることも差し控えることもせずありのまま語る勇気と、人々の敗れ口に立って必死に執り為す祈りが必要です。
http://bible.com/81/ezk.13.1-6.ja1955
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エゼキエル書 13:7-9
「あなたがたはむなしい幻を見、偽りの占いを語り、わたしが言わないのに『主が言われる』と言ったではないか」。それゆえ、主なる神はこう言われる、「あなたがたはむなしいことを語り、偽りの物を見るゆえ、わたしはあなたがたを罰すると主なる神は言われる。 わたしの手は、むなしい幻を見、偽りの占いを言う預言者に敵対する。彼らはわが民の会に臨まず、イスラエルの家の籍にしるされず、イスラエルの地に、はいることができない。そしてあなたがたはわたしが主なる神であることを知るようになる。」
人々に偽りの預言を語る者たちの特徴は、自らの言葉を権威付けるために神様の御名を持ち出すことです。しかしモーセの十戒に「主の名をみだりに唱えてはならない」とあるように、自分の考えや占いを主が言われると語ることは、人が決してしてはならない、神様に対する冒涜行為です。彼らに対する裁きは、神の民から名前を消され、イスラエルの地に入ることができないという厳しいものでした。祝福を受け継ぐ神の民としての特権を守るために、神様の御名を持ち出して自分の考えを語るような愚かなことをせず、ときが良くても悪くても、たとい人々から嫌われようとも、真理の福音の言葉を曲げることなく語り続けることです。
http://bible.com/81/ezk.13.7-9.ja1955
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エゼキエル書 13:10-16
「彼らはわが民を惑わし、平和がないのに『平和』と言い、また民が塀を築く時、これらの預言者たちは水しっくいをもってこれを塗る。 それゆえ、水しっくいを塗る者どもに『これはかならずくずれる』と言え。これに大雨が注ぎ、ひょうが降り、あらしが吹く。 そして塀がくずれる時、人々はあなたがたに向かって、『あなたがたが塗った水しっくいはどこにあるか』と言わないであろうか。 それゆえ、主なる神はこう言われる、わたしはわが憤りをもって大風を起し、わが怒りをもって大雨を注がせ、憤りをもってひょうを降らせて、これを滅ぼす。 またわたしはあなたがたが水しっくいをもって塗った塀をこわして、これを地に倒し、その基をあらわす。これが倒れる時、あなたがたはその中に滅びる。そしてあなたがたは、わたしが主であることを知るようになる。こうしてわたしが、その塀と、これを水しっくいで塗った者との上に、わたしの憤りを漏らし尽して、あなたがたに言う、塀はなくなり、これを塗った者もなくなる。 これがすなわち平和がないのに平和の幻を見、エルサレムについて預言したイスラエルの預言者であると、主なる神は言われる。」
漆喰は建物の表面を美しく平らなものに見せるために上塗りするものですが、隙間に水が入ると簡単に崩れ落ち、元の塀まで倒してしまいます。神様は偽預言者の言葉を水漆喰にたとえて、一時的には美しく装ってもすぐに化けの皮が剥がれてしまう脆い信仰を示されました。私たちの信仰は、表面上、美しく装っただけの虚しい信仰か、真理の御言葉に土台した堅い信仰か、常に自らを省み、吟味しなければなりません。
http://bible.com/81/ezk.13.10-16.ja1955
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エゼキエル書 13:17-21
「人の子よ、心のままに預言するあなたの民の娘たちに対して、あなたの顔を向け、彼らに向かって預言して、 言え、主なる神はこう言われる、手の節々に占いひもを縫いつけ、もろもろの大きさの人の頭に、かぶり物を作りかぶせて、魂をかり取ろうとする女はわざわいだ。あなたがたは、わが民の魂をかり取って、あなたがたの利益のために、他の魂を生かしおこうとするのか。 あなたがたは少しばかりの大麦のため、少しばかりのパンのために、わが民のうちに、わたしを汚し、かの偽りを聞きいれるわが民に偽りを述べて、死んではならない者を死なせ、生きていてはならない者を生かす。 それゆえ、主なる神はこう言われる、見よ、わたしはあなたがたが用いて、魂をかり取るところの占いひもを奪い、あなたがたの腕から占いひもを裂き取って、あなたがたがかり取るところの魂を、鳥のように放ちやる。 わたしはまたあなたがたの、かぶり物を裂き、わが民をあなたがたの手から救う。彼らは再びあなたがたの獲物とはならない。そしてあなたがたはわたしが主であることを知るようになる。」
近年、スピリチュアルなどという体の良いネーミングで、単なる占いや深層心理分析の結果を、何か真理じみたもののようにまことしやかに語る人々がいます。いつの世にも、先の見えない将来のことを、人々の歓心を買うためにまことしやかに語る占い師や魔術師が存在します。しかしそれらは、私たちが決して傾倒してはならない偽りの言葉に過ぎません。彼らの特徴は、呪いを防ぎ身を守るなどといって、高価な壷やパワーストーンなどのお守りのようなものを売りつけて金銭をかすめ奪う、霊感商法のようなものです。神様はそれらの偽り者どもを、死んではならない者をを死なせ、生きていてはならない者を生かす、と断罪されます。私たちが真に聞くべきは、聖書に記された神の偽りなき真理の御言葉、人を生かし、悪しき者の束縛から解放して、永遠のいのちと祝福に至らしめる神の教えです。
http://bible.com/81/ezk.13.17-21.ja1955
主の言葉がわたしに臨んだ、 「人の子よ、イスラエルの預言者たちに向かって預言せよ。すなわち自分の心のままに預言する人々に向かって、預言して言え、『あなたがたは主の言葉を聞け』。 主なる神はこう言われる、なにも見ないで、自分の霊に従う愚かな預言者たちはわざわいだ。 イスラエルよ、あなたの預言者たちは、荒れ跡にいるきつねのようだ。 あなたがたは主の日に戦いに立つため、破れ口にのぼらず、またイスラエルの家のために石がきを築こうともしない。 彼らは虚偽を言い、偽りを占った。彼らは主が彼らをつかわさないのに『主が言われる』と言い、なおその言葉の成就することを期待する。」
神様はエゼキエルに、人々の歓心を買うために安直な平和を語る偽預言者たちに対して、主の言葉を聞きなさいと命じる預言を授けました。彼らは自分が勝手に考え出した偽りの言葉を神様の預言だと騙り、神様から遣わされてもいないのに主は言われると語って、あたかも神様の御心であるかのように偽り語った罪は、極めて重いものです。真の預言者とは、たとい人々から嫌われ迫害されたとしても、神様の御言葉だけを、一言も付け加えることも差し控えることもせずありのまま語る勇気と、人々の敗れ口に立って必死に執り為す祈りが必要です。
http://bible.com/81/ezk.13.1-6.ja1955
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エゼキエル書 13:7-9
「あなたがたはむなしい幻を見、偽りの占いを語り、わたしが言わないのに『主が言われる』と言ったではないか」。それゆえ、主なる神はこう言われる、「あなたがたはむなしいことを語り、偽りの物を見るゆえ、わたしはあなたがたを罰すると主なる神は言われる。 わたしの手は、むなしい幻を見、偽りの占いを言う預言者に敵対する。彼らはわが民の会に臨まず、イスラエルの家の籍にしるされず、イスラエルの地に、はいることができない。そしてあなたがたはわたしが主なる神であることを知るようになる。」
人々に偽りの預言を語る者たちの特徴は、自らの言葉を権威付けるために神様の御名を持ち出すことです。しかしモーセの十戒に「主の名をみだりに唱えてはならない」とあるように、自分の考えや占いを主が言われると語ることは、人が決してしてはならない、神様に対する冒涜行為です。彼らに対する裁きは、神の民から名前を消され、イスラエルの地に入ることができないという厳しいものでした。祝福を受け継ぐ神の民としての特権を守るために、神様の御名を持ち出して自分の考えを語るような愚かなことをせず、ときが良くても悪くても、たとい人々から嫌われようとも、真理の福音の言葉を曲げることなく語り続けることです。
http://bible.com/81/ezk.13.7-9.ja1955
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エゼキエル書 13:10-16
「彼らはわが民を惑わし、平和がないのに『平和』と言い、また民が塀を築く時、これらの預言者たちは水しっくいをもってこれを塗る。 それゆえ、水しっくいを塗る者どもに『これはかならずくずれる』と言え。これに大雨が注ぎ、ひょうが降り、あらしが吹く。 そして塀がくずれる時、人々はあなたがたに向かって、『あなたがたが塗った水しっくいはどこにあるか』と言わないであろうか。 それゆえ、主なる神はこう言われる、わたしはわが憤りをもって大風を起し、わが怒りをもって大雨を注がせ、憤りをもってひょうを降らせて、これを滅ぼす。 またわたしはあなたがたが水しっくいをもって塗った塀をこわして、これを地に倒し、その基をあらわす。これが倒れる時、あなたがたはその中に滅びる。そしてあなたがたは、わたしが主であることを知るようになる。こうしてわたしが、その塀と、これを水しっくいで塗った者との上に、わたしの憤りを漏らし尽して、あなたがたに言う、塀はなくなり、これを塗った者もなくなる。 これがすなわち平和がないのに平和の幻を見、エルサレムについて預言したイスラエルの預言者であると、主なる神は言われる。」
漆喰は建物の表面を美しく平らなものに見せるために上塗りするものですが、隙間に水が入ると簡単に崩れ落ち、元の塀まで倒してしまいます。神様は偽預言者の言葉を水漆喰にたとえて、一時的には美しく装ってもすぐに化けの皮が剥がれてしまう脆い信仰を示されました。私たちの信仰は、表面上、美しく装っただけの虚しい信仰か、真理の御言葉に土台した堅い信仰か、常に自らを省み、吟味しなければなりません。
http://bible.com/81/ezk.13.10-16.ja1955
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エゼキエル書 13:17-21
「人の子よ、心のままに預言するあなたの民の娘たちに対して、あなたの顔を向け、彼らに向かって預言して、 言え、主なる神はこう言われる、手の節々に占いひもを縫いつけ、もろもろの大きさの人の頭に、かぶり物を作りかぶせて、魂をかり取ろうとする女はわざわいだ。あなたがたは、わが民の魂をかり取って、あなたがたの利益のために、他の魂を生かしおこうとするのか。 あなたがたは少しばかりの大麦のため、少しばかりのパンのために、わが民のうちに、わたしを汚し、かの偽りを聞きいれるわが民に偽りを述べて、死んではならない者を死なせ、生きていてはならない者を生かす。 それゆえ、主なる神はこう言われる、見よ、わたしはあなたがたが用いて、魂をかり取るところの占いひもを奪い、あなたがたの腕から占いひもを裂き取って、あなたがたがかり取るところの魂を、鳥のように放ちやる。 わたしはまたあなたがたの、かぶり物を裂き、わが民をあなたがたの手から救う。彼らは再びあなたがたの獲物とはならない。そしてあなたがたはわたしが主であることを知るようになる。」
近年、スピリチュアルなどという体の良いネーミングで、単なる占いや深層心理分析の結果を、何か真理じみたもののようにまことしやかに語る人々がいます。いつの世にも、先の見えない将来のことを、人々の歓心を買うためにまことしやかに語る占い師や魔術師が存在します。しかしそれらは、私たちが決して傾倒してはならない偽りの言葉に過ぎません。彼らの特徴は、呪いを防ぎ身を守るなどといって、高価な壷やパワーストーンなどのお守りのようなものを売りつけて金銭をかすめ奪う、霊感商法のようなものです。神様はそれらの偽り者どもを、死んではならない者をを死なせ、生きていてはならない者を生かす、と断罪されます。私たちが真に聞くべきは、聖書に記された神の偽りなき真理の御言葉、人を生かし、悪しき者の束縛から解放して、永遠のいのちと祝福に至らしめる神の教えです。
http://bible.com/81/ezk.13.17-21.ja1955
