国会で日本共産党の清水議員が、長野県軽
井沢のスキーバス事故で15人が亡くなっ
た問題を取り上げた。
多くのマスコミも「規制緩和」に焦点をあ
てていた。
清水議員が厚労省資料から作成したグラフ
をみれば一目瞭然!
2000年の規制緩和によって、貸し切りバス
事業者が倍加。
他産業より年間300時間も長い労働時間。
賃金は200万円も減少。
所得低下・長時間労働・非正規化のすさまじ
さは、あえて言うこともないであろう。
公明党の石井国交相の答弁がふるっている。
「規制緩和でサービスは多様化した」
なにも反省していない。
医療や介護などの福祉の負担を増やし、年金
を切り下げ、労働の規制緩和で「貧困大国」
を作り出した認識もない。
儲けるための「規制緩和」はどんどんすすめ、
介護保険や医療の現場は「規制」だらけであ
る。
とりわけ介護保険の現場は「ダメ」マニュア
ル化に堕している。
安倍首相の「自画自賛」もあまりにも醜い。
自民・公明政権とはまったく違う「規制緩和」
が求められている。