大雪で事務所と自宅の除雪でくたくたであった。
関東方面から北上する低気圧のよる大雪が春の
恒例になってきた。
前回までは宗教問題のいくつかにふれたが、江
戸時代までは、世直しは「宗教的ころも」をま
とわずにいられなかった。
農民一揆やルターの宗教改革であった。
18~19世紀は、国家と宗教が癒着し、国民の
不満が高まれば弾圧を繰り返していた。
社会変革には、現状認識と「思想」が必要であ
る。
しかし歴史は、社会や経済の研究や認識を深め
てきた。そうした流れのなかから、宗教的ころ
もが脱ぎ捨てられ、新たな社会変変革の時代に
入っていった。
マルクスの二大発見
剰余価値と史的唯物論である。
格差がひろがり、ワーキングプアのひろがり。
少数の富めるものはますます富み、貧しいも
のはますます貧しくなる。
1%の富裕層と99%の貧しい国民。
・・・We are the 99%・・・
しかし、1%のふりまく「理論」、「思想」。
文化、道徳などが圧倒的に占めている。
これを支配の「イデオロギー」とよんでいる。
これと真っ向から対決する社会変革の思想が
「科学的社会主義」だ。
「おかしい」
これが出発点だ。
「哲学者たちは、世界を様々に解釈してきた
だけである。肝心なのは、それを変革するこ
とである。」
(フォイエルバッハ論)