佐藤功の釣ったろ釣られたろ日誌

釣り・釣りの思い出・釣り界のこと・ボヤキ.etc

安全な釣りのために・その2

2009-03-31 16:52:41 | 釣り界の歴史
第2回 港湾施設の立ち入り禁止区域の指定に係る検討会
意見聴取に続いて
「意見公募終了後に寄せられた市民の意見について」

禁止に反対するもの/7件
規制の強化を求めるもの/5件
禁止に賛成するもの/3件
その他/3件があったとのこと。

この意見の公募終了後に寄せられたのを報告されていますが、何をいわんとしているのか分かりません、もっと広く意見を求めているわけでしょうか?。

次に「港湾施設管理の基本的な考え方」についてと題した大阪市側の考え。

護岸や防波堤などの港湾施設は、港内の静穏度を維持することなどを目的に設置されたものであり、元々一般の人たちの利用を想定していない施設である。このため、危険な場所についてはフェンスや看板等を設置することによって、これら港湾施設への立ち入り規制を行ってきた。

市民の安全確保が行政の責務であり、市民が港を利用していただくにあたっては、安全性を第一に考える必要がある。また、港湾管理者としては港の機能の確保が重要であり、港湾活動が円滑に行われるよう港湾施設を良好な状態で維持管理する責務がある。

このため、護岸や防波堤などの港湾施設は原則としてこれまでのように立ち入り規制を行っていく必要がある。

しかし、多くの護岸や防波堤で釣り等のために一般の人たちが立ち入っている現状があり、水辺を快適な空間として利用したいという市民ニーズも高まっている。

このため、手法によっては安全等について一定の条件が満たされるような場所について、港湾機能に支障が生じない範囲で、部分的に立ち入り規制を設けず一般の人たちに開放することができないかを検討するものである。

以上が大阪市の基本的な考えであると書かれています。

そして「立ち入り規制すべき場所」として、危険性がある高い場所、港湾施設を阻害する可能性のある場所、野鳥保護などの観点から開放できない場所、が挙げられています。

また「立ち入り規制しない場合に考慮すべき事項」として

(1)安全性の確保
   施設管理者としての安全性の確保とか救命具の着用の義務づけ等。
(2)公平な市民負担
   施設の開放に当たって生ずる費用の釣人側の負担。
(3)マナーの遵守
   ゴミ捨てや路上駐車などのマナーの悪さについて、
   目に余る場合は再度立ち入り規制を行うことにする。

次に魚釣りの社会実験として舞洲の(シーサイドプロムナード)を開放する。

市長の指定により、市民による水辺利用を促進するとともに魚釣りのマナー向上を目的として、監視員がいない中で一般の人とのトラブルが生じないか等を検証する。

期間/平成21年4月1日から6月30日までの3ケ月間の終日

この場所は今まで行ったのと同じ所で、足元が滑る場所です。床が木で作ってあるために、船が通るとその航跡によって波が上がってくるために、ヌルヌルになり滑りやすくなっています。

そもそも、このような施設の設計自体が間違っていると思います。今回開放される場所の先はコンクリートの遊歩道になっていて安全なのに、その場所を開放しないのはおかしいと思います。

まだ行ったことがない方は、市民の税金をムダ使いしているところを一度見てください。この開放場所も危険だからと、日頃は縄張りして立ち入り禁止にしているのです。

管理者というのは、ただ見ているだけで簡単な修理もしないのか?。少しはしているのか伺いたいものです。入って来る人に「あれはダメ、これはダメ」と言うだけが仕事ではないと思うのです。

第2回検討会としては、その他、裁判に関する「施設の管理責任に関する判例」についての話がありました。

私たち釣人仲間は、安全な楽しい釣りを推進するためにも子供さんからお年寄りまでマナーも一緒に考えていきたいものです。

今回、舞洲が実験的にも開放されるのですが、トラブルなど無いよう、みんなで釣り場を守っていきたいものです。先日、大藤理事長とも話し合い、せめて土曜日、日曜日だけでも監視員を回らせたいと話しました、時間のある仲間は、連絡下さい。
コメント (3)
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