佐藤功の釣ったろ釣られたろ日誌

釣り・釣りの思い出・釣り界のこと・ボヤキ.etc

釣り界の変革・日本最古の釣り雑誌 

2009-03-20 20:39:41 | 釣り界の歴史

私の釣り歴のなかで大変ショックを受けたのは、日本最古の釣り雑誌といわれていた“つりのとも”が倒産したことでした。

社長の太田氏とは、同じ歳で仲良くおつきあいさせてもらっていたのですが、1999年の年末に突然の事務所閉鎖で驚きました。

その3日ほど前には、私の家で編集局長と昼ご飯を一緒に食べた時には何にも言ってなかったし、閉鎖当日も局長とあって話をしましたが、その時は局長も私には「何にも知らない、自分も今来たら戸が閉まってるのでびっくりしてるのだ」と言ってました。

後日、局長の言った言葉は嘘であることが分かりました。彼が弁護士を連れてきたというのが分かりましたから。 会社がそこまでなっているとは、私たちにはおくびにも出さなかったのです。

その少し前には、ブラックバスの釣り場を紹介する本(琵琶湖、冨士五湖など)を出版されて、大変よく売れたと喜んでおられたので気がつきませんでした。 一緒に風呂に行ったり、食事をしたりしていましたが、私自身は仲の良い友人のつもりでしたが、彼から見たらただの一読者だったのでしょう。

そんなことを考えることもなく、どうしたんだろう?と、その後何度か、彼の自宅に当時つきあっていたO社のKさんと一緒に何度も訪ね連絡を試みたのですが、残念ながら会うことができませんでした。

私の友人の建設業のM氏も、いろいろと骨を折ってくれて何とか倒産を避けるためにも弁護士さんとも相談をしてくれたのですが、話が噛み合わずに倒産という残念なことになってしまいました。 今もどうされておられるのかと思っています。

もう過去の話なので、すべて忘れて会いたいものと思っています。 この「つりのとも」の仲間が寄って色々な楽しいことをやりました。恒例の吉野川でのハエ釣り大会。 そして、その時に地元の猟師さんが山で撃ってきたイノシシを丸ごと焼いてもらってよばれたこと。

梅田で、編集長の就任祝いを皆さんのいろいろな持ち寄りでやったことなどが、今も思い出として残っています。 その後、先ほどのM氏が、何とか「つりのとも」の名前を残してやりたいとのことから、株式会社ノアつりのともと言う名前の会社を作り、当時のメンバーで釣の本を出版しましたが、残念ながら長くは続きませんでした。

時代の流れか、釣りの本が売れない時代が来たんだなと、後日、釣りサンデーが倒産した時に思いましたが、奇しくも「本の売れない時代が来ますよ」と我がブログの先生が過去に言っていたのを思い出します。

このときのメンバーである今中氏とは、今は兄弟付き合いをさせてもらっていますが、年上の私がいつも助けてもらっている状態です。

そして伝えたいのは、武富純一氏は今自分で事業をやって、私と同じ所で仕事をしていますし、永田君も京都で出版の仕事をしています。 ただ、残念ながら、連載を書いていた福島氏も亡くなり、だてや酔郷氏も平成21年1月に亡くなってしまいました・・。

その後、有名だった釣り具メーカーのオリムピックもこの業界から撤退しましたが、撤退前に「イエローガイズ」という、環境も取り込んだ釣り人の横の繋がりの会を立ち上げられたのですが、これもオリンピックがなくなったために自然消滅しました。

この会合で、堀井頌通徳島県釣連盟委員長にお会いしました。あれから早や9年になりますが、この徳島県釣連盟が昨年60周年を迎えられました。昭和22年に発足したというのですから、全関西が全日本磯釣連盟から分かれて設立される十年も前に設立されていたわけです。

この徳島県には、皆さんご存知の名人さんが多くおられます。少し名前を挙げさせてもらいますと、初代名人・小里哲也氏を筆頭に山元八郎氏、松田稔氏、江頭弘則氏、堀井頌通氏、立石宗之氏が名を連ねます。

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閑話休題/大阪弁の面白さ

2009-03-20 19:06:31 | 日々の思い
ブログを書き続けるということは大変な労力がいることがよく分かりました。
これをはじめるときに、途中でやめるのやったら初めからやめといてやと、
我がブログの先生から言われてますのでやめられませんが・・・

こんな昔話つづっていって皆さん、読んでくれはるのやろか?
間に少しは、ちゃう話もせんとおもろないやろな。

少し脱線して、大阪弁で話をさせてください。

僕(わて)のとれた所は、あとで自己紹介と言うことで書きまっけどな、
大阪の河内に近い、がらの悪いアベノで生まれましたんや、せやから口の悪いのは、しゃないやんけ、とか、せえだいゆうとけてなこと言ってました。

口の悪い仲間にしたら「もっと違うもんかてようけ釣ったやろ」というかもしれん。ほんまに魚より人をようけ釣ったと思う、両手両足を足してもたらんど。

大阪弁のおもろいのはなんやと思う?
挨拶がわりの、まいど、まいどとか、おんなし言葉の繰り返しが結構多いんやで。

ぼちぼち、ちゃうちゃう、うだうだ、ずっこいずっこい、とか。

もう一つ、男連中が彼女にOKもらうときによく言う言葉は、
「なあーええやろ」とか「なあーしようー」とかいう、
なんとなく女言葉になっている、
それで返事は「・・・けどー」という女子はん。

忘れられている大阪弁、次の言葉の意味分かりますか?
私のお袋がようゆうた言葉
「よろしゆうおあがり」「へっついさん」「おおきにはばかりさん」

聞くところによりますと、商いで地方に行って男が大阪弁でしゃべると警戒されると言いますが、女の人の場合は、良い方に受け入れられるといいます。
ほな、時々大阪弁でしゃべりまへんか、どないだす?。

このブログ、男だけ見てるのと違うやろからアホな歴史も書かれへんしな、
書き出したらそればっかり書けと言われるやろし、ブログの先生におこられる。
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