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シュシュを2こ使います。

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昨夜は久しぶりに、床で寝落ちてしまった。

特に寒くなくて大丈夫でしたが、
座布団数枚を体に乗っけていました。

ざぶとん、厚みがあって暖かいのであります。
ただ、その上から毛布なりタオルケットをかぶせると効果は倍増するでしょう。

皿洗いも入浴もせずにばたんと寝ちゃったお蔭で、翌朝は早く目覚めた。

すると、外はごうごうびゅうびゅうと大嵐。
台風の余波のようです。

僕は、台風は必要悪と思っていて、影響はあっても
一般的なタイフンなら地震ほどの被害には至らない。

地震も台風も、何かバランスを取るための揺り戻しであるなら
後者で済むほうがまだよい。

いずれまた、関東で大地震は起こるでしょう。

そのために備えようとはいっても、運と直観にも左右される。
ビルなら低い階が潰れやすいから上へ登ろうとか、水を備蓄するとか、
笛を携帯するとか、教えは色々あるけれど、

本当は、何も準備しなくても大丈夫なのがよい。

はじめから、海の間際に住宅は建てない、井戸や川の水を美しく保って
いつでも使えるようにしておく、高すぎる建物は造らない、
もっというと、生き埋めになるコンクリートは使わない、
煙を吸って倒れるような建材は許可しない、
どの町にも、避難生活できる、森に守られたキャンプ場がある、そんな風に。

一人一人が我が身を守ることも絶対大切だけど、その後、周りの皆と助け合って
生きていけるための、シンプルで最低限のインフラや協力関係ができていないと
自分や家族だけを守るための暴力だって起こらないとも限らないし、
子どもやお年寄り、ペットには成す術もなくなる。

自宅にどっさりと備蓄があっても、外出や旅先で遭難することもある。

雨水も飲める携帯浄水器や、包んだり防寒にもある風呂敷があれば
だいぶん助かると思う。

堅固なよろいを着て守ろうとしても、その重荷によって続かずに自ら潰えるかもしれない。

身軽でいながら、臨機応変の智恵と工夫と人との協力で
ひとつひとつの問題を解決しながら整え、だんだん楽に適応していけたらいい。



守らなくても守られる、そういう環境、仕組みにしていきたい。

どこの水もきれいだから浄水器もミネラルウォーターも必要ない、
街の樹樹には果物があふれ、川や海には魚介が湧き、
遠くの町から支援を受けずとも、自分の町や周りの町同士の協力でことが済む。

ひとりひとりがいつもよく体を使って歩いたり、家事をしたり、
ひと通りの修繕、設営、ひも仕事などなどできるサバイバル力が
普段の暮らしを通して身についていて、非常時も別段慌てる理由がない、ように。

野生の動物たち、何ひとつ物を持たなくても、毎日健やかに生きていける。
人も、それができる環境と身体能力を得た上で、手ぶらでのんびりしていたい。
鉄壁の守りを構築するのもまた、江戸っ子にはきもちよくない。
いつもさっぱりしていられたら。

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