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昔作ったアイロン台は、幅が30cmなので
35~36cm幅の反物を当てると少しはみ出て使いにくいところがあった。
それで、次作るならもうちょっと大きくと思っていましたが、
いよいよ最近になって表の布が裂けてきたので
新調を決めました。

土台には木の板かコルクボードと思っていた。
コルクボードは針を刺せるのも便利なのですが、
針を刺す機会はいうほどない。

ホームセンターにも、純粋にコルクだけのボードはなさそうなので
板を見た。なかなかちょうどよいのが無い。
質と値段とサイズがぴったりしない。

せっかく雨中自転車を漕ぎ漕ぎきたけれど、
30分ほど板を見た後、あっさり店を出た。
そのままいつもと違う道をすすみ、坂を下った所に
「日曜大工センター」との看板の、小じんまりした昔風のお店があった。
駄目もとで店に寄ると、店主のおじいさんがいましたので
40×60cmくらいの板が欲しいと言うと、
店の中の板を探してくれた。すると、35×90cmならある。
板の厚さ、軽さはちょうどよいし値段も手ごろだ。
35cmあれば問題無いので、購入を決めた。

老夫婦で営んでいるお店。
僕がカバンにしていた風呂敷をほどき
板を「おけいこバッグ」という三角にして包むやり方に結んだ。
元々の荷物は、後から隙間に入れられる。
おばあさん(と言っても元氣で若々しさがある)と一緒に結んだ。

広いホームセンターでは見つからず、小さな、すすけた用なお店で
一発で見つかる、これは専門店ならではの厳選力でもあるし、
ちょうどよい板が欲しい!という強い思いがその店へ導いてくれたとも思う。

帰ってさっそく、板を60cmの長さに切った。残りの30cmはマウスパッドにした。
使わなくなった純毛の毛布(フェルトでもよい)をひと回り大きくカットし
35×60cmの板にかぶせて裏で画鋲で留め、
四方を端処理(三つ巻)した白い生成りの大麻草の布でさらにくるんで、
縁は銅の細い釘を打って留めた。
これで、大きくて使いやすいアイロン台が完成。
中が純毛布で滑りがよく、表の大麻草(本麻)は丈夫で乾きよい。
これから使うのがたのしみです。



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