漢字が見にくいですが、「学文路」駅です。「かむろ」駅です!高野山に行く途中、携帯で写真を撮りました。
受験シーズンになると、和歌山県橋本市にある学文路(かむろ)駅の切符がよく売れるそうです。特に5枚組入場券がよく出るらしく、その理由は「5(ご)枚セット
入場券 学文路」で、ご入学。
この入場券は駅近くの学文路天満宮で祈祷もされていて、ついでに「すべらない砂」が入った小袋がもらえるそうです。電車は急斜面を行き来しますから、滑らないように砂がまかれているそうで、それと同じものらしい^^
「かむろ」の語源はおそらく「禿(かむろ)」だと思われます。禿とは高級遊女に仕える10歳前後の少女のこと。よくわかりませんが、高野山への玄関口だったので、遊女がたくさんいたのでしょうか。
しかし、江戸時代には、すでに「学文路」の字があてられているようです。天満宮も近くにありますし、学問の街のイメージのほうが好まれたのでしょう。確かに、「禿」と「学文路」では随分印象が違いますね。イメージチェンジに成功しましたね~。しかし、「学文路」をすぐに「かむろ」とは読めないな~。