日本語おもしろ発見

日々の生活から

コナンの音声学の知識が事件を解決に導く

2013-02-20 16:01:23 | 日本語豆知識
名探偵コナン 683話 「命を賭けた恋愛中継(現場突入)」に面白いシーンがありました。

高木刑事がある場所に監禁されます。丸二日、高木刑事は飲まず食わず、寒空の下、スーツだけで放置されることとなります。その様子はネットを通じて中継されますが、なかなか場所を特定する手がかりがつかめません。

そんな中、ある気象現象と凧揚げの風景から、場所は北海道の「いけぐち町」「こままえ町」「ひばい町」の3つに限定されます。

高木刑事は、口に貼られていたガムテープをようやく外し、なんとか口を動かしましたが、それを見たある刑事は、正面の映像じゃない上に、雪で遮られて唇を読むことはできないと言います。そんな刑事の言葉を遮るかのように、コナンは叫びます。

「一度、口を閉じなきゃ、発音できないのは、マ行、バ行、パ行の3つ!!!場所を伝えようとしてたなら、さっきの三か所でそれが二文字入るのは、『こままえ』だけだよ!!!」

事件は見事、解決。

コナンは音声学の知識もあるのね。調音点が両唇の行をすぐ言うなんて。

音声学の知識が事件の解決に結びつくなんて、面白いですね。音声学を学ぶモチベーションに・・・、はならないか^^
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