要旨
今、私たちは日常生活において当たり前のようにカタカナ表記される外来語を見聞きし使用している。またそこから派生した造語にも慣れ親しんでいる。そこで本稿では、「ドラえもん」のひみつ道具の名に着目し、どれくらい外来語と造語があるのかを調査することにした。本調査では、『最新ひみつ道具大事典』(2008)の本編で紹介されたひみつ道具約1500個を対象とした。なお、コラムに紹介されたひみつ道具は対象外とした。調査の結果、全体の約60%に外来語が含まれており、外来語の種類は約500種あった。またおもにカタカナ表記が使われた造語もたくさんあり、ひみつ道具の名付けは実にユーモアがあふれていた。
今、私たちは日常生活において当たり前のようにカタカナ表記される外来語を見聞きし使用している。またそこから派生した造語にも慣れ親しんでいる。そこで本稿では、「ドラえもん」のひみつ道具の名に着目し、どれくらい外来語と造語があるのかを調査することにした。本調査では、『最新ひみつ道具大事典』(2008)の本編で紹介されたひみつ道具約1500個を対象とした。なお、コラムに紹介されたひみつ道具は対象外とした。調査の結果、全体の約60%に外来語が含まれており、外来語の種類は約500種あった。またおもにカタカナ表記が使われた造語もたくさんあり、ひみつ道具の名付けは実にユーモアがあふれていた。