日本語おもしろ発見

日々の生活から

暑かった・・・・

2010-07-15 20:54:11 | 日記
 ようやく授業も終わりに近づいてきました。あと一週間強で授業は終わりです。

 さて、春学期ですが、夜に授業があります。その教室が暑くて暑くて、我慢大会のようになっていて、学生ももちろんですが、私も辛くて辛くて・・・・

 冷房が6月にならないと入らないということで、5月の暑いときも必死で耐えました。冷暖房のスイッチがあるのですが、まわしても動かないので、あきらめてなんとか耐えたのです。先月から冷房が入り、先週までは比較的涼しく快適に授業ができました。

 雨が降りしきる中、今日も元気に教室に入ったのですが、ものすごい湿気と熱気・・・。冷房がきいていないようです。今日で授業は終わりますから、扇子であおぎあおぎ、なんとか授業を終えました。

 今日はいつもと違い、次の時間、その教室で授業で行われるようでした。ある女学生が入ってくるなり、スイッチを回し、ゴォォォという音ともに冷気が・・・。

 あ~。冷房のスイッチを誰かが切っていたのね。それを入れるだけでよかったのね。5月の悲しい記憶が私を支配し、スイッチを入れるという発想が全くなかった・・・。この固い固い頭・・・。なんて融通が利かないのでしょう。年か?か、悲しい・・・
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新聞コラムにおける語彙調査

2010-07-15 16:40:29 | 研究演習2010
要旨

 1986年と2010年の朝日新聞の天声人語、読売新聞の編集手帳で特に動詞に着目し、極端に多く使われる言葉はあるのか、それが年代や新聞社によって変化するのかを調べた。その結果より新聞に用いられる動詞の特徴があるのかを見た。新聞を資料に用いたのは、誰にでもわかる言葉で書かれている。つまり若者言葉やネットスラングなどの一部にしか用いられない言葉がないと同時に今用いられないいわゆる死語も使われないと考えたからだ。

 結果は1986年に比べて両新聞社共に2010年は語彙数が増えていた。語彙の種類については年に関係なく「いる」、「ある」など同じ単語が多く見られ、平仮名と同じように高頻度語彙があるというのも読み取ることができた。また「する」「~する」というサ変動詞の数が多く、それも今回見つけることができた特徴であった。
調査量が少なかったために新聞社ごとの差異はあまり見つけられなかったが今後量を増やしてより調査を深めていきたい。

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文字の頻度調査

2010-07-15 16:40:07 | 研究演習2010
要旨

 石井久雄『ひらがなの文法性・語彙性』を読み、最近の小説ではどのような文字がどのぐらいの頻度で使われているのか、と疑問を持った。
そこで、新ジャンルを確立しようとしている、自称乙女派文筆家の嶽本野ばらの作品のひらがなの頻出度を調べた。調査方法は、出現頻度の多い順に別紙にまとめた。また、タイトル・ルビ・空白は調査対象外とした。

 結果は、他のどの作風のもと同じで、「の」が最頻出のひらがなだった。その他にも、普段の日常生活での使用頻度の高いひらがなが上位に入ってきた。今後は調べる作品を増やすと共に、助詞などを絡めていきたい。
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吉屋信子『紅雀』の女性文末辞から見る人物像

2010-07-15 16:39:09 | 研究演習2010
要旨

 世界に進出していった華やかな日本に欠かせない存在が「女学生」である。彼女達は文学を好み、多数の少女雑誌で小説が連載されていた。女学生達を魅了したその小説には、どんな人物が登場したのだろうか。今回は『少女の友』で連載されていた吉屋信子『紅雀』を取り上げ、三人の女性登場人物が発した会話文の女性文末辞を調査し、発話者の人物像を探った。

 女性文末辞のなかでも特に「わ」「の」が多数使用されていたが、どちらを好んで使うかで発話者の性格が考察できた。また、どの文末辞を用いるかで受話者に対してどのような気持ちを抱いてるかも考察できた。

コメント (2)
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