便利なるもの～その１

世の中の主婦が欲しいものBest3に入るのが、食器洗い機だ。
ウチのマンションには、入居の時にオプションで取り付けた。
でも以外と使い勝手が悪く、それにあまり汚れも落ちず、妻もそれほど使っていなかった。
今回主夫をやるに当たっては、この食器洗い機を使いこなさなくては
宝の持ち腐れとバカにされそうなので、頑張って使い方を学んだよ！
でも食器を並べることからして面倒、というか結構むずかしい。
２～３回は「こんなの使えねぇ～!!」って怒っていたんだけどね。

結局上手く使いこなす術は、
①洗いオケに漬ける等して、汚れは食器から落しておく
②食器の並べ方を工夫する（隙間を空ける）
③量を少なめに入れる
などで、まあまあの効果のようだ。

間違っても、脂っこい汚れのついた食器をそのまま入れてスイッチポンしてはダメ。
まず汚れは落ちない。
コツを習得しないと、ただの「宝の持ち腐れ」だなぁ。


PS)これって毎日使ったら電気代とか水道代とか、結構上がるんだろうか？

暑過ぎだぁ～～！ 納涼画像を差し上げます！

この2～3日は、ちょっと暑過ぎ！
仕事はデスクワークだから、別に炎天下に出掛けて行くわけではないが
でもやっぱりきつい・・・。
昨日ぐらいから我慢できなくてエアコンをつけて寝ているけれど
やっぱり体には良くないよね。
それに朝までつけっ放しは良くないと思ってタイマーにするから
明け方暑くて目が覚める。
そうすると、その後また眠れないんだよね。
そのせいか、このところ体調イマイチ・・・。

で、去年の1月に会社の友人と北海道旅行した時の画像をアップします。
涼しげでしょう!!
小樽です！ な、なんと、零下５℃ですぞ！
いますぐ冬の小樽に行きたい！
そしてあったかい部屋で蟹食って、すし食って、冷たいビールが呑みたい!!

息子が生まれたとき

ウチの母親は俳人である。
「ちょっと趣味で俳句を…」程度ではなく、その世界では多少は名前が知れている（らしい）。
その母が、長男の二十歳の誕生日のときに上京していて
息子に「あんたが生まれたときに創った俳句は、今でも話題になるのよ…」
と話していた。

赤子つむる一文字二つこそ涼し
手も足も泣きをる赤子見て汗す
遠雷やきのふ生まれてほと欠伸
母となる夏髪なれば一束に

これらの句を見ると、改めて息子が生まれたときのことが鮮明に甦る。
夏真っ盛りの雷雨の中で生まれた息子。
本気で「雷太」と名付けようかと思った。
目の大きな赤ん坊で、その分目を瞑るとまっすぐの一線が二つ並んだようになった。
妻はスモックのような白い袖なしの妊産婦服を着て、髪を束ねて息子を抱いていた。

俳句という日本独自の短詩の中に、当時のあらゆる情景が余すことなく盛り込まれている。
写真や映像よりも鮮烈だ。
あの時の赤ん坊がもう二十歳。
そして息子を抱いて、母親になった満足感に優しく微笑んでいた妻は、もういない。

これだけ簡潔にその場の情景と心情までもが写実できる俳句という「道具」について
僕は母親から才能を受け継ぐことができなかった。
それはとても残念なことである。

呑む気父さんの“Dancy”～鰹のたたき中華風＆豚と小松菜常夜鍋風

♪鰹のたたき中華風＆ピリ辛こんにゃく＆豚と小松菜の常夜鍋風

①鰹のたたき用を好みの厚さでスライスし、皿に青じそを敷きその上に並べる
②長ネギをみじん切りにして、そこに醤油、砂糖、ごま油、おろしニンニク、おろし生姜を加える
③鰹のたたきに②をたっぷりかけ、ごまを振って食べる

これは旨かった！
ちょっと酸っぱいものがいいかと思い、ポン酢を加えたら、これまた微妙な旨さ。
こんにゃくは鷹の爪を入れ過ぎて、ピリ辛どころか「ビリビリ辛い」こんにゃく炒めになってしまった。（反省！）
「常夜鍋風お汁」は、本来豚なのに間違えて牛を買ってしまった。
豚と牛を間違えたのは、これで二度目だ。なんか不安・・・。
牛は牛でコクがあって旨いが、やっぱり豚のほうがさっぱりして「常夜鍋」っぽいかな。
でもどれも旨かったよ！

今夜のお酒、キリン一番絞り大瓶＆浦霞禅（純米吟醸）。
瓶ビールは、やっぱり旨いなぁ。

呑む気父さんの“Dancyu”～豚とキャベツのキムチ和え＆鮭ハラス焼き

実は、本当は「挽肉とキャベツのキムチ和え」の筈だった。
てっきり冷凍庫の中に挽肉が残っていると思って、この献立にしたんだけど
家に帰ってきて冷蔵庫を見たら、豚のこま切れしかなかった。
そういえば上京したばあちゃんが、挽肉を使っていたっけ。
ということで、ちょっと材料は違うが、まあ似たようなもんでしょう。

①キャベツをざく切りにしてさっと茹でる
②豚肉（200g）に酒、塩して火を通す
③両方を混ぜて、キムチの素で和える
④いりごまを振る

本来は、この豚こまが挽肉に変るだけ。
鮭はらすは実家の母親が持ってきてくれたもの。
仙台では、魚屋さんとかスーパーで焼いた魚を売っている。
それを買ってきて、魚焼き器で炙ればOK。
チンより直火で炙ったほうが旨い。
母ははらす以外にもホッケ焼きも持ってきたが、これも旨かった。
東京ではあまり見かけないけど、こっちでもやればいいのにね！

特急「わかしお」～快適なこと、このうえなし！

さて、土曜の夕方6時過ぎにホームに立った父さんは、やってきた特急「わかしお」に乗り込みました。
東京駅の到着時間にすれば、10数分の差しかない。（30数分が21分）
でも、なんたってゆったりと座って行けるもんなぁ。
500円払っても、このくつろぎ感は貴重なので、これまでも時々は乗っていた。
（今までも仕事や引継ぎで来ているので・・・）
しかし、今日はちょっと事情が違う！
な、なんと、乗ってすぐに車内販売が回ってくるではないか!!
そりゃぁ、オジサンは缶ビール買っちゃうよぉ～！

ということで、画像の様（さま）となったわけであります。
しかも嬉しいことに、ビールは「THE GOLD」だよ。
どうせスーパードライかと思っていたので、これまた嬉しい。
缶ビールを呑みながら、初めてゆっくり海側の景色を眺めながら帰ってきた。
それで、前号の新浦安やディズニーワールドの感想となったのだけれど
京葉線は海がたくさん見えて、心が落ち着く。
東海道線で3年半藤沢まで通ったけど、藤沢まででは海は見えなかったものね。
これからも毎日この時間に乗れるといいなぁ。そうすれば毎日海を眺めながら帰れる。
そうなるよう頑張ろう！

PS)
特急は通勤時間帯だと1時間に1～2本ある。
う～ん、特急の時間に合わせて会社を出るようになりそうだ。
500円の追加と思っていたが、缶ビールが加わると1,000円になってしまう・・・。
毎日1,000円かぁ・・・。

転勤～海浜幕張へ

8月1日付けで幕張に転勤になった。
京葉線の「海浜幕張駅」徒歩4分の高層ビル6階。
駅の反対側（海側）には、メッセはあるしマリンスタジアムはあるし・・・。
見晴らしは、いいぞ！

今回の異動については、僕の配置転換希望がきっかけだ。
「残業と休日出勤のない職場してください！」と、妻が入院した時に部長に申し出た。
部長はその意向を人事に伝えてくれて、結果今回の異動に繋がったようだ。
結局妻の看護という意味では間に合わなかった。
でも朝は30分早く家を出なければならないが、退社時間はある程度自分で調整が効くし
休日出勤もまず必要ない。（はずなんだけどね・・・）
そういうところはウチの会社も大したもの、それなりの理由があれば異動の希望も聞いてくれる。
ありがたい事だ。

上の画像は海浜幕張駅の西口。なんかCGみたいだよね。
僕らが子供の頃のSF映画にでも出てきそうな風景だ。
京葉線の沿線は、幕張に限らず新浦安にしても舞浜しにしても
砂漠の中にいきなり高層ビル街が出現したような、少なからず人工的かつ無機質的な街並みが多い。
新浦安は大人気だし、ディズニーワールドも夢があっていいんだけど、所詮「人工の作られた楽園」みたいだ。
どんなに精巧に作られていてもジャングルクルーズのカバは作り物・・・。
あまり住みたい町ではないね。
でも海の風景だけは本物だ。
水辺は、海にしても河にしても、人間に安らぎを与える。
そこが救いかな。



今日は、「ないはず」の休日出勤だ。
転勤の荷物の片付けやPCのセッティングが終わらないと仕事にならないので、今回は仕方がないね。
それにもう看病する相手もいないし、息子たちはバイトと塾でいないし・・・。
帰りに海浜幕張駅のホームに上がっていったら、特急「わかしお」が入線してきた。
う～ん、プラス500円なら、思わず乗ってしまうよなぁ・・・。

以下、次号に続く！

20歳（はたち）の君へ

20歳（はたち）の誕生日、おめでとう！心から祝福する。
君が雷雨のさなかに産声をあげてから、もう20年が経ったことになる。
最初に病院に駆け付けて、新生児室に入り君を抱き上げたとき、あまりの軽さにびっくりした。
医者が「ちょっと血液が濃くて要注意です」などと言われ心配したけど、その後はすくすくと育ったね。
くりくりした瞳でいつもニコニコ笑っている愛想の良い赤ん坊だった。
どこに行っても「可愛い赤ちゃんねぇ」と言われ、僕には本当に自慢の息子だった。

そんな君が成長するにつれて、僕の思うように成績が上がらなかったり
多少不器用で工作がうまくできなかったりしたときに
僕はなんであんなにきつく君をたしなめたのだろう。
「なんでこんなことができないんだ！」
子供だからできなくて当たり前だし、得手不得手だってある。
それなのに僕は、君の多少の不器用さが気になって仕方がなかった。
あの頃から君はあまり積極性がなくなってきたし、あきらめが早い子供になった気がする。
それにいつも僕の顔色を窺うようにもなった。
僕は今でも、ものすごくそのことを後悔している。
僕の、感情の赴くままの叱咤にびくついて、涙を流す君の顔を思い出すと
僕の胸は張り裂けんばかりになる。
今君はどこまで覚えているか分からないが、心から謝りたいと思う。

でも君は立派に成長した。
中学では卓球部を選んで、しっかり続けたね。
大学に入った今でも続いているんだから「あきらめが早い」なんて言えない。
本当に大したものだ。
これからの人生は、まさに君が切り拓くものだ。
もう僕に遠慮などせず、いろいろなことに挑戦して貰いたい。
そして決して悔いることのない人生を過ごして欲しい。
だってこれからが本当の意味で、自分で創る自分自身の人生なのだから。
お母さんが2カ月前に逝ってしまい、寂しい思いをしていることだろう。
でもその後、家のこともよくやってくれている。本当に感謝している。
君の20歳の誕生日を家族全員で祝えなかったのは返す返すも残念だが
これも自分の人生に、天から与えられた試練と思うしかない。
これからは残った家族で力を合わせてやって行こう。
そして君にはいずれ幸せな家庭を築いて欲しい。
それがお母さんへの親孝行、恩返し、お母さんを安心させる一番の道だ。

君のこれからの人生に光栄あれ！僕は心から祈念する。