呑む気オヤジ/蔵王山麓蓬莱庵便り

蔵王山麓暮らしのオヤジの日記。合唱も映画もドライブも温泉も、たまには俳句も・・・😄

「バルトの楽園」その2

2006-07-17 | 映画(DVD)の話

♪松江豊寿中佐

「バルトの楽園」で、ドイツ人捕虜に人道的対応を行った松江豊寿中佐は明治5年生まれ。旧会津藩士の長男として生れた。戊辰戦争後斗南藩(現在の十和田市、むつ市辺り)に押しやられ、冬の荒地の開拓で旧会津藩士は苦労を重ねる。子供の頃のそんな経験が、捕虜収容所の所長になってからも反骨精神として活きているようだ。親が会津から追われた松枝中佐だが、その後会津市の市長に就任している。故郷に錦を飾った、というところだな。
ドイツ人捕虜による「第九」初演のエピソードが感動的だが、松枝所長の人となりにも興味を持った。会津若松市には子供の頃に1年間住んでいた。弟は会津の生まれ。会津の歴史も興味深い。まあ会津はいつでも行けるのだが、鳴門市も是非訪れたいな。「鳴門市ドイツ館」には、収容所の当時の模型や第九を演奏した楽団が再現されているらしい。行ってみたいなぁ~!

PS)映画の最後のタイトルバックに現在の「第九」の演奏会の模様が映し出される。その部分に関連して、ちょっと物申したいが、それは姉妹店「cafe In Chorus」のほうで詳しく・・・。覗いてみてちょうだいね!
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鯨三昧! その2

2006-07-17 | 食べ物・お酒の話

♪この雰囲気、いいでしょう!
ちょっと分かりにくいけれど、画面右側が板張りの壁。ここにいろいろな人のサインが直接書き込まれている。なんかみんな新しそうに見えるんだけれど、相当古い漫画家のサインやイラストも描かれているよ。一際目を引くのは、ど真ん中に大きく書かれた「あしたのジョー」のイラスト・・・。これってやっぱりちばてつやが書いたんだろうね。う~ん、凄い!
生れてこの方、こんなに旨い鯨は食べたことがない。小学校の給食時の硬い竜田揚げや、高いばかりで薄っぺらな脂っこいベーコンの印象しかなかったが、今日は大満足で店を後にした。
伝法院通りは、なんかすっかりしゃれた街並み(今風ということではないよ)に変わってしまっていた。仲見世通りに向かって、左側は今まで通り、でも右側は変わったな。建物も江戸の街並みを表現した新しい外観に変わったし、店ごとのシャッターにまた風情のあるイラストが描かれている。
江戸の情緒をそのまま残した街は、ひょっとしたらここ浅草しか残っていないのかも・・・。貴重ですよ、この街は!旨い鯨とハイボールの心地よい酔いに浸りながら、人気の途絶えた浅草の商店街を、ポツリポツリと歩いた。
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