♪しつこくも、またマーチの話し・・・
先週「バルトの楽園」を観てから、マーチが頭から離れない。良かったなぁ、 マーチで戦友を出迎えるシーン。
先週のブログのなかで、あのマーチが最初から「旧友」と分かっていたように書いたが、実は映画を観ているときは別な曲と勘違いしていた。「ワシントンポスト」と思い込んでしまったんだよね。でも、ドイツの軍人が「ワシントン・ポスト」で戦友を迎えるはずないなぁ・・・と、ず~っと気になっていた。でもブログには「とっても良いシーンでウルウルしたが、曲がワシントンポストなのはご愛嬌・・・」と書いてしまった。そして次の日に、ハタと気がついた。「そうだぁ!あれは『旧友』だぁ!!!」
あの曲が、ドイツの不朽の名作マーチ「旧友」と分かった瞬間、またドバ~ッと涙が出た。あぁ~坂東のドイツ人は、各地の収容所からボロボロになってたどり着いた戦友に対して、祖国の名曲「旧友」で出迎えたんだ!と思ったら、もうダメ・・・。史実はどうか分からないが、やっぱりあそこでドイツ軍人が演奏するのは「旧友」だよなぁ。今思い返してもウルウルしてくる。
敵国のマーチを演奏する訳ないよね。気づいてすぐブログを訂正した。でもよく似た曲なんだよね。間違えても仕方がないぐらい似ているんだ(ホントだよ)。この一週間、朝夕駅に向かって歩き始める時に、父さんの頭の中でマーチが鳴り響く。もちろん「旧友」と「ワシントンポスト」だ。
タン、タカタカタン、タカタカタッタカタッタッタン!(これは「旧友」です)
PS)松平健もブルーノ・ガンツも良かったよ。松平健はサンバばかり踊っていないで、もっと映画をやればいいのに。ブルーノ・ガンツは「ヒトラー~最後の12日間」のあと「もう軍人の役はやりたくない」と言っていたが、この映画には喜んで出演したらしい。渋い演技だった・・・。