福井敬の新CD「悲しくなったときは 福井敬、日本を歌う」については、先日ご紹介した。新旧の日本歌曲の名曲が20曲収録されていて、どれも素晴らしいのだが、最後の3曲は圧巻だ。
「死んだ男の残したものは」は、まさに悲憤の激情が溢れ、聴いていて胸が抉り取られるような気持ちになる。特に3番の歌詞は、聴いていて辛らい。
『死んだ子どもの残したものは ねじれた脚と乾いた涙 他には何も残さなかった 思い出ひとつ残さなかった』
でも次の「小さな空」で、ホッとする。昼の、夕の、夜の空をふと見上げて、子供のころの想い出を蘇らせる。仕事の帰り道で思わず立ち止り、ちょっと星空を見上げる。脈絡なく子供の頃のことを思い出し、「フン」と唇の端に笑みを浮かべて、また歩き出す。その先には我が家の灯り…、みたいなシーンが目に浮かぶ。
そして最後が「見上げてごらん夜の星を」です。「死んだ男の~」「小さな空」と続き、「見上げてごらん~」を聴くと、幸福とは?平和とは?愛とは?家族とは?みたいなところに自然と想いが及ぶ。
まぁ、そんなに思い入れ強く聴く必要はないのだけれど、でもやはりこの福井敬という人の歌唱力、表現力、優しさ、強さに感心させられた。
素晴らしい演奏です。
で、ちょっと探したら、Youtubeにいろいろありました。
本CDのことや東日本大震災被災者に向けたメッセージ、そしてもちろん独唱など…。Youtubeって、なんともまぁ便利なものでありますなぁ。
震災被災者向けメッセージ~そのまま「悲しくなったときは」のアカペラにリンクできます。
福井さんって、岩手出身なんだね!同じ東北人じゃないですか!(それだけで仲間のような気になる)
ついでに、プッチーニ。これまたやっぱり、圧巻!
「死んだ男の残したものは」は、まさに悲憤の激情が溢れ、聴いていて胸が抉り取られるような気持ちになる。特に3番の歌詞は、聴いていて辛らい。
『死んだ子どもの残したものは ねじれた脚と乾いた涙 他には何も残さなかった 思い出ひとつ残さなかった』
でも次の「小さな空」で、ホッとする。昼の、夕の、夜の空をふと見上げて、子供のころの想い出を蘇らせる。仕事の帰り道で思わず立ち止り、ちょっと星空を見上げる。脈絡なく子供の頃のことを思い出し、「フン」と唇の端に笑みを浮かべて、また歩き出す。その先には我が家の灯り…、みたいなシーンが目に浮かぶ。
そして最後が「見上げてごらん夜の星を」です。「死んだ男の~」「小さな空」と続き、「見上げてごらん~」を聴くと、幸福とは?平和とは?愛とは?家族とは?みたいなところに自然と想いが及ぶ。
まぁ、そんなに思い入れ強く聴く必要はないのだけれど、でもやはりこの福井敬という人の歌唱力、表現力、優しさ、強さに感心させられた。
素晴らしい演奏です。
で、ちょっと探したら、Youtubeにいろいろありました。
本CDのことや東日本大震災被災者に向けたメッセージ、そしてもちろん独唱など…。Youtubeって、なんともまぁ便利なものでありますなぁ。
震災被災者向けメッセージ~そのまま「悲しくなったときは」のアカペラにリンクできます。
福井さんって、岩手出身なんだね!同じ東北人じゃないですか!(それだけで仲間のような気になる)
ついでに、プッチーニ。これまたやっぱり、圧巻!