goo blog サービス終了のお知らせ 

呑む気オヤジ/取り敢えず生還したジイさんのあれこれ

骨髄移植で山暮らしから都会に戻ったジイさんの日記。健康の話の他に合唱も映画もドライブも温泉も、たまには俳句も・・・😄

呑む気オヤジの、読む!~「阪急電車」

2013-04-15 | 本の話
阪急電車 (幻冬舎文庫)
有川 浩
幻冬舎


♪「阪急電車」有川浩著 幻冬舎文庫

ずいぶん前に、会社の「読書部」メンバーが推薦していた本。小説を読む前に、映画化されたDVDを観てしまい、肝心の原作は読んでいなかった。この前、本屋で見かけて思わず購入。
薄めの文庫本だし、読みやすかったのですぐ読了。映画と同様、なかなかの秀作でありました。

阪急電鉄の宝塚駅と今津駅を結ぶ、所謂ローカル私鉄の「今津線」。そのうちの宝塚駅と西宮北口駅の間の、駅の数にして8駅、乗車時間15分間に起こる人間ドラマを描いた短編集(結局はすべてがつながる)だ。
わずか15分、わずか8駅を走る6両程度の電車の中で、老若男女が偶然にも関わり合い、カップルになったり、励まし合ったり、勇気づけ合ったりする。各話ごとに出会いや関係ができるのだが、物語が続くにつれてそれぞれの人たちが更に微妙に繋がり合う。
この物語の読者は、小説中の登場人物が知らない、気づかない、それぞれの繋がりを天上から俯瞰することで、ハラハラしたり、ドキドキしたり、胸にグッと来たり、ホッとしたり…。
いやぁー、なかなかの人間模様だなぁー。よくできた話だなー。読んでいない方には絶対にお勧めです。

読書部のメンバーの推薦図書なので読んでみようと思っていたが、結局は先に映画(DVD)を観てしまった。以前にご紹介したが、映画もとってもお薦めです。宮本信子、中谷美紀、戸田恵梨香、南果歩、などのベテラン女優陣が際立っていた。映画もどうぞ!

~~~~~~~~~~~~~~~~
読んでいて、ぜひ阪急今津線に乗ってみたくなった。なんか良いよなぁ~。
でも土地勘というか、位置の感覚が全くない。西宮ってどこ?JR大阪駅の近く?宝塚ってどこ?神戸の近く?神戸ってそもそもどういう位置関係??
その辺りが分からなくても、十分に楽しんで観れます。大阪や神戸に行きたいー!




コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

呑む気オヤジの「呑み日記」~花見のあとは…なつかし屋

2013-04-15 | 食べ物・お酒の話

一目千本桜が相変わらず見事だったことは、お知らせした通り。
で、仙台に戻ってきて、本屋などに寄っているうちに夕方になり、これまた相変わらず呑み足りない気持ちがむくむくと沸き上がってきたことも、お知らせの通り。
で、5時になるのを待って壱弐参横丁の「なつかし屋」に寄った。この前来たばかりだな。

5時だというのに、もう2組が呑んでいた。まぁ土曜日だからなー。40歳前後の男性単独と女性2人組だ。後から聞いたら女性二人連れは母娘だって。へー、娘さんの方は確かに見ため20歳前後だったけど、お母さんの方はどう見ても「お姉さん」という感じ。いるんだねー、どう見ても若い人って。

本日は、瓶ビールに日高見、萩の鶴、墨廼江。昼間にワンカップ2本も呑んだのにって?もう醒めたもん!
肴は「ばっけ味噌(蕗味噌)」に「塩うに」日本酒に合い過ぎだ。塩うには、ちょうど良い塩加減でホントに美味しかった。親方が言うには仙台朝市で売っているという。ちゃんと店の名前を聞くのを忘れた。今度忘れずに聞こう。



なつかし屋は何度も書いているように、昭和レトロの雰囲気満載のお店だ。僕が座ったカウンターの目の前には、すっかり煤けてどす黒くなった「ペコちゃん人形」が置いてある。ペコちゃんはなんでこんなに煤けてしまったのか?
そして「エイトマンシール」、これは懐かしい。僕が小学校低学年の頃に、丸美屋のふりかけ(のりたまやすき焼きふりかけ)に入っていた。ウチでは弟と寝ていた2段ベッドの頭のところにベタベタ貼っていたことを思い出した。
店の雰囲気も、店内に所狭しと並べてある昭和のおもちゃも、そして親方のもてなし、なかなかあったかい(^.^)




コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする