男声合唱団の有志で、団所縁の酒造メーカーの工場(酒蔵)見学に出掛けた。
酒蔵訪問は今年で17回目だそうだ。
この酒造メーカーには、今回訪問した本社工場の他に、昔ながらの風情を残し高級酒を仕込んでいる蔵もある。去年はそちらを訪問。ほぼ毎年どちらかの工場に伺っているということだ。
今回の本社工場訪問は、ただの工場見学や試飲を楽しむだけでなく大切な目的があった。
それは我が合唱団の委嘱作品(団歌と乾杯の時に歌う曲)を一番最初に工場の皆さんに聴いていただくこと。
曲の歌詞には、この酒造メーカー創立の理念が盛り込まれている。そういう意味では、我々にとってもまた酒造りに励む従業員の皆さんにも特別の曲となった。
だから、正式な初演は5月の定期演奏会になるが、その前に皆さんに聴いていただきたかった。
本社工場には、約40名の従業員の方がまさに手作りで日本酒を作っている。
こちらを訪問する前は、もっとオートメーション化されているのかと思ったが、全くの思い違い。やっぱり手作りの酒は美味いんだなぁ!
ということで、工場見学の後に本社の立派なロビーで歌わせていただきました。
まだ練習中ということもあり、出来はイマイチ?だったかもしれないが、S会長始め事務方の方も含め40~50名の皆さん聴いていただくことが出来た。
我々が歌詞に込めた思いは皆さんにも伝わったと思います。
その後には、美味しいお酒をたっぷり試飲させていただき、我々も大満足で本社工場を後にした。
その夜は「かんぽの宿・松島」で、いつもの通り呑めや歌えやの楽しい宴を。
今回は何年か前の酒蔵訪問の際、偶然出合った仙台在住のHさんもご一緒だったので、パートごとの自己紹介タイムもあり、相当盛り上がった。
普段毎週のように会っているメンバーの自己紹介や近況など、ほとんど聞けないからね。なかなか貴重な宴会でありましたよ。
以下、次号…