呑む気オヤジ/蔵王山麓蓬莱庵便り

蔵王山麓暮らしのオヤジの日記。合唱も映画もドライブも温泉も、たまには俳句も・・・😄

長男のひとり立ち

2010-03-10 | 家族のこと

この春、長男が就職で山梨に行くことになった。
オヤジのようなお堅い?サラリーマンにはなるつもりがなかったらしく、服飾やアミューズメント系を希望していた。
それで採用されたのが、CD・DVDレンタルの会社(トップではないけど大手らしい)。当然、最初は店舗勤務だ。暫くは店舗で勉強してそのうち店長をやって、そのあとは…どうなるんだろうねぇ。

それで最初の配属が、山梨の石和温泉!
息子が「山梨の石和だってさ、知ってる?」と聞くから、「ブドウ畑から50年ぐらい前に突然お湯が湧いて出来た温泉町だ」と教えてやった。
息子「ふ~ん、田舎っぽい…」「そりゃぁ、川崎みたいな都会じゃないさ」「・・・」
一人暮らしはしてみたかったらしいが、いざ決まってみると、そしてそれが田舎暮らしとなると、結構不安らしい。
会社と提携している甲府の不動産会社から借上げ社宅の見取り図が5~6枚届いたので、一緒に見に行ってやることにした。

日曜日、10時過ぎに車で家を出た。首都高速から中央道を走って、2時間ちょいで石和に着いた。
う~ん、駅前にサティはあるけれど、他に高い建物はといえば、温泉ホテルばかりだ。
息子「クルマは多いけど、人歩いていねぇ~」確かになぁ。駅も平屋で小さいし、道は狭いし、まさにブドウ畑ばっかだし…。
不動産業者の営業担当者は、てっきり男性だと思っていたら、うら若きなかなか美人のお姉さんだった。彼女の運転で物件を案内してもらった。
何年目ぐらいなのかね。結構しっかり営業をしている。たいしたもんだなぁ。
我が息子は、この街で果たして一人でやってゆけるのだろうか。なんか、しっかり者のお姉さんを見ていて、オヤジまで不安になってきた。

息子が選んだ部屋は、オヤジも気に入った。
1Kだが、フローリング(今はほとんどがそうらしい)で8畳はある。クローゼットも広いし、水周りも余裕がある。この部屋なら快適だろう。
帰りは首都高が渋滞で3時間近くかかった。結構遅くなったが、川崎で回転寿司を食べて、それから家電製品の買い物でビックカメラへ。
「一人暮らし応援セット」みたいな5点セットを購入した。冷蔵庫・洗濯機・電子レンジ・電気釜・掃除機。それに必需品のTVやドライヤー、etc
立て替えておくけど、就職祝いで買うんだぞ!

一緒にいればお互いにうざったい仲だ。僕も早く息子が独立して自分一人の生活の方がよっぽど気楽だと思っていた。
でも、いざ長男が出てゆくとなると、やっぱり複雑な気持ちだ。
妻が生きていたらどうしただろう。さぞかし世話を焼いたんだろうね。そしてさぞかし寂しがったことだろう。
赤ん坊の頃からニコニコして愛想は良いがナイーブな子供だった。諦めも早くものぐさなのはオヤジが口煩かったせいだろうか。
そのYuが来月から一人暮らし?大丈夫かいな!
次男は相変わらず仕事が深夜に及び、ほとんど帰ってこない。昼間はたまにいるようだが、いったいどこで何をやっているのやら。
長男がいなくなれば、オヤジはほとんど一人暮らし状態だ。一人分じゃ飯を作る気もしない。外食の方がよっぽど経済的かもしれない。
う~ん、やっぱり寂しいね。それに家のことを益々やらなくなりそうだ。
一人ならどうでもいいもんなぁ~。一人はやっぱり、寂しいだろうなぁ~。
コメント
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